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ホーム > 県政情報 > ようこそ知事室へ > 知事記者会見 > 令和4年度 > 令和4年4月15日定例知事記者会見

更新日:2022年4月15日

ここから本文です。

令和4年4月15日定例知事記者会見

時:令和4年4月15日(金曜日)午前10時00分~午前11時05分

場所:6階大会議室(県庁6階)

動画版を見る(外部サイトへリンク)

「ムーブかごしま」からもご覧いただけます。

※この会見録は発言をそのままではなく,文章とする際読みやすいように整理したものです。

【質問事項】

1.新型コロナウイルス感染症対策(1)
2.馬毛島へのFCLP移転計画(1)
3.米軍無人機の鹿屋基地への一時展開
4.新型コロナウイルス感染症対策(2)
5.災害時の避難等
6.センテラス天文館開業に係る知事所感等
7.ウクライナからの避難者支援等
8.今後のクルーズ観光
9.新型コロナウイルス感染症対策(3)
10.水俣病認定訴訟
11.馬毛島へのFCLP移転計画(2)
12.新型コロナウイルス感染症対策(4)
13.馬毛島へのFCLP移転計画(3)
14.新型コロナウイルス感染症対策(5)
15.原油高対策等
16.知事の政治姿勢
17.新型コロナウイルス感染症対策(6)
18.若手職員からの働き方改革に関する提案等
19.新型コロナウイルス感染症対策(7)
20.原子力発電所への武力攻撃等
21.原子力安全・避難計画等防災専門委員会等

(広報課長)
ただ今から,知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
会見の円滑な進行のため,数字の確認等詳細事項の御質問につきましては,追って担当課に御確認くださいますようお願いいたします。
それでは幹事社の方,進行をお願いいたします。

(幹事社)
本日もよろしくお願いします。
まず,始めるにあたってのお願いです。発言される方は挙手をしていただいた上で,スタンドマイクを使って社名とお名前をおっしゃっていただくようお願いします。
携帯電話は,マナーモードの設定をよろしくお願いします。
本日は発表事項がないということですので,早速県政一般についての質問に移ります。
まず最初に川内原発関連以外の質問とし,その後に川内原発関連の質問とさせていただきたいと思います。
それでは最初に幹事社から質問させていただきます。

1.新型コロナウイルス感染症対策(1)

まずコロナ関連で2点お伺いします。県民割やブロック割が始まりましたが,ゴールデンウィークに向けてのコロナ対策をどう考えていらっしゃるかという点と,もう1つが,昨日,出水市の認証店でクラスターが発生しました。これの受け止めと県としての今後の対応をお聞かせください。

(知事)
まずゴールデンウィークに向けてのコロナ対策ということでございます。やはりゴールデンウィークになりますと,旅行に出かける方も多かったり,いろんなイベントも多く開催されるということで,人との交流が活発化するという意味では,感染拡大のリスクというものが存在すると思っております。
したがいまして,県民の皆さまには3連休の前にもお願いしましたとおり,三密を避ける,手指消毒をしっかりする,あるいは食事等の機会におけるマスクの着用など,基本的な感染防止対策の徹底ということをお願いしたいというふうに思っております。また,ワクチンの接種も徐々に進んできておりますが,やはり若い方での新規感染者の確認というものが非常に大きなウエイトを占めておりますので,希望される方は早めの接種をお願いしたいと思っております。
県の方でも,4月26日から5月1日まで,鹿児島市と霧島市において大規模接種の会場を設置することとしております。19日から予約を開始することにしておりまして,鹿児島市において2,100人,霧島市で1,400人だったと思いますが,大規模接種の会場を設置いたしますので,ぜひワクチン接種に御協力いただきたいと思っております。
また,変異株のBA.2系統にだいぶ置き換わってきているということで,感染のスピードが非常に速いということですので,感染された方がさらにその次の方に感染させるということをできるだけ防ぐという意味で,感染に不安のある方,あるいは少しでも症状のある方はPCR検査を受けていただくということで,感染の拡大をできるだけさせないように注意していただければと思っております。
2点目の,出水市における第三者認証店でのクラスター発生については,大変残念なことだと思っております。事態を聞いてみますと,認証の調査のときに置いてあったアクリル板が置いてなかったり,食事の提供の際は個別に皿に乗せて提供するというのを,そういった形ではなく大皿で提供していたりということがあったり,あるいは従業員の体調管理が十分でなかった,マスクの着用が不十分であったというような,お客様の方の協力の不十分という点もあったようでもありますが,お店の方の態勢の問題というものがあるように聞いておりますので,これも改めてまた調査した上で今後の対応を決めることになろうかと思いますが,4月14日付でこの第三者認証の効力を一時停止しているところでございます。今後また第三者認証店に対しては,改めて認証項目についての感染防止対策の徹底を依頼しているところでございまして,県としては認証店に対する調査等も引き続き実行していくこととしております。

2.馬毛島へのFCLP移転計画(1)

3.米軍無人機の鹿屋基地への一時展開

(幹事社)
私からは,馬毛島と鹿屋の無人機配備についてお尋ねします。まず,馬毛島への自衛隊基地とアメリカ軍の訓練の移転について,先日,今月6日に防衛省が西之表市に環境アセスメントの準備書案を示しました。この際に,知事が以前からおっしゃっていた,戦闘機が想定する経路を外れて馬毛島上空を飛んだ場合の騒音予測が盛り込まれていない,盛り込まない方針を国がこの場で示しております。この点について知事の御見解を伺いたいのと,鹿屋基地への無人機の展開について,早ければ春にも展開するという話もありましたが,その後目立った情報がない中で,県の方に新たな情報が入っているのか,今後の推移をどのように御覧になっているのか教えていただけないでしょうか。

