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更新日:2013年12月5日

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傷ついた野生鳥獣の保護や野鳥のヒナについて

1然界における野生動物(かわいそうと思うまえに)

(1)生命のつながり・育み

野生鳥獣(野生の動物)の多くは,その寿命が尽きる前に他の動物に食べられたり,他の動物に襲われたケガが原因で命を落としたり,病気やエサがないことで衰弱・餓死してしまいます。
そのような弱った動物や野外で死んでしまった生命を他の動物が食べ,また多くの生命が育ち自然界は成り立っています。
かわいそうに思えますが,野生鳥獣(野生の動物)は,そのような厳しい条件のもと暮らしています。

(2)野生鳥獣は愛玩動物(ペット)と違います

野生鳥獣は,人間と暮らしを共にしているペットとは違い人間を怖がって生活しています。
人間が触れようとしたり,捕まえようとすると逃げようとする行動をとります。逃げられないと判断したときは攻撃してくることも。
いくらケガをしたり衰弱している動物でも人間が触ろうとすれば攻撃しようとしますし,ストレスにもなりますので積極的な接触は控えましょう。

(3)傷病野生鳥獣を保護すること

野生鳥獣は自然のままに生きていくのが本来の姿であり,いくら可哀想であっても自然界での出来事は見守ることが基本であり大切なことです。
ケガをしていたり弱っている動物を助けたいと思う気持ちはとても清く大切な感情ですが,広い視野で考えると,人間が必要以上に干渉することで生態系を乱す危険性もあると理解してください。
県では主に,数が減って保護が必要な野生鳥獣(希少鳥獣)や,人為的な影響(心許ない者によるイタズラ等,虐待など事件性が高いもの)を受けてケガをした野生鳥獣(この場合は有害鳥獣捕獲対象も可)に対し,積極的な保護を指定された動物病院の協力のもとで行っています。

2護の対象となる動物

県獣医師会を通じて,県内27施設の動物病院で必要な治療ができる体制を整備していますが,原則,農林水産業や生活環境被害を及ぼす『有害鳥獣捕獲の対象鳥獣』は該当しません。
『有害鳥獣捕獲の対象鳥獣』の被害に苦しんでいる人々や,その被害を防ぐため大きな努力が払われている事実があることを認識し,ご理解くださるようお願いします。
絶対に,独断で動物病院へ搬送をすることのないようにお願いします。なお,対象の動物であるか判断に迷う場合は,お問い合わせをお願いします。
対象外鳥獣の治療をどうしても希望される場合,個人での負担となります。ご了承ください。

【対象外】
(1)マングースやアライグマ,ソウシチョウなどの,いわゆる外来生物法に基づく『特定外来生物』
(2)農林水産業や生活環境に被害を及ぼす野生鳥獣
(鳥類)スズメ,ヒヨドリ,ドバト(カワラバト),キジバト,カモ類,キジ,カラス,カワウ
(獣類)ノウサギ,タヌキ,アナグマ,イノシシ,ニホンジカ,ニホンザル,ノヤギ,ノイヌ,ノネコ
(3)鳥インフルエンザに感染の恐れのある鳥類,または鳥インフルエンザ発生時期に発見保護された鳥類

たとえ保護の対象となるものであっても,傷がひどく治療の見込みがないものや野鳥のヒナなどの場合は受け入れをお断りすることがあります。
また当然のことながら,「ニワトリ」,「アヒル」,「その他家きん」,「ペット又はペットの疑いがあるもの」,「野良犬」「野良猫」は,野生の動物ではありませんので対象外となります。

3病鳥獣を見つけたら(よくある問い合わせQ&A)

自宅の庭や公園等で傷病鳥獣を見つけたら,まず,それが自然のしくみとして起きているのか(他の動物に襲われた),人間が関与して起こっているのか(イタズラ・虐待)を観察・区別し,その具合をみてください。

人為的なことが原因でないと判断されるなら,自然のしくみに委ねることも大切なことです。

野生鳥獣はある程度のケガでも自然に回復する逞しさをもっているので,むやみに手を触れたりせず,できるだけそっとしておいてください。かわいそうだと思っても,そのままにしておくことが生態系を守ることにつながることも忘れないでください。

Q:野鳥のヒナを見つけた場合どのように対処したらよいですか?
A:野鳥のヒナは拾わないようにお願いします。

これは,巣立ったばかりのヒナであり,『巣立ち=(イコール)自立』ではないのです。巣立ったばかりのヒナは姿も頼りなくほとんど飛べません。自立するまでには巣立ちから2週間から1ヶ月ほどかかります。落ちているヒナは飛行訓練中に地面に落ちて休憩している場合や,親鳥がエサを取ってきてくれるのを待っている場合が多いようです。
親鳥もヒナと一緒にいる時間を減らしているため,ヒナと一緒にいることはほとんどありません。このような場合はできるだけ干渉せずそっとしておきましょう。人が近くにいると,親鳥はいつまでたってもヒナの元に近づけません。
可哀想だと思って保護したつもりが,ヒナを親鳥から引き離す『誘拐』になってしまいますのでご注意ください。

