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更新日:2025年9月12日
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令和6年度いじめ問題子どもサミットを令和6年12月26日(木曜日)午後1時から午後4時30分まで,県庁2階講堂で開催します。
令和6年度鹿児島県いじめ問題子どもサミット開催要(令和6年12月16日版)(PDF:210KB)
当日,サミットの様子をオンラインで視聴していただける方を募集中です(配信ツールはZoomの予定)。視聴希望の方は,以下の申請フォームから12月11日(水曜日)までにお申し込みください。後日,視聴用のアドレス等をお送りします。
令和6年度鹿児島県いじめ問題子どもサミット「視聴用アドレス」申請フォーム(外部サイトへリンク)(外部サイトへリンク)
令和6年12月26日(木曜日)に,県庁2階講堂において「令和6年度鹿児島県いじめ問題子どもサミット」を開催し,小中高あわせて387人(うちオンライン297人)の児童生徒が参加しました。
このサミットの目的は,子どもたち自身が語り合うことで,いじめを許さないという強い気持ちをもち,自分たちの手でいじめをゼロにしようという意識を高めるというものです。
令和6年度も会場とオンライン参加の各学校等を接続し,相互に意見交換を行いました。
各地区等からいじめの問題の解決や防止に力を入れて取り組んでいる学校を招き,取組発表をしていただきました。これは,具体的な実践を基にいじめ問題について考えるとともに,各地区や学校同士の連携を深め,児童生徒主体の取組の充実を図ることをねらいとするもので,各学校は,日頃から取り組んでいるいじめの未然防止に関する取組等を工夫されたスライド等を用いながら発表していました。
各学校の発表後に参加者からの感想等を発表してもらいました。参加者からは,「一人一人の主体性を活かし,いじめられている仲間を救おうという取組は,魅力的であった。」,「やらされる活動から,自分たちで取り組む活動に,という意識改革が,いじめを生まない環境につながっている。」,「全員が優しい気持ちや感謝の気持ちを育む独自の取組で,いじめの起きにくい学校づくりになっている。」,「みんなのことを自分事として考える取組を参考に,視野の広い活動をしていきたい。」など,これからの取組に向けた積極的な意見が述べられました。
今年度の発表校の発表内容は以下のとおりです。
ジュニアリーダークラブ「コアラ」による脚本に基づく動画を素材に,ある出来事をきっかけにギクシャクし始めた3人の生徒を中心とした人間関係について,参加者自身が気になった場面や問題があると感じた場面を出し合い,グループで議論を行いました。
参加者からは「悩んでいる人の周りに,信頼して相談できる大人がいる必要がある。」,「悩んでいる人のサインを見逃さない。」,「どこからがいじめであるかを,みんなで考えていきたい。」等の意見が出されました。
「いじめはよくないことと知っているのに,なぜなくならないのか。」について考え,いじめに悩んでいる仲間がいたら,自分ならどんな行動ができるか,いじめを起こさないために普段からできることについて議論しました。
参加者からは,「1人で抱え込まずに周りにしっかり相談することや,自分も相手を思いやるような言葉・行動を心がけていくことが大切だと考えた。」,「いじめがなぜなくならないのかを深く考える機会がなかったので,他の学校・学年の人たちの意見を聞くことで,ヒントをたくさん得られた。」といった感想がありました。
子どもたちの熱心な議論が印象的なサミットとなりました。
令和7年1月25日(土曜日)文部科学省東館3階講堂において,令和6年度全国いじめ問題子どもサミットが開催され,鹿児島県の代表として霧島市立国分南中学校の生徒3人が参加しました。
ポスターセッションでは,他県の児童生徒の発表を見学したり,用意していたポスターを使って,自校の取組を他県の児童生徒に紹介したり,寄せられた質問に答えたりしていました。
与えられたテーマに沿って他県の児童生徒と議論したり,議論したことを日本中の仲間に向けたメッセージにして発表したりしました。
国分南中学校の生徒たちは,グループ協議等において得られた知見をこれからの自校の取組に生かそうと意気込んでいました。
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