(知事)
馬毛島の環境アセスメントの方法書に対しての知事意見ということで,専門家の皆さんあるいは地元の自治体の皆さんの御意見も踏まえて出しているところであります。それに対しての,防衛省の方の調査を行った上で準備書が県あるいは地元の市町村にも近いうちに示されるのではないかと思っております。それに先立って先般,西之表市と国との協議の場で概要が示されたと。そこには,今おっしゃったような,飛行経路を外れた場合の影響がどうなるのかということが盛り込まれていなかったということでありまして,その協議の過程で防衛省の方がそこに盛り込まれていないことについて,今後,調査といいますか,そこは準備書の中にも入っていないというようなことをおっしゃっているということは聞いております。
準備書が正式に出てきた段階で,どういう考え方でそういう取扱いになっているのかということも確認した上で,地元の市町村とも話をして,県としてどういうふうな,また次の準備書に対しての意見というのを述べるかということを検討していきたいというふうに思っております。
次の鹿屋の件については,アメリカ軍と自衛隊,防衛省の方で現地調査をさまざま行ったと聞いております。たしか3月18日に調査を終えたというふうに聞いておりますが,その後は県あるいは地元に何ら特段の動きは入ってきておりませんのでよく分かりませんが,その調査をした内容について政府なり米軍の方でいろいろ御検討されているのだろうと思っております。
今後の日程については,そういった意味では,特段何も私どもの方にはお話を伺っておりません。

(幹事社)
ありがとうございます。
それでは,各社から質問をお願いします。

4.新型コロナウイルス感染症対策(2)

(記者)
よろしくお願いいたします。
新型コロナに関して伺います。3月末に,知事は,第7波の到来が危惧されるというふうな認識を示していらっしゃいました。その後,700人規模の感染者が続いています。今の感染状況の認識をどのように見ていらっしゃるかお聞かせください。

(知事)
まん延防止等重点措置を解除して以降,緩やかに新規の感染者数が減ってきておりましたが,3連休の後からまた非常に高い水準で新規の感染者が確認されてきております。連日700人規模のものが確認されているということで,新規の感染者数という意味では非常に感染が拡大している状況だと思っておりますが,それが第7波なのか,第6波がずっと続いているのか,というのはなかなか難しいところではありますが,いったん収まりかけたものが,全国的にもまた非常に再拡大しているという意味では,第7波といってもいいぐらいの状況になっているのではないかと思っております。

(記者)
先ほど,特に若い世代のウエイトが大きいという御発言がありました。その中でも10歳未満の子どものウエイトが,毎日一番を占めています。その中でも5歳から11歳のワクチン接種に関しては,努力義務が適用されていないということもあり,親御さんも様子を見たり,判断に迷っていらっしゃる方もいらっしゃるようです。知事は,この世代のワクチン接種に関してはどのように見ていらっしゃいますでしょうか。

(知事)
なかなか難しいところだと思っていまして,政府の方に,小さなお子さんに対しての,ワクチンの効果や安全性についての考え方というものは,しっかりと説明していただきたいということは全国知事会等においても意見を申し上げているところであります。そういう意味で,メリット・デメリットそれぞれ保護者の皆さんがご判断いただくための情報提供ということをしっかりやっていく必要があると思っております。そうした上で,希望される方に対してはしっかりとその機会を提供していくということが,必要であると思っております。

5.災害時の避難等

(記者)
私からは災害時の避難について質問したいと思います。
熊本地震の前震から14日で6年を迎えました。熊本地震では車中泊が相次いで,新型コロナウイルス禍で国も分散避難を勧めているという状況があると思います。鹿児島県内の市町村では,避難所の外に避難した住民の居場所の把握に難しさを感じている傾向があるようですので,分散避難時の避難者の把握について質問させていただきたいと思います。
知事は,分散避難時に避難者の居場所を把握する必要性をどのように認識していらっしゃいますでしょうか。また,県として市町村に,避難者を把握する取組を進めるよう促すお考えはありますか。避難者の把握のために,県が主体となって行う取組等はありますでしょうか。また,その予定等もありましたらお聞かせください。

(知事)
災害時には,各市町村において避難所を設営して,必要のある方はできるだけそこに避難していただく,ということだと思っておりますが,必ずしも皆さんが避難所に行くということではなくて,災害の種類にもよりますが,例えば津波であれば高い所に住んでいる方は垂直避難で自宅ということもありますし,それぞれの災害の状況において安全な場所に避難していただく,ということかと思います。
避難所の設営をするということで,コロナの感染拡大で収容能力が変わってきているということで,市町村に対してはコロナ禍における避難ということを前提に,十分な避難所を確保するようにということでお願いをしているところであります。それとは別に,今おっしゃったような車中泊のような,いろんな事情によってプライバシーの問題や,近くが入れなかったというようなことで車中泊などをされる方もいたりということで,避難の形態もさまざまあると思っております。
そういう中で,やはり自治体としては,食料の提供や水・生活物資の支援ということが行き届かない可能性が出てくる,ということかと思います。そういった意味では,いかにこの避難物資を避難所以外の方にもしっかり行き届くようにするか,ということが大きな課題ではないかと思っております。そういった観点で,県の方からは市町村に対して,避難者の分散避難している方も含めてその把握に努めるようにというお願いもしているところではありますが,なかなか実態としてそこの把握がしづらいという課題が残っているのだろうと思っております。
そういった点で,いろんな自治体の例も勉強はしつつありますが,避難所において,避難所以外の方にも物資の支援・配給をするということで取りに来ていただく,あるいは避難所等において避難先の登録をしていただく,というようなことで把握に努める等,いろんなやり方があると思っております。あるいは防災アプリを使うなど,いろいろとこれからまたそういった検討をしながら,今申し上げたようなことを市町村とも連携しながら取組を進めていきたいと思っております。

