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食産業

日本一の農産物がたくさん

鹿児島県の主な産業は農業です。日本一の農産物がたくさんある鹿児島県は、令和5(2023)年の農業産出額(がく)が全国で第2位、九州の中では第1位でした。

令和6(2024)年のサツマイモの収穫量(しゅうかくりょう)は21万8,300トンで日本一です。

 

南国の温暖(おんだん)な気候を利用して4月上旬(じょうじゅん)から始まる新茶は、日本一早い「走り新茶」として有名で、鹿児島県は国内有数のお茶の産地でもあります。令和6(2024)年の荒茶(あらちゃ)生産量は全国第1位。「かごしま茶」は、さわやかな香り(かおり)、コクのある味が特徴(とくちょう)です。

 

また、さまざまな柑橘類(かんきつるい)やトロピカルフルーツも生産されています。令和4(2022)年の収穫量では、タンカンが全国第1位、令和3(2021)年の収穫量では、マンゴーが全国第3位でした。

 

そのほか、奄美(あまみ)や南薩(なんさつ)地域を中心に、キク、ユリ、グラジオラスなどの花き(かき)生産も盛んに行われています。令和5(2023)年産の品目別作付面積は、グラジオラスやソリダゴが全国第1位、レザーリーフファン、観葉植物が全国第2位、キクは全国第4位と、全国でも有数の花の産地です。

日本有数の畜産県

鹿児島県は、温暖(おんだん)な気候や広大な畑地に恵まれ(めぐまれ)ています。このような地域の特性を十分に活かして、鹿児島県の畜産は、全国有数の規模(きぼ)に発展(はってん)しています。

令和5(2023)年の鹿児島県の畜産産出額(がく)は全国第2位で、鹿児島県の農業産出額(がく)の約7割を占めています。黒毛和種の肉用牛の飼養(しよう)頭数、豚の飼養(しよう)頭数、ブロイラーの飼養(しよう)羽数は、いずれも日本一です。

水産業でも日本一

鹿児島県には、南北600キロメートルにわたる広い海域(かいいき)と、水深(すいしん)200メートル以上ある深い錦江湾、そしてたくさんの離島があります。このように海に囲まれ、海の恵み(めぐみ)をたっぷり受けている鹿児島県は水産業も盛ん(さかん)で、日本一がたくさんあります。

令和4(2022)年のブリ養殖(ようしょく)生産量は全国シェアの25.5パーセントを占めており、日本一です。カンパチ養殖(ようしょく)生産量も全国シェアの56.9パーセントを占めて日本一です。

 

また、鹿児島県はマグロ生産県でもあります。令和4(2022)年のクロマグロ養殖(ようしょく)生産量は全国シェアの17パーセントを占めて全国第2位。

そのほか、令和4(2022)年のウナギの養殖(ようしょく)生産量は全国シェアの41パーセントを占めて日本一。令和4(2022)年のかつお節の生産量も全国シェアの72.3パーセントを占めて日本一です。

豊かな食材でつくる、さまざまな食品

豊か(ゆたか)な農林水産物を使った食品加工業も盛ん(さかん)で、サツマイモを使ったお菓子(おかし)や、柑橘類(かんきつるい)の中で最大のボンタンを使った郷土(きょうど)菓子(かし)「文旦漬(ぼんたんづけ)」など、いろいろつくられています。大人たちが大好きな焼酎(しょうちゅう)も原料はサツマイモなどで、生産量は日本一です。

「かごしまブランド産品」の指定、「かごしまブランド団体」の認定

鹿児島県では、「かごしまブランド確立運動」の充実・強化に向けて、鹿児島県を代表する農畜産物を「かごしまブランド産品」として指定し、当該産品を生産・出荷等する一定の基準を満たした団体を「かごしまブランド団体」として認定しています。

定された団体は、産地づくりや販路拡大において、県のサポートを受けることができます。

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