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更新日:2025年3月17日
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ヒルガオ科イポメア属(サツマイモ,グンバイヒルガオ,ノアサガオ等)に寄生する熱帯地域由来の昆虫です。
加害されたサツマイモは,悪臭を発するとともに,食すると苦みが生じ,食用はもちろん,でん粉原料用,加工用ひいては家畜の餌としても利用できなくなるなど,世界的なサツマイモの重要害虫となっています。
発生確認年 | 発生確認地域 |
1947年 | 沖縄県(沖縄本島勝連半島)での発生確認 |
1951年 | 沖縄県全域への分布確認 |
1966年 | 鹿児島県(沖永良部島)での発生確認 |
1995年 | 喜界島での発生確認,奄美諸島全域への分布拡大 |
2019年 | 宝島での発生確認 |
2024年 | 移動規制線(北緯29度11分)の北上(宝島含む) |
発生確認年月 | 発生地域 | 防除区域 (発生)面積 |
根絶年 | 備考 |
1997年12月 | 屋久町 | 4,109ha | 2004年 | |
2008年11月 | 指宿市 | 927ha | 2012年 | |
2024年3月 | 鹿児島市・指宿市 | - | 隣接する指宿市側は5月に確認 |