(記者)
もう1点,改めて車中泊について質問させていただきます。知事は,車中泊について推奨しないお考えか,それとも避難の一つの手段として勧める考えがあるか,その位置付けを改めてお聞かせください。

(知事)
車中泊というより,自宅等における避難のできない方については,車中泊においてはエコノミー症候群などいろんな課題もあると思いますので,できるだけ避難所の方に行っていただくというのがいいのではないかと思いますので,あまり推奨するつもりはありませんが,やむを得ず車で避難所に行ったけれども入れずに,そこからまた移動することが危険な場合には,その場で車中泊せざるを得ないというような場合もあるかもしれませんので,そういった場合には車中泊するという場合もあるということを考えて,県・市町村で体制をしっかりと考えていく必要があると思っております。

6.センテラス天文館開業に係る知事所感等

(記者)
よろしくお願いします。私から1点質問いたします。
先日,天文館にセンテラス天文館が開業して再開発が進んでいると思いますが,センテラスの開業に伴って天文館とその周辺地域の回遊性に何か変化があったかなど,知事がお考えのことをお聞かせいただけると幸いです。

(知事)
先般,センテラス天文館という大変立派な施設がオープンしたということで,中心部のにぎわいというものが出てきているのかなと思っております。コロナの関係で,天文館の人出の状況というものをグラフにしたものを見ても,センテラス効果というのが,昼間において非常に顕著に出ているというふうに思っております。天文館の方に伺っても,だいぶ人が出てきていてにぎわっているお店,行列ができているような店も,周辺のお店で出てきているというような話もお伺いしております。そういったことで,これから波及効果というものがまたほかの所にも出てくることを期待したいと思っております。

(記者)
この天文館のまちづくりに関連した質問ですが,天文館に隣接する,より海側の地域もこれからいろいろな建物や施設が建って,開発が進んでいくと思います。天文館中心部の開発との一体性を知事はどのようにお考えでしょうか。

(知事)
中央駅から天文館,そしてウォーターフロントあるいは鹿児島駅周辺につながる中心市街地の開発がいろいろ進んでおります。この中で,やはり街の回遊性をどのように確保していくのか,歩いてどういうふうに楽しんでいただけるかということを基本に考えながら,まちづくりをこれからしていく必要があると思っております。
そういった意味では,中心市街地の天文館の商業施設あるいは飲食店といった繁華街に,どうやって人を呼び込むかということで,今回,県の方で基本構想を決定しましたスポーツ・コンベンション施設,これもそういった回遊性を前提として集客をして,中心市街地の活性化に貢献できるようにしていく必要があると思っておりますし,それ以外の本港区エリアのまちづくりについても,これから関係の皆さんと協議しながら,面としての鹿児島市の全体としての中心市街地の発展にどうやってこれをつなげていくか,ということが大事だろうというふうに思っております。

7.ウクライナからの避難者支援等

(記者)
先日,ウクライナ関係の知事会があったと思います。改めてお伺いしたいのですが,今ウクライナの避難民の方が来られたり,若しくはそれぞれの自治体に入られている状況もあると思います。県として,今どういう対応を行っているかということと,今後検討されている対応,どういった形で支援していくかというあたりをお願いします。

(知事)
ウクライナの避難されてきた方への支援ということで,知事会の方でも政府と協議をしたりしておりますが,市町村の方でも,生活保護等を受ける場合にはさまざまな生活支援をしていただくということがございますし,県としても宿舎の提供あるいは教育面でのいろんな相談のサポート,そのほかにやはり言葉の問題というのが非常に大きいと思っておりますので,翻訳機を提供したり入手したりというようなことが必要になってくると思っております。そういったことで生活的な支援,それからいろんな相談にはのっていくということかと思っております。

(記者)
具体的に,今後どういった形で県としてやっていくかというような,今される具体的なことは。

(知事)
具体的にと言いますか,今具体的に既に取り組んでいる住居の提供や生活の支援ということを,今後来られる方に対しても引き続き行っていくということを考えております。

8.今後のクルーズ観光

(記者)
クルーズ船に関して1点お伺いします。
鹿児島県のクルーズ船寄港数は,2019年に156回だったものが,2020年に7回,昨年は3回となっています。今年も7月までに20回が予定されていますが,この激減について県知事としてはどのようにお考えでしょうか。

(知事)
クルーズ船については,やはりコロナの影響が非常に大きく出ているというふうに思っております。そういう意味で,多くのインバウンドを含めて鹿児島県の観光への影響が大きくなっているということで,今後,また鹿児島に,最初は海外のインバウンドというよりは国内のクルーズ船を鹿児島の,今度世界自然遺産にもなりました奄美や,屋久島,沖縄,こういった所とも連携した旅行商品の造成や誘致といったことを,しっかりとこれからまた増やしていきたいと思っております。

9.新型コロナウイルス感染症対策(3)

(記者)
よろしくお願いします。
新型コロナ関連の予算の使いみちなどの,それが適正だったのか,そうした見直し議論なども少しずつまき起こってきていますが,そうした中で,私からは,行政検査として行ってきたPCR検査についてお尋ねしたいと思います。
鹿児島では,医療機関でこの行政検査としてのPCR検査を行ってきました。他県では保健所で行う県も多いのですが,なぜ鹿児島では医療機関で行ってきたのか,知事の考えをお聞かせください。

(知事)
すみません,私もそのあたりの区別がどういう考え方でなっているかということについては,あまりよく把握しておりませんが,実際に外来で来られる方が発熱してやっているというケースが結構あるのではないかとは思いますが,あるいは保健所のマンパワーの,キャパシティーの問題といったようなこともあるかと思いますので,そこはまた確認したいと思います。

