閉じる

  •  
 
 

閉じる

 
 

更新日:2022年6月1日

ここから本文です。

ウタイタニ県(タイ)

I.自治体の概要

  1. 人口
     
    327,396人
  2. 面積
     
    6,824.7平方km
  3. 気候
    • 熱帯サバンナ気候
    • 気温24~32℃
    • 年間平均降水量1,238.1mm
  4. 言語
     
    タイ語
  5. 県都とその人口
     
    ムアン地区
    93,755人(2000年)
  6. 主要産業又は主要産物
    • 農業
    • 米、サトウキビ、キャッサバ、トウモロコシ、家畜、漁業
  7. 地域の特色
    • ウタイタニ県は、全般的に低地に位置するが、トゥンヤイ・ファイカケン動物保護区のある東部は山地である。
    • ウタイタニ県はタイの北部に位置しており、バンコクから約222キロ離れている。行政上は8つの郡に分かれており、さらにその中に郡区、村があるが、その数は下表のとおりである。
郡区 村の数
ムアン 13 86
バンライ 13 118
ノンチャン 10 93
タプタン 10 87
ノンカヤン 9 53
サワンガロン 5 55
ランサク 6 68
ファイコト 3 29
合計 69 589

II.世界自然遺産地域の概要

  1. 世界自然遺産地域の名称
     
    トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区
  2. 世界遺産一覧表に登録された年
     
    1991年
  3. 世界自然遺産地域の面積
     
    6,225平方km
    世界自然遺産地域が自治体に占める地域:1.09平方km
  4. 世界自然遺産地域の土地所有者
     
    王立森林局、農業協同組合省
  5. 世界自然遺産地域について
    • i.概要
    • トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区はタイの西部に位置し、インドシナ半島に残された最大の森林地帯である西部地域森林複合体の中心を成している。動物保護区はウタイタニ、カンチャナブリ、タクの3つの県にまたがる。この地域は山岳地帯で標高は160mから1,689mに及ぶ。また、この地域には多くの小川があり、東方のチャオプラヤ川、南方のメコン川に流れ込む。
    • ファイカケンは1972年に野生生物保護区に指定されており、その2年後にトゥンヤイも野生生物保護区に指定されている。

      ii.世界遺産登録理由
    • トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区が世界自然遺産に登録されたのは、その生物多様性による。

III.世界自然遺産への関わり

  1. 世界自然遺産の管理について
    • トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区は、王立森林局が直接管理している。

      i.管理の法的根拠
    • この地域は国王令により野生生物保護区に指定されている。

      ii.管理体制(管理者)
    • 王立森林局が直接この野生生物保護区を管理しているため、この地域を管理・監督するための担当者は王立森林局から派遣されている。

      iii.管理の方策
    • トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区は動物の保護地域となるべく保護されている。管理はこの地域の保護を中心に行われる。そのため、地域保護のためいろいろな場所に多くの守衛事務所が設置されている。その他、地方政府など他の諸機関と協力して、地域住民の理解を促す方策を行っている。

  2. 自治体の世界自然遺産地域への関わり
    • i.自治体による遺産地域の管理
    • 自治体の役目は、保護区周辺の地域住民の意識向上・啓蒙を行うことである。過去には、貧困者による略奪、伐採、密猟が問題になった。この10年間、自治体は国、非政府組織、地域住民などの利害関係者と調整を行い、自然遺産に関する理解促進・意識向上に取り組んでいる。
    • また、住民の生活の質を高めるため、環境にやさしく収入増につながる活動計画を展開している。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

環境林務部自然保護課

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?