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ホーム > 産業・労働 > 食・農業 > 農業者・経営 > 鹿児島県立農業大学校 > 畜産学部肉用牛科の主な取組

更新日:2024年3月14日

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畜産学部肉用牛科の主な取組

「第34回ヤンマー学生懸賞論文・作文」で多数入選(令和629日)

次世代を担う若者たちに農業の未来について広く自由な観点で論じてもらうことを趣旨として開催される「ヤンマー学生懸賞論文・作文」。第34回となる今年度は,全国から論文39編,作文415編の応募があり,ヤンマーアグリ株式会社のある岡山県で4年ぶりとなる対面の入選発表会が行われました。
本校からは,肉用牛科2年村添斗志緒さん・上野朝陽さん共著の論文が,特別優秀賞(二席)を受賞。その他2編(肉用牛科,酪農科)の論文が優秀賞となりました。作文の部では,肉用牛科2年末永清十朗さんが銀賞(二席)を受賞し,8編(肉用牛科6,酪農科1,野菜科1)が銅賞を受賞しました。本校全体で過去最多となる12編が入選する快挙となりました。
また,後日発表された作文の部奨励賞にも5編(肉用牛科3,花き科1,果樹科1)が選出され,学内で伝達式が行われました。

ヤンマー授賞式
入選発表会にて(本校入賞者と指導職員)

奨励賞伝達式
奨励賞受賞者への伝達式

全国農業大学校等プロジェクト・意見発表会で特別賞受賞!(令和6279日)

東京都国立オリンピック記念青少年総合センターにて,「全国農業大学校等プロジェクト・意見発表会」が開催されました。本校からは,九州地区代表として養成課程から1課題2名,研究課程から1名がプロジェクト発表を行い,養成部門1名が意見発表を行いました。

結果,プロジェクト発表養成課程の部で鶴喰咲里奈さん,村添斗志緒さん(肉用牛科)が全国3席の特別賞を受賞しました。他2名もそれぞれ入賞し,発表した全員が上位入賞する快挙となりました。
日頃の学習成果が評価され,鹿児島農大としても誇らしい限りです!

プロジェクト発表
プロジェクト成果を堂々と発表
課題名:ウシ受精卵移植技術の向上~経膣生体卵子吸引法をベースとした優良和牛生産

受精卵移植に取り組む
受精卵移植に取り組む鶴喰さん(右)と村添さん(左:共同研究者)

畜肉加工実習(令和6年2月6~9日)

畜産学部1年が2班に分かれ畜肉加工実習を行いました。
豚肉を挽いて香辛料等を加えたら,スタッファーやミンサーで豚腸・羊腸に充てんします。
寒い加工実習室で,肉だねを冷やしながらの作業に手かかじかみます。
整形後,大型燻製機に入れると,本格的なフランクフルトとウインナーができました。ベーコンと焼豚も作りました。

ミンチと香辛料を攪拌スタッファーで充填
(写真1)ミンチ肉に香辛料等を入れて攪拌(温度チェック)
(写真2)ミンサーでの腸詰め作業

育成牛の登録審査(令和6年2月1日)

肉用牛科農場で飼育している育成牛6頭が,繁殖雌牛として適しているかを判断する登録審査を受けました。
牛舎から引き出された育成牛は,担当学生の声に合わせてしっかり立ち,和牛登録協会の審査委員による審査に臨みました。6頭とも優秀な成績で,今後の農大肉用牛農場を支えてくれる立派な繁殖雌牛になってくれるものと期待されます。

発育良好な育成牛
発育良好な育成牛

審査員の講評に聴き入る
審査員からの講評に聴き入る

家畜人工授精講習会(令和6年1月)

農大畜産学部学生の最大にして最後の難関「家畜人工授精師の免許取得」を目指す家畜人工授精講習会が3週間にわたり行われました。関係法規や人工授精等の講義及び実技を集中的に学びました。

講義
人工授精に関する関連法規の講義

実技
黒毛和種を用いた人工授精の実技練習

校内プロジェクト・意見発表会(令和51220日)

全校学生が一堂に会し,校内プロジェクト・意見発表会が開催されました。
各学科の代表が,プロジェクト学習の成果や,農業・農村についての意見を発表し,日頃の学習成果を競いました。
肉用牛科からは,意見発表の部で1名,プロジェクト発表の部で3名の代表者が発表しました。
結果は,プロジェクト発表の部で2年鶴喰咲里奈さんが1席,2年原田あやのさんが2席となり,九州大会に本校代表で出場することになりました。
他の発表者も堂々とした発表で,審査員からは「発表のレベルが高く,優劣付けがたい。」との講評をいただきました。

入賞者
入賞者の表彰(写真中央:鶴喰,右から2人目:原田)

削蹄師認定試験(令和5年12月18日)

肉用牛科と酪農科の2年生が2級認定牛削蹄師の資格試験を受験しました。

牛の削蹄は,蹄病の発生予防や牛の健康の向上に大きな影響を与えると言われており,大切な飼養管理技術です。農大では,専攻実習で削蹄講習会を何度も受講し,自主練習にも励んできました。

本番は皆緊張した面持ちでしたが,無事学科試験と実技試験を終えました。

削蹄試験1
削蹄師による実技に見入る学生

削蹄試験2
学生による実技

農家留学研修(令和5年10月2日~11月10日)

農業大学校では,実践教育の一環として,先進農家等において40日間の農家留学研修を行っています。
肉用牛科でも,県内各地の肉用牛農家及び法人経営で研修させていただきました。
研修期間中には,学生と受入農家,地域振興局や地元関係機関を交えての現地巡回等も行われました。

