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更新日:2022年4月11日

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平成29年度がん教育総合支援事業

県では,平成29年度に文部科学省の委託事業である「がん教育総合支援事業」を受託し,鹿児島県立鹿児島東高等学校をモデル校として,高等学校におけるがん教育の在り方について研究を深めました。研究の取組,成果,課題については以下のとおりです。

1践校鹿児島県立鹿児島東高等学校

2究の取組内容(平成29年度)

がん教育モデル授業研修会(平成29年9月27日)
東高校1

〈主な内容〉

天堂大学大学院医学研究科教授佐瀬一洋氏を講師に,管内の小中高等学校の教職員等を対象に,高校1年生LHRを使ってのがん教育モデル授業を公開しました。

1時を学級担任が授業を行い,第2時の途中から外部講師として佐瀬教授が授業を行いました。

〈主な感想〉

近にがん患者がいる生徒,逆になかなかがんについて触れる機会の無い生徒等,興味,関心の分かれる内容を親身になって考えさせることは難しいと考えさせられました。

しい知識や情報を基に,指導していく必要性を強く感じました。まだまだ分からない点が山積みで,この研修会は本当に価値ある深みある内容であり,魅力あるものでした。

がん教育ワークショップ(平成29年11月13日)
ワークショップ

〈主な内容〉

天堂大学大学院医学研究科教授佐瀬一洋氏を講師に,管内の小中高等学校の教職員等を対象に,高校2年生の「中・高等学校版ん教育プログラム補助教材」を活用した授業の様子をVTRで見た後,授業研究を行いました。その後,ワークショップ型の研修会を行いました。

〈主な感想〉

職員の研修の必要性を強く感じました。指導時間の設定の工夫が第一であると感じました。

ん教育は各教科だけでなく,学校全体で取り組んでいくことで理解を深める機会となり,がん患者あるいはがんの問題に直面したときにどう対応すればよいかにつながります。今日学んだことを自校でも生かしていきたいです。

がん教育講演会(平成30年1月19日)
がん教育講演会

〈主な内容〉

鹿児島県のがん教育の現状を説明した後に,実践校による実践報告を行い,順天堂大学大学院医学研究科教授瀬一洋氏を講師に,管内の小中高等学校の教職員等を対象に,講演会を行いました。その後,グループ協議を行い,参加者と情報共有をしました。

〈主な感想〉

自身の体験をもとにお話ししてくださった佐瀬先生の講演がとても良かった。貴重な機会だと感じました。

鹿児島東高等学校の授業風景をDVDで見て,学校での実践につなげることができそうだと感じました。鹿児島東高等学校の先生に直接お話を聞くことができて良かったです。

がん教育とは何か」ということの理解は深まったが,具体的にどう進めるのかイメージできない。情報がほしいと感じた。

3部科学省への報告文書(PDF:226KB)

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