(記者)
結果,鹿児島の場合,医療機関で検査を行っているために,自己負担が発生している現状があります。具体的には,初診料や医学管理料など1,000円から2,000円ほどの自己負担を県民に強いている状態です。これについていかがでしょうか。

(知事)
病院で検査する場合には,今おっしゃったような診察行為が伴うということで,普通の単体の検査ということではないということで,そこの部分の経費がどうしてもかかってしまうということかと思います。

(記者)
私たちの取材の中では,受ける検査,具体的に保健所から案内される医療機関によっては,自己負担の金額が人によって変わってしまっている現状があるのです。これについていかがですか。

(知事)
人によって違うのですか。

(記者)
はい。要は,病院によって,医療機関によって,どの部分を診療報酬として加算するのかが病院によって違う。例えば院内トリアージ料を取っている所もあればそうですし,例えば案内された医療機関が,2度目・3度目の病院であれば初診料はかかりませんし。ですので金額に差が出てしまっている現状があります。

(知事)
そこらは医療の,医師がその現場でどういう診察行為をしたかということで変わってくるところがあるのでしょうが,そこのところまで,こういう形での診察行為の内容までは,なかなか行政の方からは難しいかなとは思います。その再診というのが,またそれもたまたまなのか,そこで希望を取ってというところまでが,保健所の今の,感染状況にもよると思いますが,そこの配慮というのがなかなか難しいところはあるのかもしれないと思っております。

(記者)
例えば福岡市などは,失礼しました福岡県です。福岡県などでは,事前に,県が医療機関と契約を結んで,医療機関でかかった分のお金を医療機関側から県に請求してもらう形で,全て県民にはお金がかからないような状態を作っているのですが,いかがですか。

(知事)
それは,先ほどの初診料などを県の方に請求するということですか。

(記者)
はい。

(知事)
あー,どうなのでしょうね。そういうやり方がどういう考え方で整理しているか,そこら辺はまた勉強してみたいと思いますが。

(記者)
行政検査というのは,そもそもお金がかからない,自己負担がかからないという概念のもと成り立っているものだと思うのですが,PCR検査の場合は,鹿児島の場合はお金がかかってしまっている。そういった違いが県によって現れてしまっている状況があるのです。医療機関で行っている合理性というか,そのあたりがなかなか私は,取材している中で見出せてこないという見えてこない部分があるので,ぜひ知事の考えが聞けたらなと思っているのですが。

(知事)
各県の状況等もまた,考え方を聞いてみて整理したいと思います。

(記者)
ただ,新型コロナというのが始まってもう2年以上経過している状況ですよね。PCR検査というのはまん延を防ぐために行う,非常に全国で注目されてきた問題だと思うのですが,改めて取材をして,こんなにも自治体によって差があったということに私は驚いたのです。お金が県民にかかっているという状況に,なかなか事前に県民に説明をしていない状況,周知されていない状況で検査が進められてきたのではないかと思うのですが,いかがですか。

(知事)
そこら辺はあまり周知が,行政検査をする際に,保健所の方から連絡していくらくらいかかりますよということまで言っているかどうかということがよく分かりませんが,その辺がおそらく,取材されてそんなのは聞いてなかったという人が多分いらっしゃるということかと思いますので,その辺の周知のしかたについてももう一回確認して,検討したいと思います。

10.水俣病認定訴訟

(記者)
水俣病についてお伺いします。
胎児性患者と世代が重なる被害者互助会の7名の方が,3月30日の熊本地裁の判決を受けて,先日,正式に控訴手続をされました。それに対する知事の受け止めをお聞かせください。
もう1点,水俣病の認定申請をして頑張っていらっしゃる方や,各種訴訟も今続いている状況です。改めて,水俣病患者の救済について知事がどのようにお考えか教えてください。

(知事)
裁判の件については,県としてもしっかりと訴えの内容をお伺いしながら,訴訟の場で見解を示していくということかと思います。
また,水俣病の患者の皆さん,非常に長い年月にわたって苦しんでいらっしゃる方がまだかなりたくさんいらっしゃるということでありますので,そういった方々に対しての救済ということについては,国・県でしっかりと取り組んでいく必要があると思っております。

11.馬毛島へのFCLP移転計画(2)

(記者)
よろしくお願いします。馬毛島への基地計画で伺います。
報告書に知事意見を求めていると思いますが,この求めた理由を改めて聞かせてもらえますか。経路外を飛んだ場合の測定を求めていると思いますが,その理由です。

(知事)
飛行機の騒音に対しての住民の皆さんのさまざまな不安等があるということで,デモフライトなども行っていただいたりしましたが,しっかりと環境影響評価の中でどういった騒音があるのかということを調べるというのが基本ではありますが,住民の皆さんの御意見,地元の自治体西之表市の御意見の中で,当初予定している飛行経路だけではない,外れた場合についても調査すべきではないかという御意見も踏まえて県としてそういったものを国の方に提出したということです。

(記者)
知事意見として国に求めたものが,防衛省は,今の段階では盛り込まないという方針を示しているのです。知事意見は重いと思うのですが,それが無視されてしまうと,今後しこりになりかねないと思うのですが,この盛り込まないという現時点での方針について,知事として改めてどう思っているか。

(知事)
これ以外にもさまざま多くの意見を述べておりますが,それをどの程度,どういうふうに防衛省の方で判断して,どういう理由で,盛り込んでいたり盛り込まなかったり,いろいろあると思いますので,そこらの考え方を聞いた上で,また地元の御意見等も踏まえて,意見書として提出したいと思っております。

(記者)
先日,岸防衛大臣が鹿児島県にも来られた時に,国と地元は同じ方向を向いているという発言がありましたが,県としては国と同じ方向を見ているという認識なのかどうか,聞かせてください。

