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ホーム > 健康・福祉 > 疾病予防・健康づくり > 生活習慣病 > 循環器病 > 救急の備え~チェックFAST(ファスト)で救命率向上を!~

更新日:2021年2月24日

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救急の備え~チェックFAST(ファスト)で救命率向上を!~

「脳卒中」を予防しましょう!

「脳卒中警報」発令中!
~鹿児島県の脳卒中死亡率は全国平均の1.3倍です~
(標準化死亡比(SMR)は全国の1.1倍です)

  • 脳卒中の治療は一刻をあらそいます。
  • 発症後すぐであれば,脳の血管に詰まった血のかたまりを溶かす薬(t-PA)を点滴で投与する効果的な治療法によって,救命率を高め,また後遺症も軽くなる可能性が高まります。
  • t-PAは発症後4.5時間以内の場合のみ行える治療法です。治療前の検査に1時間程度かかりますので,症状が出てから遅くても2時間以内を目安に,できる限り速やかに受診することが重要です。
  • でも,本人は,症状に気づかなかったり,とりあえず様子をみてみようと受診をためらったりしがちです。
  • 周囲の人が,脳卒中による異変に気づき,素早く受診させることが大切です。

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周囲が気づく,脳卒中の症状~チェックFAST(ファスト)~

顔(Face)・腕(Arm)・言葉(Speech)の異変に気づいたら

発症時刻(Time)を確認し,すぐに(Fast)119番!

  • あなたの周囲にいる人に,「何だかいつもとちがう,もしかして脳卒中?」と感じる異変があったら,以下の3つのチェックポイント(顔の麻痺,腕の麻痺,言葉の障害)を確認しましょう。
  • どれか1つでも該当したら,発症時刻を確認して,すぐに119番に電話しましよう。

Face(顔の麻痺)

  • 「にっこり笑ってください」と,笑顔を作るようお願いしてください。
  • 麻痺があると,顔の片側が下がったり,ゆがみがみられたりします。

Arm(腕の麻痺)

  • 「手のひらを上に向けて,両腕を上げてください」と,両腕を上げて前に伸ばした状態を維持するようお願いしてください。
  • 麻痺があると,片腕が上がらなかったり,上がっても維持できずに下がってしまいます。

Speech(言葉の障害)

  • 「今日は天気が良いと言ってください」と,短い文章をいつも通り話せるかどうかを確認してください。(「今日は天気が良い」以外の言葉でも構いません。)
  • 麻痺があると,なかなか言葉が出てこなかったり,話せてもうまくろれつが回らなかったりします。

Time(発症時刻)

  • 顔の麻痺,腕の麻痺,言葉の障害のどれか1つでも該当したら,「脳卒中」の可能性が高いと言えます。
  • 症状が出た時刻を確認して,すぐに119番に電話しましょう。(発症時刻は医師が治療法を検討する際に重要な情報になります。)

 

自分で気づく,脳卒中の症状

脳卒中では,以下のような症状が突然起こります。

  1. 片方の手足・顔半分のまひ・しびれが起こる。
  2. ろれつが回らない,言葉が出ない。他人の言うことが理解できない。
  3. 片方の目が見えない,物が二つに見える。視野の半分が欠ける。
  4. 経験したことのない激しい頭痛がする。
  5. 力はあるのに立てない,歩けない,フラフラする。

わすかな症状でも放置せずに,すぐに病院へ行きましょう!

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保健福祉部健康増進課

電話番号:099-286-2717

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