Q:動物(獣類)の子どもを見つけた又は保護したんだけど・・・
A:ヒナのケースと同じで親が近くに居ないだけです,そっとしておきましょう。

Q:本当に放っておいて大丈夫なの?(ヒナ,動物の子どもともに)
A:大丈夫なケースが多いので静観をお願いします。

人間が保護すれば,ヒナや動物の子どもを一時的に外敵から遠ざけることはできます。しかし,残念ながらヒナに空の飛び方を教えたり,エサの取り方や外敵からの逃走方法など身を守る技術,仲間とのコミュニケーションなど自然の中で生き抜いていく方法や,繁殖するための重要なことは人間には絶対に教えられません。
人間が関与した結果,自然にかえることができずに別の意味で可哀想なことになってしまいます。

Q:この辺りで見たことのない珍しい鳥(動物)が衰弱(又はケガ)しているのですが・・・
A:お住まいの近くにある,地域振興局林務水産課に情報提供をお願いします。

担当係の職員で病院搬送が必要であれば適切に対処いたします。
しかし,振興局職員の対応にも限界があり,場合によっては発見者の方に無理のない範囲で搬送をお願いする場合もありますのでご了承ください。まずはお電話を。

Q:保護した動物のその後の状況を知りたいんですが・・・
A:受け入れ後の状況についてはお答えできません。

傷病鳥獣の受け入れ先である動物病院は,善意でご協力いただいている面もあります。
また,収容された動物の治療に専念するためにもご理解をお願いします。

Q:保護した鳥や動物を飼うことはできますか?
A:野生の鳥や動物は,たとえ善意で保護した場合でも,勝手に個人で飼うことはできません。

『鳥獣の保護及び狩猟の適正化関する法律(鳥獣保護法)』によって禁止されています。
これを行ってしまうと,法に抵触し罰則を受ける場合もあります。せっかくの良い行いもこれでは台無しです。

Q:『拾わずに静観したが死んでいた』又は『死んだ野生の動物を発見した』どうしたら良い?
A:以下の方法で対処をお願いします。

(1)町道・市道・県道・国道の車道で発見した。
→道路管理者へ連絡してください。(道路関係の課や係が担当)
(2)自宅や公園,畑などで発見した
→死亡個体は『一般ゴミ』と同様の扱いになります。
素手でふれない様に気をつけて『燃えるゴミ』として廃棄してください。
一定の条件下である場合を除き,県職員が死骸の回収を行うことはありません。

Q:大量に死んでいる場合は?
A:伝染病や事件性が疑われますので,最寄りの地域振興局林務水産課へお電話ください。

ひとつの地域や場所で,10羽以上の死亡個体が発見されたり,明らかに異常な死亡個体を発見されました場合に情報をお寄せください。
鳥インフルエンザ流行期間(おおむね12月~4月)の野鳥の死亡個体については,ハザードレベルによって検査基準が定められています。

4問い合わせ先

対応時間:午前8時30分~午後5時15分

振興局等名称

窓口

所在地

電話番号

鹿児島地域振興局 林務水産課 鹿児島市小川町3-56 099-805-7362
南薩地域振興局 林務水産課 南さつま市加世田東本町8-13 0993-52-1335
北薩地域振興局 林務水産課 薩摩川内市神田町1-22 0996-25-5509
姶良・伊佐地域振興局 林務水産課 姶良市加治木町諏訪町12 0995-63-8159
大隅地域振興局 林務水産課 鹿屋市打馬二丁目16-6 0994-52-2162
熊毛支庁 林務水産課 西之表市西之表7590 0997-22-1133
熊毛支庁屋久島事務所 農林普及課 熊毛郡屋久島町安房650 0997-46-2212
大島支庁 林務水産課 奄美市名瀬永田町17-3 0997-57-7285

 

5参考

このページを見るより先にヒナを拾ってしまった場合や,巣が壊れているヒナを複数保護した場合など,以下のような善意による対応をお願いします。

●巣の代替例(参考)

※既にヒナを拾ってしまい,拾った元の辺りに戻すにも他の動物より襲われる事が考えられる場合の対応一例です。その後必ずヒナが成鳥まで無事に生育するとは限りませんので,あらかじめご了承ください。

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よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

環境林務部自然保護課

電話番号:(099-286-2616)

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