(知事)
国が県と同じ方向を向いていただけるということであれば,非常にありがたいことだと思います。

(記者)
では,県としては,まだ国と同じ方向ではないということですか。

(知事)
国がどちらを向いているか,向いている方向がどうだから一緒と言っているか,ということがよく分かりませんが,県と同じなのかどうか。私どもは一貫して,環境影響評価等によって環境への影響,あるいは住民の暮らしへの影響がどうなっているかということを示していただく必要がある,ということを申し上げておりますので,そういったことで,国がどういう方向を向いていらっしゃるのかということは,その発言の中身についてそれ以上聞いておりませんので,よく分からない,というのが正直なところです。

(記者)
賛否については,評価書が出た段階で表明するという立場に変わりはないですか。

(知事)
環境影響評価の中身によって,ということだと思っております。

(記者)
その段階で判断を示してしまうと,もう手続の最終場ですから,遅いという見方もあるのですが,それについていかがですか。

(知事)
遅いと言いますか,そういう判断材料が出る前に判断しようがないのではないでしょうか。

(記者)
それを見てから,という。
以前,うちのインタビューなどで,止める権限というのはなかなかないという,手続上の話と見られますが,どのように県としての懸念や意思を国の方に反映させていくか,改めて聞かせてください。

(知事)
法令上の手続の中で,県がこれを止めるということが何かがあるかというと,必ずしもそういったものはないというふうに思っておりますが,県があるいは市が懸念していることがあれば言うことはできますので,その辺の考え方についてはしっかりと国に,言うべきことは言っていきたいと思っております。

12.新型コロナウイルス感染症対策(4)

(記者)
よろしくお願いします。第三者認証店についてお伺いします。
先ほど,出水の方の第三者認証店のクラスターのところで,アクリル板が最初の段階ではあったが,結局クラスターが発生したときはもうなかったということで,店によってきちんと第三者認証店であるべき姿を保っているかどうかも分からないところもあるかと思います。知事も先ほど,改めて調査するとおっしゃいましたが,そうした,今後の第三者認証店への立入検査というか,抜き打ちみたいな,そういうところは今後どのように考えているか,もし今しているのであればまたその辺の状況も教えてください。

(知事)
この立入調査は,今回をきっかけにということではなくて,これまでも随時一定量をしてきております。具体的な数が何件かは記憶にありませんがやってきておりまして,そういったことを引き続き行っていきたいと思っております。

(記者)
それは抜き打ちという形ですか。

(知事)
はい,抜き打ちです。

(記者)
それによって,取り消されたケースというのもあったのですか。

(知事)
これまではありません。

(記者)
これまではないということなのですね。では,今回の出水で感染者が出たということで,一時停止という措置になっているのですか。

(知事)
これがまた,改めて実態を確認した上で取消しということになれば,初めてのケースだということです。

(記者)
今回の出水の件を受けて,その検査を強化するというお考えはありそうでしょうか。

(知事)
強化すると言いますか,必要な項目についてはこれまでもしっかり見てきておりますので,これをしっかりと続けていこうと思っております。

13.馬毛島へのFCLP移転計画(3)

(記者)
先ほどの馬毛島の質問に関して追加で伺いたいのですが,以前の会見で,知事は,県としての考えは,準備書以降に示すとおっしゃっていたと思いますが,その準備書以降というのは,準備書が出てすぐというか,そのあたりのタイミングで示すということでよろしいのでしょうか。

(知事)
準備書が出て,その準備書に対しての専門家の御意見等も踏まえる必要があると思っておりますので,そこの内容を評価した上での判断になろうかと思いますし,そこでまた,準備書の内容次第ではさらに評価書の中身を見る必要があるかもしれませんし,そこら辺はまだはっきりとしないところであります。

(記者)
準備書が出て,とりあえず準備書が出てその内容を見た上で,そのタイミングで示すのか,もう少しいろんな意見を聞くのかを判断するということ。

(知事)
そうですね,その中身を評価した上でということになると思います。

(記者)
確認ですが,準備書の手続の中で,また住民説明会や知事意見というタイミングが出てくると思いますが,県としての考えというのは,知事意見というものとは別に,何か所感的なものを示すという認識でよろしいのでしょうか。

(知事)
そこら辺はまだ,どういう形で示すということは,はっきりしておりませんが,少なくとも知事意見は述べますので,それを踏まえた上で,そこに書き込むのか,あるいはまた改めて別になのか,どういう形でやるかということは,まだはっきりとは決めておりません。

(記者)
賛否という形で示すかどうかということについてですが,現時点では,どういった形で示すかというところ,今の見通しはいかがでしょうか。

(知事)
そこはまだよく分かりませんね,中身は。

(記者)
賛否という形で示すとは限らないという。

(知事)
そうですね,県としての考え方を整理するということで,それがそういう○×というようなものなのか何なのか,そこらはまた中身を考えてということだと思います。

(記者)
示す上で,知事としての,賛否とは限らないと思いますが,コンセプトというか,どういったことを重視した上で県としての考えを盛り込む,県として意思表示すると考えていらっしゃるのでしょうか。

(知事)
これまでも申し上げておりますが,やはり住民の暮らしへの影響,環境への影響,こういったところが皆さんの一番の懸念事項だと思っておりますので,その辺がどういうふうになるのか,ということを踏まえての判断だと思います。

(記者)
何らかの,国に対してもっとこうすべき,こうしてほしいというような,そういったニュアンスのものを示すという。

(知事)
そういうこともあるかもしれませんね。

(記者)
度々すみません。
馬毛島の関連で,地元西之表市の副市長らが,先日,山口県の岩国基地周辺を視察されました。あと防衛省と地元西之表市の間には協議の場も設けられているわけですが,この協議の場そして視察などが,事前に公開されない,場所もどこを視察するかなども,なかなか我々マスコミに伝えてもらえず非公開の状態で行われています。本来であれば,住民たちの不安を解消するという意味においては,全て公開でやるべきものではないかと感じるのですが,知事はどのように感じますか。

