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更新日:2022年3月17日

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農政普及課現地農業情報(令和4年1~2月)

鹿児島・日置地域共通

鹿児島地域サツマイモ基腐病対策プロジェクトチームの発足と対策の推進

さつまいもは,鹿児島・日置地域においても重要な作物ですが,サツマイモ基腐病の被害が拡大しており,蔓延防止が喫緊の課題となっています。そのため,県アクションプログラムに基づき,1月12日に地域でプロジェクトチーム(振興局,市,JA等)を発足し,地域方針を作成しました。関係市村の推進地区を中心に,健全ほ場の確保等の総合的な対策に,関係者が一体となって取り組みます。

鹿児島地域

女性組織「ポタジェファム」が組織設計と企画立案を学ぶ

1月18日,農林水産省補助事業「地域の女性グループ研修(第4回)」がオンラインで開催され,女性農業者の組織「ポタジェファム」会員7名が参加しました。この研修は,昨年10月から毎月1回開催されており,最終回となる今回は,組織体制の見直し,マルシェ企画のまとめを行いました。この研修で学んだことが,組織の共通目標の明確化,専門チームの創設(マルシェ・商品開発・情報発信・コミュニケーション)につながり,今後の活動の充実が期待されます。

桜島大根コンテストで52点が重さなどを競う

22回目を迎える世界一桜島大根コンテストが,1月29日,鹿児島市桜島農林事務所2階で開催されました。52点の出品があり,一般の部(総合部門,重量部門),団体の部(学校部門),幼稚園・保育園部門に分けて審査が行われました。総合部門で重量24.6kgの大根が,重量部門では30.45kgの在来種が優勝しました。2位と3位は28kg以上の県育成品種の「桜島おごじょ」で,生産者の技術向上がうかがえました。今後も「桜島おごじょ」を主力にした,桜島大根の産地育成に取り組みます。

家族経営協定の推進を図る

農政普及課は,関係機関と連携し,家族経営協定の締結と見直しを進めています。今年度は,新規就農の経営体を対象に推進を図り,協定意義の説明や家族での話し合いの進め方を指導し,認定新規就農者2経営体と後継者の2経営体が締結しました。協定締結には,協定の目的・意義及び効果への理解促進が重要なため,家族従事者の現状や,その役割の変化に対応した協定締結(見直しを含む)ができるように,推進方法を工夫して取り組んでいきます。

日置地域

ASIAGAP HIOKI茶部会が日置市生ゴミ堆肥の活用を開始

日置市の家庭の生ゴミは回収・堆肥化され,「よかんど!」として販売することで,焼却施設からのCO2排出を年間700t削減しています。ASIAGAP HIOKI茶部会では,1月14日に日置市の会員の出品茶園にこの堆肥を散布しました。今後,収穫され製造する一番茶を,品評会へ出品するとともに,商品として仕上げて市内物産館で販売する予定です。農政普及課は,堆肥「よかんど!」の有効活用と,有機JAS適合資材登録の手続き,SDGsに向けた持続可能な茶生産等を支援していきます。

夜冷処理と剪定時期の改善でマンゴーの「母の日」出荷の期待が高まる

JA日置マンゴー部会では,秋季の気温上昇による着花率の低下や,開花期の遅れを防ぐため,10月下旬からヒートポンプを用いた夜冷処理に取り組んでいます。これにより,いちき串木野市の実証ハウスでは,せん定時期及び開花期(20日程度)が早まり,令和4年産は着花率が高かった前年並みの95%以上となりました。需要の高い「母の日」までに80%以上の収穫が見込まれ,販売額の増加が期待されます。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

鹿児島地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:099-805-7377

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