ホーム > 健康・福祉 > 疾病予防・健康づくり > がん対策 > がんに関する相談・患者支援 > 患者支援 > 粒子線がん治療費の利子補給制度について
更新日:2023年3月27日
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(*)公的医療保険が適用される小児腫瘍,前立腺がん,骨軟部腫瘍,頭頸部悪性腫瘍,大型の肝臓がん,肝内胆管がん,局所進行膵がん,局所大腸がん術後再発については除きます。
【内容一部抜粋】
粒子線治療とは,陽子や重粒子(炭素イオン)などの粒子放射線のビームを病巣に照射する放射線治療法の総称です。X線による一般的な治療に比して,よりがん病巣に合わせて放射線を照射できる利点があります。現在医療で実施されているのは,陽子線治療,重粒子線治療(炭素線)のみとなります。
陽子線治療では,陽子(水素原子の原子核であり,正の電荷を持つもの)を体内に照射します。これらはX線やγ(ガンマ)線と比べて,放射線をあてるところ,あてないところが正確に区分けできるため,副作用が少ない特徴があります。
「陽子線治療(※保険適用の可能性あり)」
小児の限局性の固形悪性腫瘍,骨軟部腫瘍,頭頚部悪性腫瘍(口腔・咽喉頭の扁平上皮がんを除く),前立腺がん
「重粒子線治療(※保険適用の可能性あり)」
骨軟部腫瘍,頭頚部悪性腫瘍(口腔・咽喉頭の扁平上皮がんを除く),前立腺がん
(※保険適用の可能性あり)とは,当該がん種のうち,特定の医学的状況において,公的医療保険適用の可能性があるものをあらわします。当該がん種であっても,適用にならない場合があります。
保険適用の可能性があるもの以外に,陽子線・重粒子線治療は,先進医療として行われているものもあります。一般に,保険が適用される医療以外の陽子線・重粒子線治療の部分は自己負担が必要です。
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