(知事)
そこら辺は中身がよく分かりませんが,視察先を公開しないというのは,たしかここの地域の施設の方々への配慮だというふうに言っていたと思いますので,その辺の見た成果がどうであったか,見た後の中身の報道ということを事後的にでもしていただければいいのではないかと思いますが,その辺のやり方は国と市の間で,どうやって透明性を保つのか,あるいは住民の皆さんにどういうふうに情報発信をするのか,ということについては対応していただければいいのではないかと思います。

(記者)
知事としては,透明性確保,あと地元の不安を解消するために大切なことというのは,どのようなことだと考えますか。

(知事)
防衛省の方に,住民の皆さんが疑問に思っていること,知りたいことというのをしっかり市が把握して,協議の場において防衛省の方から情報提供していただくなり説明を受ける。それをきちんと市民の皆さんに明らかにする,あるいは説明するということが最低限必要なのではないでしょうか。

14.新型コロナウイルス感染症対策(5)

(記者)
質問内容が変わりますが,先ほど私が質問させてもらったPCR検査についてですが,取材をしていく中で,県民に自己負担を強いているのが九州では,自己負担を強いる形を基本としているのは,九州では唯一鹿児島県だけだったのですが,この事実については,知事はどのように考えますか。

(知事)
それは何ですか,自己負担を強いる形というのは,自己負担をしているのが鹿児島,実質的にしているのは鹿児島だけということですか。

(記者)
それを基本としている。例えば例外で,日常的には,基本的には保健所で検査を行って,完全無料で行っている県が多い中,鹿児島県は医療機関で行っているが故に,診療報酬分の金額を県民に負担してもらっている状況があるのですが。

(知事)
それは,普通の県は保健所でやっていて,それが基本になっていて,例外的に病院に行った時にはお金を払う必要があるけれども,基本は自己負担のない形での検査体制ができていると。

(記者)
はい。九州では唯一ということです。

(知事)
そうですか。そこは,九州というか全国の中でどうなのかということも含めて,先ほどと同じように,なぜ保健所でできないのかというようなことも含めて,実態を聞いてみたいと思います。

(記者)
よろしくお願いします。経済対策について1点お伺いします。
コロナの収束がなかなか見通せない中で,今後の経済対策をどう進めていくか,特に世界自然遺産登録された奄美大島・徳之島を含む奄美群島では,夏の観光シーズンに向けて観光客の入込みに期待が大きいところであります。経済対策について,今後どう進めていくか,知事のお考えをお示しください。

(知事)
経済対策については,国の方でも対策をとりまとめるということになっているようでありますが,県としてはこの前議決していただいた予算を基に,まずやはり新型コロナウイルスの感染の拡大,これをできるだけ抑えていく必要があると思っておりますので,ワクチン接種の促進や無料のPCR検査の実施といったようなことを皆さんに御協力いただき,基本的な感染防止対策の徹底ということをお願いしていきたいと思っております。
それに加えて,飲食あるいは観光といったところで,非常にこの感染拡大の影響が大きいと思いますので,需要喚起策としての飲食でのぐりぶークーポンの発行といったことの再開,あるいは安心して飲食していただける,宿泊していただける第三者認証制度の推進といったようなことを引き続き行っていきたいと思っております。
また,観光については,今こそ鹿児島の旅第2弾を今実施しておりますが,これを継続し,また国の方でその後に行おうとしているGoToトラベルの鹿児島県版というようなことをしっかり取り組む。また,特に奄美・徳之島の世界自然遺産の登録を契機とした観光プロモーションとしての,屋久島あるいは沖縄と連携したツアーの造成,プロモーション活動といったようなことも含めて,しっかりと対応していきたいというふうに思っております。

15.原油高対策等

(記者)
よろしくお願いします。ガソリンについてお尋ねします。
鹿児島県は全国的に見てもガソリンの価格が高いのですが,知事はいわゆるトリガー条項の凍結解除については,どのようにお考えでしょうか。

(知事)
政府の方の経済対策で,トリガー条項の凍結解除は難しいということになりそうだと聞いておりますが,やはり財源をどうするかということや条項の対象とする範囲がどうかというようなことも課題としてある,と聞いておりますので,それであればそれに代わることとして,経済対策の中でのガソリン価格の軽減策というものをしっかりと行っていただきたいと思っております。

(記者)
トリガー条項の凍結解除はすべきだとお考えですか,そうすべきでないとお考えですか。

(知事)
そういったことも含めて検討はしていただきたいとは思いますが,政府の方の判断としては,今のところ難しいということでお考えだと聞いております。

(記者)
地方の財源も減るということのようですが,例えば鹿児島県でどれくらい減るというような試算はされているのでしょうか。

(知事)
鹿児島県だといくらでしたか,全国ではたしか1,300億円だったと思っておりますので,大体鹿児島県が全国でいろんな経済規模でいくと1%と仮定すれば,13億円程度の影響があるのかなと思っております。

16.知事の政治姿勢

(記者)
もう1点,話題は変わりますが,先日,野村哲郎さんの事務所開きに知事は御出席されていましたが,どういった経緯だったのでしょうか。

(知事)
あれは,野村先生の事務所の方から,ぜひ来ていただきたいという要請があってお伺いしました。

(記者)
私の理解では,知事は政党との距離感というのは,与野党を問わずニュートラルなのかなと思っていたのですが,少し自民党に軸足を置き始めたということなのでしょうか。

(知事)
いや,特に自民党だからということで,前回の衆議院選でもそういう話はありましたが,そういうつもりではなくて,鹿児島県の農業・農政に関しての代表的な,農家を代表する,守る方ということでお伺いしようと思った次第です。

