更新日:2025年8月1日
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6月25日,鹿児島地域振興局で「鹿児島地区新規就農者励ましの会」を開催し,新規就農者,指導農業士,女性農業経営士,青年クラブ,関係機関等計44人が参加しました。野菜,果樹部門など就農した6人のうち4人が出席し,就農の経緯や今後の農業への思いなどを共有しました。今後も指導農業士や関係機関と連携し,農業基礎講座や専門講座を開催するなど,新規就農者の早期営農確立に向けて支援します。
6月4日,市・JA鹿児島みらい・JAさつま日置・農政普及課の職員21名参加のもと,担い手等担当者会を鹿児島市役所会議室で開催しました。会では,各機関・団体の今年度の活動計画や担い手サミットに関する情報を交換した後,日本政策金融公庫の鹿児島地区担当者から「制度資金の有効な活用について」と題して(1)経営改善計画書作成のポイント(2)資金相談から貸付決定までのスケジュール(3)融資の判断ポイントなど講話していただきました。今後も関係者と連携を図り,担い手等を育成します。
6月12日に鹿児島市東俣町,6月13日に鹿児島市川田町で,農業用ドローンを利用した「湛水直播」の実証を行いました。鉄黒コーティングした種籾を用い,東俣町は食用米として「ヒノヒカリ」を,川田町はWCS用として「にじのきらめき」を供試しました。種籾が短時間で均一に直播される様子に,参加農家からも高い評価を得られました。今後も関係機関と連携し,生育状況を調査します。
6月13日,日置市で最新のスマート農業に取り組む(株)アグリシア及び日置市と,同社でスマート農業推進に向けた検討会を開催し8人が参加しました。検討内容は,RTK基地局を活用したドローンによる農薬委託散布や,アタッチ型自動操舵システム付き農業機械の導入提案等で,補助金制度や研修プログラムも併せて検討しています。また,令和7年度スマート農業加速化推進事業の活用も視野に入れ,地域農業の新たな仕組みづくりの構築を目指して引き続き支援します。
5月30日,鹿児島地域振興局日置庁舎第6会議室にて,令和7年度日置地区農業青年クラブ連絡協議会総会が開催されました。R7年の会員は3人減の7人(果樹4人,野菜2人,作物1人)となりましたが,会員からは,視察研修やイベントの開催を積極的に行い,活動を充実させることで会員の増加につなげたいとの声が上がりました。農政普及課は,県連70周年記念式典の開催準備も含め,同クラブの活動を支援します。
6月3~4日にJAさつま日置管内の2か所で根深ねぎ栽培講習会と現地検討会が開催され,延べ26人が参加しました。当課では,JAと連携して作成したネギハモグリバエB系統や白絹病,軟腐病等の難防除病害虫及び雑草対策についての防除マニュアルを説明しました。また,高温対策としてバイオスティミュラント資材を併せて紹介しました。現在,病害虫発生は低密度で推移し,梅雨明けが間近に迫る中,新たな防除マニュアルと高温対策に農家の関心が高まっています。
6月4日,日置市で茶加工流通部会部会員13人を対象に一番茶反省会が開催されました。本年度は有機JAS認証茶の生産や需要の高い茶種の製造に取り組んだ結果,ここ数年で最も高い売上を記録し,実績報告時には会場がどよめく場面も見られました。当課は有機栽培に使用可能な肥料や二番茶製造,茶園の更新について説明しました。部会員は有機JAS認証の取得や有機栽培面積拡大に非常に意欲的であることから,引き続き病害虫防除や雑草対策等の有機栽培技術向上に向けて支援します。
5月23日に日置市の(農)田代ビレッジが,5月29日にいちき串木野市の(農)夢ファーム大里が,それぞれ総会を開催し,令和6年度実績の承認及び,令和7年度計画を決議しました。田代ビレッジは,受入農地を守りながら,さといもを主として高収益作物の面積を拡大し,安定的な経営を目指すこととしました。夢ファーム大里はレタスや大麦等を拡大しながら,農地のさらなる受入等を目指します。当課は両法人の経営安定に向けて,経営管理や栽培管理のレベルアップを支援していきます。
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