肉用牛の飼養管理技術だけでなく,経営管理や農村生活などにふれる貴重な機会となりました。

農家巡回指導1
農家巡回指導2

観血去勢法の実習(令和5年10月20日)

肉用牛科農場では,母牛繁殖から子牛育成・肥育までの一貫経営をとおして,肉用牛経営の実践的教育を行っています。先日は,酪農科担任(獣医師)の指導により,雄子牛の去勢を行いました。

去勢により,牛が大人しくなり飼養管理の安全性が高まると共に,肉質向上が期待できます。去勢にはいくつかの方法がありますが,今回は牛に対してできるだけ苦痛を与えず安全かつ確実な方法として,子牛を横臥させた状態で処置する観血去勢法を学びました。

横臥による観血去勢
横臥による観血去勢

処置後麻酔から覚醒した子牛
処置後麻酔から覚醒した子牛

第72回鹿児島県畜産共進会に出品(令和5年9月30日)

姶良中央家畜市場で第72回鹿児島県畜産共進会が開催され,特別区(農業高校・農大からの出品)に若雌1頭(はるしげこ号)を出品しました。将来の担い手育成目的とする区のため順位は付きませんでしたが,県内の農業高校6校と共に晴れの舞台に立つことができ,非常に良い経験となりました。

また,グランドチャンピオンに選出された鹿児島中央地区代表の父系群出品者をはじめ,多くの入賞者に農大卒の先輩方が名を連ねており,自分たちもさらに頑張りたいと思いを新たにしました。

審査場への引き出し
審査場へ入場

農大関係者集合写真
はるしげこ号を囲んでの集合写真

畜産学部北海道研修(令和5年7月11日~14日)

新型コロナウイルス感染症に関する社会的状況は落ち着きつつありますが,海外での研修はまだ難しい中,畜産学部では研修先を国内(北海道)に変更し,3泊4日の視察研修を行いました。

初日は,畜産学部3科共通で帯広畜産大学を訪れ,北海道での先進的な畜産の取り組みを学びました。
2日目は各科に分かれ,肉用牛科は家畜改良センター十勝農場,士幌町農業協同組合,JA全農ET研究所を訪問しました。家畜改良センターでは,種雄牛造成や新技術の活用,飼料作物種子の生産について学ぶとともに,鹿児島農大卒業生の先輩方が活躍する姿を見ることができました。

北海道の大自然やおいしい農水産物も満喫し,充実した4日間となりました。

牛舎視察
乳雄の肥育牛舎を視察(士幌町農業協同組合)

ET研究所
受精卵移植の取り組みを学ぶ(JA全農ET研究所)

集合写真
3学科そろっての集合写真

国立大学法人の3年次編入試験に合格(令和5年7月)

肉用牛科2年の内倉大輔君は,国立大学法人の3年次編入試験を受験し,見事合格しました。

内倉君は,本校で肉用牛の繁殖やICTに関する基本的な知識や技術を学ぶ中で,畜産全般についてさらに高度な見識を得るため,4年制大学(国立)進学(3年次編入)を決意しました。

将来の目標達成に向け,ますますの活躍を期待します。

直腸検査
牛の繁殖管理のため直腸検査

分娩カメラ
研究プロジェクトで分娩監視カメラの設定

経営プロジェクト実績発表及び計画検討会(令和5年7月7,10日)

畜産学部では,1年生の7月から2年生の6月までの1年間,各科農場を学生主体で運営する「経営プロジェクト」に取り組みます。45期生から46期生に農場を引き継ぐタイミングで,1年間の経営プロジェクトの実績発表(45期生)及び計画検討(46期生)会が行われました。

肉用牛科45期生の実績は,総受胎数や出荷頭数の増加,5等級率の向上などの成果が出たものの,飼料等の高騰により所得は前年度を下回る結果となりました。

46期の計画では,分娩間隔の短縮,質量兼備の枝肉生産,生産コスト低減等を目標に掲げています。先輩からのアドバイスを受けながら,目標達成に向け頑張ってください。

実績発表資料より(45期生集合写真)
実績発表会資料より(45期生集合写真)

登壇する46期生(1年生)
登壇する46期生代表

計画検討会資料より(46期生集合写真)
計画検討会資料より(46期生集合写真)

ICT活用に関する特別講義(令和5年6月16,28日)

畜産学部では,専攻学習の中で,通信事業者(NTTコミュニケーションズ)による農業および畜産分野におけるICT活用に関する特別講義を受講しました。

まず,通信事業の現状や今後の可能性,ICTの農業部門での活用事例について,動画等を用いて説明を受けました。午後からは,肉用牛科農場で,発情発見・分娩監視等に活用できるICT機器(牛温恵)の実演として,実際に牛に装着する実習などを行いました。

ICT活用事例について学ぶ
ICT活用事例について学ぶ(2年生)

農場でのICT機器の実演
農場でのICT機器の実演(1年生)

オープンキャンパスで受精卵移植を実演(令和5年5月28日)

鹿児島農大のオープンキャンパスでは,学部・学科ごとに農大の学習内容体験を行っています。
肉用牛科と酪農科は,畜産工学コースとして農大生が牛の受精卵移植実演を行いました。
20名ほどの高校生が熱心に聴講されました。ありがとうございました。

生殖器説明
農大生による牛の受精卵移植技術の説明

受精卵移植
農大生による受精卵移植の実演

 

よくあるご質問(畜産学部肉用牛科)

よくあるご質問(全体共通)

 

よくあるご質問

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農政部農業開発総合センター農業大学校

電話番号:099-245-1071

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