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更新日:2022年12月23日

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黒田清輝筆「赤き衣を着たる女」

黒田清輝筆『赤き衣を着たる女』画像

黒田清輝(1866~1924)は,鹿児島藩士黒田清兼の子として生まれ,幼くして叔父で明治政府の高官黒田清綱の養子となった。1884年法学研究のためフランスに留学するが,1886年になると西洋の絵画に興味を示すようになり,ラファエル・コランに入門し,本格的に絵の勉強を始めた。1893年帰国するが,明るい外光的表現の作品を発表すると日本画壇に大きな衝撃を与えた。この作品は,1912年第6回文展に「習作」の題で出品されたもので,『黒田清輝日記』の明治45年6月3日月曜日の項に「夕刻モデルニ據リ庭前ニテ赤衣半裸體ノ習作ヲナス」とあり,さらに5日にサインを入れたとの記事から制作の様子がわかる。

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