知事とのふれあい対話(徳之島/天城町)を開催しました
県民が安心できる行政づくりに資するため,知事が県民と対話を行う「知事とのふれあい対話」を10月24日(土曜)に天城町で開催し,地域の現状や課題,振興策等について率直な意見交換を行いました。
天城町会場
- 日時令和2年10月24日(土曜)10時30分~12時30分
- 会場天城町防災センター(同町大字天城427番地)
- 出席者15名
- 傍聴者80名
主な意見・要望等
- 農業振興(サトウキビ)
肥料代や物価が上がり,さらに,ハーベスタによる収穫の作業料金がかかるので,サトウキビ農家の手取りが少ない。サトウキビの買取価格について,島を挙げて政府に要望しているが,県からも後押ししてほしい。
- 農業振興(お茶)
県産のお茶のブランド化を進めるにあたって,知事のトップセールスやPRをお願いしたい。
- 観光振興
新型コロナの影響により,ホテル業は宿泊者が少なく,打撃を受けている。離島において観光客に来てもらうためには,関東・関西・九州からのLCCの直行便の誘致や観光地の整備をしてほしい。また,徳之島はパワースポットの島とも言われているので,そういうことも情報発信してほしい。
- 輸送コスト対策
小売りにおいては,運賃が課題。島外に輸送施設を設けて,消費者に向けて安価な運賃で販売ができないかと考えているが,このことについてアドバイスをいただきたい。
- 港湾整備
天城町には平土野港があるが,群島連携,奄美の世界自然遺産登録に向けた動きの中で,港湾や港湾周辺地区を活用した観光を進めれば,地元の商工業や人・物・お金の流れと連携して何かが生み出せるのではないか。港湾の整備について,力を入れていただきたい。
- 群島間の連携
島の経済は群島間の連携が必要。特に観光や流通,島と島の連携を強化して,群島としてのブランド化を進めていけたらと思っている。
- 教育振興
徳之島の人は,高校を卒業すると高等教育機関の大学や専門学校がないので,学び直すチャンスが少ない。高等教育機関の誘致ができないか。
会場の様子
視察の様子
対話の開催に併せて,徳之島ダム,アマミノクロウサギの観察小屋等の視察も行いました。
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