(記者)
では今後,また御案内があったら,出陣式に行ったり,決起集会に行ったり,そういうこともあるのですか。

(知事)
そこは日程の都合次第だというふうに思っておりますけれども。

17.新型コロナウイルス感染症対策(6)

(記者)
よろしくお願いします。
繰り返しになりますが,改めて,第三者認証店,県の看板を掲げているということで店を訪れた方もいらっしゃいます。そういった方も,訪れて感染してしまったと。その辺の県としての責任について,知事はどのようにお考えでしょうか。

(知事)
第三者認証店ということで,県がしっかりと調査した上で認証を与えているという意味において,県の方の責任が問われると思っております。今後こういうことがないように,しっかりと第三者認証店に対しては認証項目についてのしっかりとした対応をお願いしたいと思いますし,先ほど申し上げた巡回調査も徹底してやっていきたいというふうに思います。

(記者)
先ほどと重なるかもしれませんが,立入調査を行ったけれども,取消しを行った経緯はない,店はないとおっしゃいました。立ち入ったけれども店側がしっかり対策をしていなかったというケースはあったのでしょうか。

(知事)
いくつか問題点があり,指摘して,指導して,改善していただいたケースはあったと聞いております。

(記者)
その対策をしていなかったことについて,店側に罰といった,今後こういうことがないようにと口頭での注意だけで済むでしょうか。

(知事)
その中身によりますが,指導で十分なケースであったというふうに聞いております。

(記者)
結果として,こういう結果になってしまうと,本当に県の認証店は大丈夫なのかと言われても仕方がない状況だと思うのです。本当にチェックがチェックになっていたのかという点について,知事はどのようにお考えでしょうか。

(知事)
チェックがチェックになっていたのかというのは,今までのチェックした所については,おおむねしっかりとした対応を取っていただいていたということかと思いますが,だんだん数も増えてきておりますので,そういったところについてはしっかりと対応するように改めて注意喚起をしたいと思いますし,また,実際に行かれた方から通報等があって行くケースもありますので,ぜひ,県民の皆さんからもいろんな御指摘をいただければ,日々改善していくように努力していきたいと思います。

18.若手職員からの働き方改革に関する提案等

(記者)
よろしくお願いします。
3月末に,県庁の若手職員が働き方改革の提言書を提出しましたが,改めて知事の受け止めをお願いします。

(知事)
働き方改革というのは非常に大事な課題だと思っております。組織の中に長くいるとそれが当たり前になってしまうということがあって,なかなか業務のプロセスの改善,イノベーション,そういったことが難しくなってくるという面もありますので,今年は4月に入庁される皆さんにも新鮮な目で県庁の業務のあり方についてしっかり見ていただいて,おかしいのではないかという疑問点等あれば,遠慮なくどんどん提案してほしいということを申し上げたところであります。
そういった意味で,3月末に若手職員のチームでいろんな改善点の要望がまとまったということは,非常に素晴らしいことだと思っております。上司が思う以上に,部下はよく上司を見ているということがあると思います。その中で,無駄なのではないかという業務も結構あるんじゃないか,あるいは若い方が意見を出せるような仕組みをちゃんと作ってほしい,上司に気付きを与えるという意味での360度評価といったようなものの導入を検討してほしいなどのさまざまな意見・提案をいただいたということで,こういったことについては県の幹部もしっかりと受け止めて,今後の改善に努めていく必要があると思っております。

(記者)
一番の上司である知事にとって,耳の痛い提言・意見はありましたか。

(知事)
耳が痛いというか,その後のいろんな意見交換の中でも,上司には直接言いにくい,あるいは組織の中でそういったことを言いにくいというような,そういうことが一部職員からもありましたので,やはりその辺の風通しのよさというものをこれからももっと追及していく必要があるな,ということは実感したところです。

(記者)
4月以降,もう早速できることをしていることはありますか。

(知事)
まだ,そこは年度始まって何かやっているか,ということについては確認はできていませんが,順次,ハード面・ソフト面両方あると思いますが,一部デジタル化の職務環境と言いますか,パソコンを家に持ち帰って定常作業だけでない通常の業務みたいなこともできるように,というようなことは一部できるようになったのではないかなとは思っていますが,まだまだ慣れないところがありますので,これからまた,何と言いますか,高度化していく必要があるというふうには思っておりますが。

19.新型コロナウイルス感染症対策(7)

(幹事社)
幹事社から,コロナについて補足で伺いたいことがあります。
まず,第三者認証店のクラスターについてですが,いわば第三者認証というものの信用が今回崩れるような,そういった形になったと思いますが,これについて知事の御見解を改めて伺いたいのと,政府は新型コロナについて,まん延防止等重点措置については現状では考えていないとしていますが,県として改めて,独自の時短要請などの対応を検討されているのか教えてください。

