更新日:2021年3月25日
ここから本文です。
松元機工株式会社は,昭和31年に松元モータースとして創業して以来,農業用機械専業メーカーとして,今日まで発展を続けてきており,南薩地域の基幹作物であるお茶に関する茶園管理用機械を中心に,数多くの農業用機械の開発・製造を手掛け,農作業の機械化・省力化に大きく貢献してきました。
同社の主力製品である茶摘採機械の開発は,「手摘み中心の茶摘み作業を機械化したい。」という,地元の茶生産農家からの要望を受けて始まり,昭和31年のバッテリー式回転刃型茶摘採機を皮切りに次々と新製品を開発してきました。なかでも8年の月日をかけて開発した可搬型摘採機については,手バサミによる摘採作業と比較して作業効率を10倍に向上させ,その結果,発売から10年間で県内の茶園面積が1.6倍に拡大するなど茶農家の生産力向上に大きく貢献しています。
また,現在主流となっている乗用型茶摘採機械については,昭和44年に開発した初期型以降,「VALIANT(バリアント)」シリーズとして,これまで延べ4,400台を製造しているほか,乗用型茶園管理用機械で培ったノウハウを生かし,「たばこ収穫機」,「さとうきび収穫機」や各種葉物野菜等の収穫機の開発・製造など,多岐にわたる分野での機械化・省力化を実現してきました。
今回の工場増設は,多様な農産物に対応した製品を生産するため,現在の生産ラインを見直し,生産効率の向上を図るために行うもので,今後も,市場ニーズに的確に対応した製品の開発を継続することにより,国内農業の持続的な発展に寄与するとともに,地域における雇用の創出,活性化はもとより,地域経済の浮揚発展に大きく貢献するものと期待されています。
平成25年6月25日(火曜日)
(1)所在地…鹿児島県南九州市頴娃町牧之内9325番地
(2)会社設立…昭和56年5月
(3)代表者…代表取締役松元雄二
(4)資本金…2,000万円
(5)従業員…92名
(6)年商…約16億円
(7)事業内容…農業用機械製造
(1)敷地面積…23,351.5平方メートル(既存敷地内)
(2)建物面積…591.32平方メートル
(3)着工予定…平成25年6月
(4)操業予定…平成25年10月
(5)投資予定額…約1.2億円
(6)新規雇用者…5名(予定)
(7)生産計画…約2.5億円/年
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください