更新日:2017年11月25日

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薩摩国正税帳

奈良市正倉院蔵【複製】

正税帳


薩摩国の収入と支出のまとめを中央政府の役所に報告した帳簿である。律令制のもとでは,諸国はその国の正倉にたくわえられている稲穀の収支・運用・管理の状況を,毎年,民部省に報告する義務が課せられていた。この年次報告書を正税帳という。つまり,それぞれの国の収支決算帳である。
今日残っている正税帳は21カ国分で,それらは「正倉院文書」にみることができ,律令時代の財政史研究や古代社会研究の基本史料となっている。薩摩の国の場合,5枚の断簡と1枚の継目裏書だけが伝わっていて,その継目裏書には「薩麻国天平八年正税目録帳」と記されている。このことから,736年の分の報告書である。河辺郡・高城郡(たきぐん)・薩摩郡・阿多郡・出水郡が記載されている。

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