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ホーム > 社会基盤 > デジタル・情報通信 > DXに係る県の取組 > 鹿児島Digi-1グランプリ2023の結果について

更新日:2024年10月3日

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鹿児島Digi-1グランプリ2023の結果について

tirasi(PDF:141KB)

県内の各地域が直面する課題をデジタル技術を活用して解決し,暮らしの利便性向上に繋がる優れた取組等を表彰する「鹿児島Digi-1グランプリ2023」を開催しました。
応募された皆様,ご来場の皆様,誠にありがとうございました。
受賞された皆様,おめでとうございます。
zentai

 

 

 

 

 

 


(受賞団体の全体記念写真)

下記のページから,より詳しくご覧いただけます。
https://www.mbc.co.jp/digi-1gp/(外部サイトへリンク)

(参考)
この鹿児島Digi-1グランプリ2023において,民間企業の部で準グランプリを獲得した社会福祉法人恵仁会の取組が,国の「Digi田甲子園2023」において,「審査委員会選考枠間企業・団体部門」において準優勝となりました。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/koshien/index.html(外部サイトへリンク)

 

開催日時・場所

令和5年11月18日(土曜日)12時00分~16時00分(うち表彰式は13時00分~15時10分)
センテラス天文館1Fスクエア

受賞団体

令和5年7月から9月まで民間企業の部・オープンの部・自治体の部の3部門で募集を行い,計40件の応募がありました。デジタルに関して知見のある有識者からなる審査員が審査を行い,同年11月18日にセンテラススクエアで表彰式を行いました。

民間企業の部

グランプリ

南国タケシタ薬局株式会社
応募タイトル「三位一体(三方よし)のDX改革」

<審査員の講評>
・作業分析に基づいた導入
業分析を行い,解決したい課題に焦点を絞ったうえで,複数店舗がある中で全体的な業務効率化を実現している。
・三方良しのアプローチ

企業にとっても,従業員にとっても,顧客(利用者)にとっても効果のある取り組みとなっている。
・しっかり得ている導入効果
投資は最小限にとどめ,技術も普及したものを使いながら汎用性の高いシステムを導入している。今後の展開も期待できる。

準グランプリ

社会福祉法人恵仁会
応募タイトル「すぐに効くペーパーレス改革~稟議書等電子化~」

<審査員の講評>
・福祉現場でのシステム運用で成果
サービス自体はパッケージの利用であるが,しっかりと現場に導入,運用,そして成果を出している。効果も数値で計測しており,システム導入の進め方としても良い事例である。
・業務の中での課題発見と働き方改革
書類を持っての移動や決裁にかかる時間,文書検索など現場での課題を分析して進めている。利用しているユーザーの声からも,本来やりたかった業務へ時間がシフト出来ていると評価が高かった。
福祉サービスを推進する県としての普及への期待
鹿児島県は福祉事業に携わる人口も利用する人口も多く,主要な産業となっている。人材不足も叫ばれる中,こうして効率化できるサービスを現場に導入して,福祉サービスの高度化にデジタルが貢献できる期待は大きい。

この取組は,国の「Digi田甲子園2023」において,「審査委員会選考枠民間企業・団体部門」において準優勝となりました。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/koshien/index.html(外部サイトへリンク)

特別賞

南九施設株式会社
応募タイトル「ハイブリット工事黒板~アナログ感触,デジタルのスピードで~」

<審査員の講評>
特別に選定の理由:変化への抵抗感を減らして普及を図る好例
・誰も取り残されないデジタル活用
DXというとデジタル・ネイティブが先行し,取り残される世代がいることが懸念される。本件では,そうしたアナログ派の現場の方々にも配慮して,大きなホワイトボードの一覧性を大型ディスプレイへ違和感なく移行させ,タッチパネルも採用しデジタルへの抵抗感を少なくした工夫は素晴しい。
・デジタルデータを使った業務分析とデータ活用
手書きをデジタル変換することで,共有や保存性は高まっている。案件分析などのアプローチも素晴らしい。
・働き方改革
従業員の抱えていた業務でのストレスをデジタルで解決できている。

オープンの部

グランプリ

株式会社オービジョン
応募タイトル「専用システムの活用による野菜・果物の鹿児島県内流通の促進」

<審査員の講評>
・ビジネスモデルに組み込まれたデジタル活用
現業とうまく連動しており,ビジネスモデルにデジタル活用を埋め込んでいく良い事例として評価できる。
・鹿児島らしいサービス
食糧自給率の高い鹿児島県として,野菜や果物の流通を身近に行なうという鹿児島らしいサービス。
・シェアリングエコノミーの進展への期待
労働力不足が課題となる中,駅間の輸送は通勤・通学を利用するという今後のシェリングエコノミーにつながる動きである。地域通貨やポイント制にまで展開されると良い。サービスとして運送の確実性という不安の解消は今後の課題。

