三好産業株式会社は姶良市と立地協定を締結しました

※有馬純隆代表取締役社長（中央），笹山義弘市長（左）

三好産業株式会社は、昭和37年9月、鹿児島市にて製材製品の廃材を原料にした木材チップ生産事業を柱として創業。現在、伊佐市の大口工場、出水市の出水工場において製紙用木材チップを製造しているほか、県内全域における森林整備及び素材生産（伐採・搬出）事業を行っています。
今回の木材チップ工場の新設は、同社と取引関係にある中越パルプ工業株式会社川内工場（薩摩川内市）において計画されている木質バイオマス発電事業（平成27年秋開始予定）の燃料として必要な木材チップを供給するために計画されたものであり、姶良市への立地については、今後の増産も視野に、森林資源が豊富で、未利用材の有効活用など地元での原料調達が期待でき、木材チップの納入先である中越パルプ工業株式会社川内工場へのアクセスも容易なことから決定されたものです。
また、工場の新設にあたっては、最新のデンマーク製大型移動式チッパーを国内で初めて導入する計画です。
今回の工場新設により、地域における雇用の創出、活性化はもとより、森林資源利用の推進による地域経済の浮揚発展に大きく寄与するものと期待されます。

立地協定日

平成26年1月30日（木曜日）

三好産業株式会社（外部サイトへリンク）の概要

(1)所在地
本社…鹿児島市鷹師二丁目4番6号
大口工場…伊佐市大口針持字松尾3037番27号
出水工場…出水市浦田町703番地
(2)代表者：代表取締役社長有馬純隆（ありますみたか）
(3)設立年月日：昭和37年9月3日
(4)資本金：2千万円（平成25年12月末現在）
(5)売上高：5億6千万円（平成25年8月末現在）
(6)従業員数：27人
(7)事業内容：木材チップ製造販売、森林整備・素材生産事業

新設工場の概要

(1)工場名：三好産業株式会社姶良工場
(2)所在地：鹿児島県姶良市蒲生町下久徳1743番1外
(3)用地面積：8，700平方メートル（2，636坪）
(4)建物面積：115平方メートル（35坪）
(5)着工予定：平成26年4月
(6)新規雇用者数：5名（予定）
(7)投資予定額：約1億9千万円（用地代含む）
(8)操業予定：平成26年11月
(9)事業内容：バイオマス発電用木材チップ製造販売
(10)生産計画：売上高約240百万円／年（生産量：約14，400t／年）