(知事)
第三者認証店については,今日いろんな御意見・御質問等もいただいているところでありまして,やはり県としては,いろんな感染リスクの高いところについて,まず感染防止対策を底上げしていくという観点から,この第三者認証というのは非常に重要な制度で,それがなければ県民の皆さんが安心して飲食や宿泊ということがしていただけなくなるという意味で,ワクチン接種・PCR検査・第三者認証店の促進ということをしっかりと推進していくべきだ,というふうに考えてこれまでも行ってきております。
この第三者認証店については,他県と比べても鹿児島県においてはチェック項目も非常に多く,しっかりとした審査をした上で行ってきているというふうに考えておりましたが,やはりこれは継続的に,お店の側も,認証を受けた側はしっかりと責任を持って対応していただく必要がありますし,実際そこで飲食をするお客さんにも,アクリル板をはずしたりマスク会食をしないで大声で話す,といったことをしないようにやはりお互いに協力しながらしっかりと感染防止に取り組んでいくということが必要になると思っております。
そういった中で,今回のケースでは飲食店の側あるいはお客さんの両方において,第三者認証店としての認証項目に反するようなことがあったということで,非常に残念でありますし,そのほかのお店でもこういったことが行われているということではないと信じたいと思っておりますが,飲食店の側でもしっかりともう一回改めて,安心してやはり飲食の需要を回復させていくためにも一緒に取り組んでいく必要がある,ということをもう一回再認識していただいて,しっかりとした取組を行っていただきたいというふうに思っております。
それからまん延防止等重点措置の適用については,現時点における本県の感染状況を見ますと,新規の感染者数は毎日のように700人規模で出ておりますが,病床の使用率について見ますと30%台後半まで今少し上がってきておりますが,一時は20%を切るくらいまでになっておりました。まだそこまでの医療の提供体制がひっ迫している状況ではないと思っております。また,重症患者もしばらく0でしたが昨日1になり,中等症が一時期16・17人だったところ,今28人まで少し増えてきています。ですから,これをしっかりと,若い人中心の感染になって軽症者が多いということではありますが,これが今後高齢者の方に波及していかないようにということで,しっかりとした感染防止対策,新規感染者の低減に努めていく必要があると思っております。
今申し上げたようなことで,新規の感染者数は多いのですが,病床の提供体制がそこまでひっ迫しているという状況ではないということでありますので,現時点においてまん延防止等重点措置を国に申請するということは考えておりません。

(幹事社)
他に質問のある社はいらっしゃいませんか。
それでは県政一般についての質問は終了したいと思います。
続きまして川内原発関連について質問のある社はお願いします。

20.原子力発電所への武力攻撃等

(記者)
よろしくお願いします。ウクライナにおける原発への武力攻撃の見解についてお伺いします。
鹿児島県も原発立地県ということで,今回のウクライナへの武力攻撃を受けて,川内原子力発電所内にテロ対策施設は設けているけれども,武力攻撃や軍事攻撃については想定されていないというような関係者の声も上がっています。そうした中で,県民の中にもやはり原子力発電所自体が武力攻撃の対象になり得るということで不安の声が上がっているような状況を聞いております。知事は,今回のウクライナにおける武力攻撃をどのように受け止めていらっしゃるか,武力攻撃の対象になり得るリスクの有無についても併せて,今回の武力攻撃の所感をお聞かせください。

(知事)
ウクライナとロシアの間での,ロシアのウクライナ侵攻ということ自体あってはならないことだと思っております。その中でまた核の使用をほのめかすようなこともやってはいけないことだと思います。それで,原発への攻撃というのもそれに匹敵するようなことで,絶対に行うべきではないというふうに思っております。
そういった中で,原発の立地県としてはそういうことがないように,まずはそういった戦争行為が行われないようにしっかりと外交努力を行うべきだと思いますし,そういったことがある場合には,県・国の方で安全保障上の一環として,そういったことを阻止するような対応をしっかり取っていただきたいと考えております。
全国知事会でも,3月30日に政府に対してそういった内容の要請を行っているところであります。

(記者)
今,全国知事会のお話もありましたが,福井県知事は独自に,原発立地県として,国に対して原発周辺の迎撃体制の充実を要請するというケースもありましたが,鹿児島県が今後独自に,国に対して何かを要望したり既に要望している,というようなことがありましたら教えていただきたいのですが。

(知事)
これまで,独自にやったということはありませんし,今のところそういった予定というのは特にはしておりません。

(記者)
併せまして,国の方でも原発周辺域における警備体制の強化ということは岸田首相が発言されて,検討していきたいというようなお話もあったかと思いますが,鹿児島県としても,福井県が原子力施設警備隊を,県警の方でそういった専従の組織を持っていますが,鹿児島県としてもそういった県独自に,何かそういう警備体制の強化や安全対策の強化といったようなものを何か考えている,あるいは今後検討していくような予定等がありましたら教えてください。

(知事)
今のところ,県警察あるいは海上保安庁等におけるそうった警備隊を結成するというようなことを本県独自で行うという予定はありませんが,万が一武力攻撃事態になった場合には,県警察・海上保安庁の意見を聞いた上で,事業者である九州電力に対して警備の強化等を要請するというようなことは,計画の中にも入っていたかと思います。

21.原子力安全・避難計画等防災専門委員会等

(記者)
原子力専門委員会の分科会についてお伺いします。
知事は年始の会見で,分科会に批判的な委員を追加するということを検討するという発言をされましたが,先ほどの3月議会で対象者がいなかったということで追加しないことを明言されました。そのリストはどのように作成されたのでしょうか。

(知事)
リストの作成は,まずは,たいら県議からいただいたリストがあり,またさまざまな各県・国での類似の原子力の安全に関する委員会のメンバーリストというようなものをベースに,それに加えて県民連合からいただいた推薦者のリスト,そういったものを加えて検討したというふうに聞いております。

(記者)
聞いておりますということなので,これは担当課などの事務方レベルが作って,知事が作ったのではない。

(知事)
私が集めてということではありません。

(記者)
事務方がリストというものを作られたということですか。

(知事)
はい,今申し上げたような形でのリストを集めて作って,それを基に検討したということです。

(記者)
今のお話ですと,たいら県議が出された対象者は全て盛り込まれているということなのでしょうか。

(知事)
全てそこの中も含めて,その中で専門分野がどういう方かということを含めて検討しております。

(記者)
それでも対象とされる方がいらっしゃらなかったという結論だったということですね。

(知事)
はい,そういうことですね。

(幹事社)
ほかに御質問のある社はいらっしゃいませんでしょうか。
質問がないようですので,これで終わります。

(広報課長)
それでは,これをもちまして,知事の定例記者会見を終了させていただきます。

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