準グランプリ

鹿児島大学水産学部
応募タイトル「海洋ビックデータを利用したモジャコ漁スマート化技術開発」

<審査員の講評>
・県の主要産業である漁業の効率化に寄与
衛星データの活用により効率的な漁業が可能になり,就業人口の減少が著しい鹿児島県の漁業が「儲かる漁業」になることにデジタルが貢献する可能性が見える。
・衛星データをアセット(資産)として産業活用できている
既に打ち上げ済の衛星で取得されたデータを産業に活用し,産業の課題の解決に利用する事例として評価でき,今後他分野での活用に道を拓くことが期待される。
・宇宙産業の推進の事例
ハードウェアだけでなく,衛星データというソフトウェアの分野でも,昨年「宇宙ビジネス創出推進自治体」として内閣府から選定された鹿児島県としては,今後活用が期待され,その事例として注目される。

特別賞

岡本雅生
応募タイトル「県内小学校における授業支援システムの開発」

<審査員の講評>
特別に選定の理由:少人数教育の多い鹿児島にフィットしたユースケース
・教育分野でのデジタル活用
学校における教員の負荷低減は国全体でも重要なテーマである。アプリが共有できることで負荷が少なく楽しい授業が可能になり,学力も向上する効果が期待できる。
・ゲーミフィケーションによるコンテンツの魅力化
質問の回数,授業評価のフィードバックによりポイントが付与される点において,従来のゲーミフィケーションを超えたアイデアが新しく面白い。教育の分野でも魅力的なコンテンツは重要。
・離島を多く抱え,少人数学習環境の多い鹿児島県での期待
離島や小規模校においても小学生が仮想的に大規模教室を体感できる点は,鹿児島県にフィットしたユースケースとして今後の期待も大きい分野であり,先例として評価できる。

自治体の部

グランプリ

鹿屋市デジタル推進課
応募タイトル「施設利用オンライン申請(マイナンバーカード活用)」

<審査員の講評>
・デジタル活用普及のアプローチについて
デジタル・ネイティブ世代が利用する子育て支援施設から導入し,無理なく効果を実感できている。全ての層に全面適用が難しい場合,抵抗感が少ない層から展開していく例として参考になる。
・市民の利用実績と高い評価
既に実績として95%がオンライン申請となっているということから見ても市民のインフラとして定着しており,かつ利用者の満足度もきちんと計測し,高いことは評価が高い。
・個人認証の基本としてのマイナンバー活用
マイナンバーは個人認証のしくみとして今後の基本となるが,まだ活用場面が少ない。私が私であるということを認証するための仕組みとしてマイナンバーは自治体サービスの基本となる。本件は良い先行事例である。

準グランプリ

奄美市デジタル戦略課
応募タイトル「奄美市公式LINEからの「投稿・報告」」

<審査員の講評>
・一次データ入力とバックグラウンドの処理の仕組み
住民の報告を利用率の高いLINEにしていること,その後の処理をAPIを活用してシームレスにしていること,対応した記録が残る仕組みにしていること,などデジタル化の手本となる事例。
・庁内業務の省力化・効率化
庁内の業務も削減し,サービスの質も向上している。他の業務や他の自治体での活用も期待できる。水平展開されれば災害や離島が多い鹿児島県では効果が極めて大きい。
・市民参加の行政サービスという視点
LINEの活用による市民が気軽に市政に参加できる仕組みづくり,市民の声が行政サービスに届いていることが見える仕組みづくりは,自治体のDXとして価値が高い。

特別賞

指宿市デジタル戦略課
応募タイトル「戦略的な広報DX」

<審査員の講評>
特別に選定の理由:人口減少社会におけるSNSの徹底活用
・SNSの徹底活用
行政機関は多くのSNSアカウントを保有しながら活用していないことも多く,課題だという認識は持つものの放置されるケースも少なくない。指宿市は,様々なSNSツールを駆使して目標達成に向けてしっかりと工数をかけ実行している。
・普及度の高さ
フォロワー数も多く,浸透している。社会(ソーシャル)との接点を増やし,そこに頻度高く質の高いコンテンツを流していることは評価が高い。
・実績
ふるさと納税額やイベント参加者数で実績をしっかりあげている。

問い合わせ先

鹿児島Digi-1グランプリ2023運営事務局(MBC南日本放送テレビ営業部内)
平日:9時30分~17時30分
TEL:099-254-7113
MAIL:digi1@mbc.co.jp
「鹿児島Digi-1グランプリ2023」に関して,公式ホームページはコチラ
https://www.mbc.co.jp/digi-1gp/(外部サイトへリンク)

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総合政策部デジタル推進課

電話番号:0992862388

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