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私たちが暮らす(くらす)鹿児島県には、たくさんの日本で一番や、世界で一番があります。長~い村や、長寿(ちょうじゅ)の縄文杉(じょうもんすぎ)、ウミガメの上陸数など、一番がいっぱい!
あなたはいくつ知っていますか?
鹿児島県には奄美群島(あまみぐんとう)をはじめ数多くの離島(りとう)があり、離島(りとう)面積は約2,500平方キロメートルです。そこに住む人の数は、平成17(2005)年10月時点で約18万2,000人。面積・人口ともに日本一です。鹿児島県全体の面積約9,200平方キロメートルのうち、約27パーセントが離島(りとう)ということになります。
人が住んでいる7つの島と、人が住んでいない5つの島を合わせ、12の島からできている十島(としま)村。人が住んでいるもっとも北にある口之島(くちのしま)から、もっとも南にある宝島(たからじま)までの距離(きょり)は約130キロメートルも離れ(はなれ)ており、長さが日本一の村です。
日本のロケット打ち上げ施設(しせつ)は鹿児島県にしかありません。
「種子島(たねがしま)宇宙センター」からは、主に技術(ぎじゅつ)試験衛星(えいせい)や地球観測(かんそく)衛星(えいせい)などの実用衛星(えいせい)が打ち上げられています。また、「内之浦(うちのうら)宇宙空間観測所(かんそくじょ)」からは、主に研究目的の天文観測(かんそく)衛星(えいせい)や惑星(わくせい)探査(たんさ)機などが打ち上げられています。
鹿児島は日本で一番宇宙に近い県といえます。
これまでにおよそ200トンの金を産出している菱刈(ひしかり)鉱山(こうざん)は、日本で一番金が採れる(とれる)山です。有名な佐渡(さど)金山はすでに閉山(へいざん)しましたが、産出量は83トンといわれています。数字をくらべると菱刈(ひしかり)鉱山(こうざん)はその2倍以上の量ということになります。
鉱石(こうせき)1トン中に含まれる(ふくまれる)平均(へいきん)の金の量は、世界の主な金鉱山(こうざん)が約5グラムですが、菱刈(ひしかり)鉱山(こうざん)では40グラム以上あり、世界最高水準(すいじゅん)ともいわれています。現在(げんざい)も1年間に7.5トンの金を産出しています。
桜島(さくらじま)だいこんはふつうのダイコンとくらべると、とにかく大きく、直径20~30センチ、重さ10~20キログラムもあります。柔らかく(やわらかく)甘味(あまみ)があり、生(なま)でも煮(に)てもおいしい、まさに、ダイコンの王様です。
平成15(2003)年に生産された重さ31.1キログラム、胴回り(どうまわり)119センチのダイコンは、世界一重いダイコンとしてギネスブックに登録されました。
屋久島(やくしま)にある縄文杉(じょうもんすぎ)は、いろいろな説がありますが、樹齢(じゅれい)7,200年の日本一長生きともいわれる杉で、昭和41(1966)年に発見されました。
木の幹(みき)周りは16.4メートル、高さは25.3メートルで、表面には“こぶ”のようなデコボコがある立派(りっぱ)な風格(ふうかく)の木です。
屋久島(やくしま)では、樹齢(じゅれい)1,000年以上の杉が「屋久杉(やくすぎ)」と呼ばれ、それ未満の杉は「小杉(こすぎ)」と呼ばれています。
姶良(あいら)市にある蒲生(かもう)八幡(はちまん)神社の境内(けいだい)には、国の特別天然記念物に指定されている大きなクスがあります。根の周りが33メートルもある日本一大きな木です。高さ30メートル、幹(みき)の周り24メートルで、樹齢(じゅれい)1,500年と推定(すいてい)されています。
出水(いずみ)平野は世界一のツルの越冬地(えっとうち)です。秋になると寒さがきびしいシベリアから、暖か(あたたか)な場所で冬を過ごす(すごす)ためにツルが渡って(わたって)きます。
昭和26(1951)年に数えた時は241羽だったものが年々増え(ふえ)て、平成9(1997)年からは1万羽をこえるようになりました。世界のナベヅルの大半、マナヅルの約半数のほか、ときどきクロヅル、ソデグロヅルなどもやってきます。
冬を過ごし(すごし)たツルは、2月はじめからシベリアへ帰っていきます。
海岸線が長く、美しい浜(はま)がたくさんある鹿児島県は、日本で一番ウミガメが上陸してくる県です。平成23(2011)年は延べ(のべ)5,400頭のウミガメがやってきて、屋久島(やくしま)に3分の1以上が上陸しました。
鹿児島県では、昭和63(1988)年に日本で初めて「ウミガメ保護(ほご)条例(じょうれい)」をつくり、ウミガメをつかまえたり、卵(たまご)をとったりすることを禁止(きんし)しています。
伊佐(いさ)市の奥十曽(おくじっそ)には、日本一大きいエドヒガンザクラがあります。高さは28メートルもあって、樹齢(じゅれい)600年といわれています。
見物する時は木がとても大きいので、普通(ふつう)のサクラのように近くから見るのではなく、遠くから離れ(はなれ)て見るときれいに見えます。
鹿児島県には竹林がたくさんあり、全部あわせると面積はおよそ1万8,000ヘクタールで日本一です。
中国原産の孟宗竹(もうそうちく)がどのように日本に伝わったかはいろいろな説がありますが、琉球(りゅうきゅう)から薩摩藩(さつまはん)に伝わったのが元文元(1736)年で日本で最初であると、鹿児島市の仙巌園(せんがんえん)の碑文(ひぶん)に書かれています。
霧島(きりしま)市の牧園(まきぞの)町には、昭和12(1937)年に国の天然記念物に指定された日本一大きなお茶の木がありました。
残念ながら、当時の木は昭和20(1945)年に枯れ(かれ)てしまいましたが、現在は2代目の木が霧島(きりしま)市役所牧園(まきぞの)支所(ししょ)で大切に保存(ほぞん)されています。明治時代の終わりころに、初代の木を挿し木(さしき)したもので、樹齢(じゅれい)120年、高さ4.5メートル、枝(えだ)の右から左の先までの長さは6メートルの大きなお茶の木です。
種子島(たねがしま)の中種子(なかたね)町にある坂井(さかい)神社には、高さ8メートル、左右の長さ12メートルとたいへん大きなソテツがあり、日本一大きなソテツといわれています。
ソテツは漢字で「蘇鉄(そてつ)」と書きます。ソテツは弱ってきたら鉄のくぎを打ち込む(うちこむ)と、蘇って(よみがえって)元気になることから、その名がついたようです。
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