更新日:2023年2月22日
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薩摩半島の南東端、指宿市の中心に位置する周囲約15kmのカルデラ湖。湖表面積(11平方km)は九州で最大、最大深度(233m)は日本第4位。
湖の南東部尾下沖約1km付近には、水面下約42mを示す円頂丘が存在し、湖形成後に生じた湖底火山丘といわれ、大変珍しいものである。体長2m近いオオウナギが棲息し、幻の怪獣「イッシー」の湖として有名。
水面標高295m、直径約500mの円形の湖。最大水深は約3.5mで、西側3分の1は泥炭形成植物により湿原化し、浮島もある。ヨシ・ススキ・コシダなどが主要植物で、水面にはジュンサイ類が漂う。暖地で泥炭が形成される例としては他にないため、この植物群は国の天然記念物に指定されている。
湖畔は桜の名所となっており、県立自然公園に指定されている。
長径1.3km、周囲4kmの円形の火口湖。ごく一部を除き30~100mにおよぶ急ながけで囲まれ、深山幽谷の湖という趣がある。
コイ、フナ、オオウナギなどが生息し、昔1.5mもある鰻が釣り上げられたことから、この名前が付けられたという説もある。
東北端の狭小な斜面にある鰻温泉は、指宿市唯一の単純硫黄泉で、昔から皮膚病に効果があるとして湯治客も多く、明治7年には、明治維新の立役者、西郷隆盛も1か月間滞在した温泉地として知られる。
上甑島にある甑四湖と呼ばれる小湖沼群のうち最大の池で、湖表面積0.52平方km、最大水深約23m、湖岸線の長さ約6km。
この池はいわゆる汽水湖(海水と淡水が混じり合った湖)で、湖水は海水の浸入によって塩辛い。海岸や小湖沼など他では見られない奇観が楽しめ、釣り客や観光客も多い。
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