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更新日:2020年3月16日

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知事と語ろう車座対話(指宿市)

「聞こう!語ろう!対話の県政」を目指し,全市町村をくまなく回り,県民の皆様の声に積極的に耳を傾け,新しい鹿児島をつくるため,「知事と語ろう車座対話」を2月16日(日曜日)に指宿市で開催し,地域の現状や将来などについて率直な意見交換を行いました。

指宿市会場

  • 日時令和2年2月16日(日曜日)14時30分~17時10分
  • 会場ふれあいプラザなのはな館中央ホール(指宿市東方9300番地1)

主な意見・要望等

  • 現在,焼酎出荷量は鹿児島県より宮崎県のほうが多く,焼酎メーカーは非常に厳しい状況が続いている。地元の販売店等を営業で回って,出荷を伸ばそうと努力しているが,人口の減少,販売店経営者の高齢化などがあり,なかなか出荷量が伸びない状況である。指宿だけの問題ではないので,宮崎県から焼酎出荷量1位を奪還すべく,知事のトップセールスを頑張ってほしい。
  • 漁業に携わる若者が今少ない。このままいくと水産業は衰退し,全国的にも漁師がいなくなる心配がある。漁師の役割は水産物の安定供給であるとともに,国境警備の役割も担っていると思っているので,漁業者を増やすための取組を我々も努力するので,県も支援してほしい。
  • 野菜を輸出する時,有機野菜は海外の方からもすごく喜んで買っていただける。多くの方がSDGsに本格的に取り組むようになってきているので,有機農業をもっと強力に推し進めていくような施策を検討してほしい。
  • 今鹿児島にも,ベトナムなどの海外から多くの方が働きに来ている。指宿市にも多くの方が来られており,皆さん日常会話の日本語はとても上手であるが,専門的な日本語も含め,もっと学べる場所があればと感じているので,そのようなサポートができないか検討してほしい。
  • 県が推進しているロコモ・フレイル(虚弱)予防のための取組は,高齢者で足腰の弱い方や低栄養による心身の弱体化に危機感を持っている方の増加や重症化の歯止めとなり,世の中のニーズに応えた重要な事業だと思っている。我々も引き続き協力していくので,今後も事業を継続してほしい。
  • フラワーパークかごしまは,とてもいい施設なので,団体料金の値下げや年末年始等に実施しているイルミネーション期間の拡大など行うことができれば,県外からの修学旅行生などが訪れる機会もさらに多くなると思っている。フラワーパークかごしまの活用により,とても魅力あるまちづくりができると思うので,検討してほしい。
  • ヘルパーなど介護の現場で働く人手が足りず,募集をしても希望者が少ないため,制度上は利用できる介護サービスが,人手不足で満足に利用できない状況となっている。特に若い方の介護の仕事への興味があまりないように感じている。県でも介護の担い手確保について,今後も引き続き取り組んで欲しい。
  • ふれあいプラザなのはな館については,市と県がそれぞれ所有する建物があるが,施設の老朽化が進んでいるところもあるので,県所有分についての対応や今後の活用についての検討をお願いしたい。
  • どこの地域でも高齢化が進んでいるが,高齢者が元気になることによって,地域も活性化すると思っている。一人で家に閉じこもっていると健康障害も進むと考えており,今,ボランティアの方々が独り暮らしの高齢者の家を訪問するなど,声かけ運動を一生懸命頑張っている。高齢化社会が進むのは避けて通れないが,地元でのコミュニティ事業が非常に大事なので,県にももっと力を入れて進めていただきたい。

指宿市会場の様子

地域の自治公民館連絡協議会会長をはじめ,農業や漁業,商工・観光など各分野に携わっている方々のほか,酒造業や介護施設の方など,様々な方々23名に御参加いただき,地域の現状や将来について率直な意見交換を行いました。

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知事コメント

参加者からは,焼酎の出荷量拡大に向けたトップセールスの実施,輸出を見据えた有機農業の促進,ベトナムなどから来ている外国人労働者の日本語習得のサポート,ロコモ・フレイル(虚弱)予防のための取組の継続,フラワーパークかごしまのさらなる活用方策の検討,漁業や商工,介護などの分野における担い手の確保など,さまざまなご意見・ご要望を聞かせていただきました。
地域の皆さんと一緒になって鹿児島を元気にし,次代を担う子どもたちにバトンタッチしてあげられるよう,今後とも頑張ってまいります。

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