令和7年度第1回鹿児島県文化芸術振興審議会の開催結果
1開催日時
令和7年8月8日(金曜日)14時から15時25分
2場所
鹿児島県庁行政庁舎18階特別会議室
(鹿児島市鴨池新町10-1)
3出席委員(委員17名中13名出席,敬称略)
石田智子,井原慶一郎,小松恵理子,清水香,村瀬士朗,祝迫正豊,烏野ユリ子,木元歌由莉,白鳥見なみ,新村元植,瀬筒寛之,原口泉,伊藤愛
4公開・非公開の別
公開
5傍聴者
なし
6議題
- 会長及び副会長の選任について
- 県文化芸術推進基本計画(第2期)策定について
- 県文化芸術の振興に関するアンケート調査について
7審議等の内容
⑴会長及び副会長の選出
会長は委員の互選により,副会長は会長の指名により,以下のとおり決定
(会長)小松恵理子(鹿児島女子短期大学名誉教授)
(副会長)井原慶一郎(鹿児島大学教授)
(副会長)原口泉(鹿児島県文化協会会長)
⑵事務局説明及び議事に対する質疑・意見交換
「6議題」2・3について,事務局から説明を行い,第2期計画の施策体系(案)及びアンケート調査(案)等について,意見をいただいた。
ア第2期計画の施策体系(案)に係る主な意見
- 基本理念の「観光・まちづくりなどの関連分野との有機的な連携」が個別施策(観光振興や地域づくり)に限定され,全体施策として捉えられていない。多くの施策が,観光,まちづくり,福祉,教育,国際交流などの他分野と関係していることから,施策全体として有機的な連携に取り組むべきである。
- 現在,県内の文化芸術の情報が点在しており,一元化されていない。「文化芸図術に関する情報の整備・発信」を強化するためにも,文化芸術の情報を集約するポータルサイトを作ることが望ましい。
- 今回新たに追加する施策「外国人の文化芸術活動の促進」については,県在住外国人を中心に,相互の文化交流が促進されるようにしてほしい。現在,書道文化がユネスコに無形文化遺産として提案されているので,外国人との文化交流に活用していただきたい。
- 「文化ボランティアの育成」や「企画・運営・広報などを担えるプロデューサー人材の育成」,「文化施設の充実や地域における活動の場の充実」については,大学とも連携しながら施策を進めていただきたい。
- 「所蔵品のデジタル・アーカイブ化」については,各施設が別々のデータ形式で保存することがないよう,県としてのデータ公開の方針等,具体的な基準を明確に打ち出してほしい。
- 第2期計画について,5年間で実施した施策を明確に示した上で策定すべきである。
イアンケート調査(案)に係る主な意見
- 第2期計画の施策体系(案)に合わせ,アンケートの調査対象に,県在住外国人の方や外国人関連団体も追加してほしい。
8問合せ先
鹿児島県観光・文化スポーツ部文化振興課文化企画係
電話:099-286-2537
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください