かごしまCO2吸収量認証制度について

森林には，太陽からの光エネルギーを利用して，大気中の二酸化炭素を有機物として吸収（固定）する働きがあります。樹木は木材という形で大量の炭素を蓄えています。

• 制度紹介パンフレット（PDF：1,293KB）
• 認証実績:これまでの認証書の交付実績のページへ

森林整備によるCO2吸収量認証

1.対象者

2.認証の要件

• 県内での森林整備で，整備面積が0.1ha以上
• 申請の前年度又は当年度に森林整備が完了した「植栽」，「間伐」※

3.認証申請・様式

認証を受けようとする企業等は，認証申請書に次の書類を添付し，県庁地球温暖化対策課へ提出してください。

• 土地所有者との森林整備協定等の写し
• 整備した森林の位置を記入した位置図（縮尺5万分の1から2万5千分の1までの範囲の地図）（必須）
• 施業図（森林整備の種類，樹種，林齢を記入）（必須）
• 森林整備の区域を明らかにした実測図又は国土調査の成果図面（必須）
• 整備後の森林の写真（必須）
• その他前各号を補足する資料

4.審査・認証

(1)書類審査・現地調査

地域振興局・支庁で現地調査を実施し，森林整備の状況等を調査します。

(2)吸収量の算定

IPCCガイドラインに準じ，CO2の吸収量を算定します。

• 幹の成長量：地位（林地の生産能力）ごとの1年間の材積成長量
• 容積密度：材積の成長量をバイオマス量（乾燥重量）に換算する係数
• 拡大係数：材積の成長量に枝や葉の成長量を加算補正する係数
• 地上部・地下部比：地上部の量に対する地下部の量の割合
• CO2換算係数：炭素を二酸化炭素に換算する係数（44月12日)

(3)吸収量の算定期間

(4)認証審査会での審査

(5)認証書の交付

(6)森林吸収認証書の内容

5.企業・法人等における認証書の活用

• 広報活動
• 鹿児島県地球温暖化対策推進条例の温室効果ガス排出抑制計画，実施状況報告書

交付された認証書を第三者に譲渡・販売することはできません。

6.公表制度

7.認証後の森林管理・状況報告

• 状況報告書（実施要領：2号様式）

2号様式PDF版（PDF：84KB）
2号様式一太郎版（JTD：46KB）
2号様式ワード版（WORD：69KB）

かごしまCO2吸収量認証の体系図

このほかのCO2吸収量等認証制度

• 住宅や公共施設等の木造建築物による，CO2固定量認証制度はこちらを御覧ください。
• 木質バイオマス利用によるCO2排出削減量認証制度はこちらを御覧ください。