知事とのふれあい対話(北薩地域/阿久根市)を開催しました
県民が安心できる行政づくりに資するため,知事が県民と対話を行う「知事とのふれあい対話」を11月22日(日曜)に阿久根市で開催し,地域の現状や課題,振興策等について率直な意見交換を行いました。
阿久根市会場
- 日時令和2年11月22日(日曜)10時30分~12時30分
- 会場阿久根市B&G体育館(阿久根市赤瀬川2486ー1)
- 出席者15名
- 傍聴者88名
主な意見・要望等
- 水産振興(輸送コスト対策)
都市圏に水産物を輸送する際,送料がネックになる。都市圏における販売をさらに拡大するため,大手の運送業者と連携して全体的に送料を下げる取組を行ってほしい。
- 観光振興(サイクルツーリズムの推進)
日本の中でも風光明媚な薩摩半島の西海岸を,サイクルツーリズムやイベント等にもっと活用できるよう,整備等してほしい。延いては,おれんじ鉄道の活用にもつながると思う。
- 地域活性化
阿久根市は商店街の衰退や交通面の不便さから,市外に出る人が多く,またUターンする人も少ないと感じている。地元で起業したいと考えている若者を応援するような事業を実施してほしい。また,子どもたちが,「阿久根市の良さ」を理解した上で市外に出て行って,都会でいろいろ学んで,人脈を作った上で帰郷することが一番だと思うので,帰郷者を応援するような事業を実施してほしい。
- 特別支援教育
県内では,特別支援教育の需要は高く,特別支援学級も年々増加しているにも関わらず,社会的にはその認識がまだまだ低いので,特別支援を必要とする子どもたちへの理解促進や保護者の思いなどを支援する相談体制の充実をお願いしたい。
- 引きこもり支援
本地域においても引きこもりの支援が課題。国,県で支援を制度化して,安心して相談できるような体制を作ってほしい。
- 新型コロナウイルス関連(休業要請・補償)
休業要請の基準やその補償額について,タイミングに応じて(早期に)明示してほしい。
会場の様子
視察の様子
対話の開催に併せて,地域の交流拠点ともなっている「阿久根駅」の視察も行いました。
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