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更新日:2017年5月18日

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屋久島農業の動き(平成28年4月~平成29年3月)

3月

平成29年産一番茶の生育状況

屋久島の一番茶は,3月がやや低温で推移している影響で,過去最も遅いスタートとなった前年よりさらに6日遅い4月10日頃から始まる予定です。秋整枝以降が温暖で,越冬芽は十分充実しているため,新芽の揃いは良く,品質の良い一番茶の生産が期待されています。

屋久島地杉等の樹皮を茶園で再利用!

屋久島地杉等がバイオマス発電用等に使用され,樹皮(バーク)が残渣として発生し,余剰があることから利用方法が求められています。そこで,新植茶園におけるビニルマルチの代替として検討するため実証ほ場を設置しました。マルチに比べ,作業時間はややかかるものの,施肥作業が容易で,将来的には分解し土作り資材となるなどのメリットがあります。現地検討会で紹介しており,今後の普及が期待されます。

屋久島産焼酎用さつまいも生産量,上昇中!

屋久島の焼酎用さつまいもは,4月下旬~6月に植付し,1月に収穫する独特の作型であり,2酒造会社へと出荷されています。28年産は,9月の台風により潮風害を受けたものの,10月から1月まで平年より気温が高く,順調な生育であり,生産量490.5t(前年比135%)でした。29年1月からは,町内の既存施設を活用した早期植付が可能となる苗供給システムがスタートしており,今後,さらなる生産量向上へ向けて支援していきます。

屋久島町食育・地産地消推進計画(第2次)策定

屋久島町では,食育・地産地消推進計画策定委員会を立ち上げ,その下部組織の作業部会で第2次の計画検討を進めてきました。小中高校生やその保護者,また事業者にアンケートを実施し結果をまとめ,目標を設定しました。3月28日に町営農支援センターにて策定委員会が実施され,計画が承認されました。今後は,町報や町HPを活用した計画の周知や様々な団体・地域活動の中で実践を促進していきます。

屋久島自然の恵み販売拡大協議会,今年度の活動振り返る。

町では,農林水産物の付加価値を高めた商品性向上や販路拡大を目指して,昨年度から県の地域振興推進事業を活用し「屋久島自然の恵み販売拡大促進事業」に取り組んできました。3月29日,関係者10名が集い,町安房支所にて今年度の活動について事業実績書,各種アンケート結果,セミナー生が作成した商談会シート,研修参加レポート,事業報告書パンフレット等について説明し,実績の検討を行いました。今後も新たな商品開発や販売促進が継続的に展開されるよう支援を行っていきます。

2月

屋久島から過去最多5人が農業士等に認定される

2月3日,ジェイドガーデンパレスにて農業士等認定証交付式が開催され,屋久島町からは総勢13人が出席しました。認定者の内訳は指導農業士2人(野菜,茶),青年農業士2人(果樹),女性農業経営士1人(ウコン・果樹)で,特に野菜部門から初の指導農業士が認定され,新規就農者支援がより充実することが期待されます。

春期茶園管理研修会を開催

1月30日,町内現地ほ場にて春期茶園管理研修会を開催し,屋久島町茶業振興会員9名が参加しました。秋整枝以降の気温が高めに推移したことで,一番茶芽は十分充実できています。研修会では,園揃えのポイントのほか,秋期研修会で紹介した新技術実証ほの状況確認を行いました。屋久島町では,樹勢の強い茶園づくりへ向け,来年以降もイメージした茶園管理への取組意識が高まっています。

屋久島町の2事業者が県堆肥コンクールで表彰

2月2日,鹿児島市で平成28年度の堆肥コンクール表彰式があり,最優秀・県知事賞を(有)宝珠産業が,奨励賞を(有)屋久島町地力センターが受賞しました。牛ふん,おがくず,生ゴミ等を原料に,異物除去や水分調整などの製造を丁寧に行い,約7ヶ月で製品にした良質完熟堆肥が2年連続受賞しました。両社長とも循環型農業や環境対策を重視しており,「品質の安定が認められうれしい」と喜びを語りました。当課では,循環型農業で地力増進を図る取組を支援していきます。

平成28年度たんかん鋏入れ式開催される

2月4日,町内原のたんかん園においてJA種子屋久屋久島果樹部会のたんかん鋏入れ式が開催されました。生産者,関係者が集まり,収穫作業の安全を祈願し,鋏入れを行いました。今年のたんかんは,果実肥大期に気温が高かったこともあり,玉肥大が良好な糖度11前後の果実が生産されています。JA種子屋久では,3月上旬までに約500tの出荷量を見込んでいます。

屋久島町内の2地区でたんかん品評会が開催される

2月17日,尾之間地区,2月20日,原地区でたんかん品評会が開催されました。それぞれ16点,24点が出品され,外観や糖度などを基準に基づき審査しました。出品果実は,風傷果や黒点病被害果等が一部見られましたが,全体的に外観のきれいな果実が出品されていました。気温が平年より高く,着色は紅のりがやや悪く,糖度は11度前後と例年より低い傾向でした。各地区とも上位6名が金賞,銀賞,銅賞を受賞しました。当課では,むらづくりの一環として今後も支援していきます。

簿記記帳グループの決算指導会に40名が参加

簿記記帳グループ「屋久島町アグリネット」(会員数44名)は,2月16,17日に税理士を招いて決算指導を開催し,計40名の参加がありました。参加者はそれぞれ決算書や申告書のチェックを受け,決算,申告までを終えました。当課からは,過去の記帳,決算を利用して分析手法の研修を行いました。受講した農家は「こんなこともわかるんだ!」との声があり,パソコン簿記の魅力を実感していました。今後も経営改善につながる経営支援を継続していきます。

島内初,商談会開催

2月9日,町総合センターにて屋久島自然の恵み販売拡大協議会の主催で町内初の商談会が開催されました。出展者は,6次産業化志向農家ら9事業者。バイヤーは宿泊業者,飲食業者,土産業者等16名で,意見として,出品数が少なかったが興味のある商品があり,今後このような催しがあれば参加したいということでした。出展者は「バイヤーの声を直接聞け勉強になった」「真摯に受け止め,必要であれば改善したい」と意欲的でした。今後も販路拡大に向け,6次産業化を志向する事業者を支援していきます。

商談会

1月

焼酎用さつまいも苗供給システム始動

屋久島町農業管理センターが管理業務受託している果樹試験園の空きハウスを活用した,焼酎用さつまいも苗供給システムがスタートしました。1月19~20日,ハウス内に2酒造会社の品種「コガネセンガン」「シロユタカ」の種芋伏せ込みを行い,購入希望のあった町内の生産者14名に4月から苗を供給する計画です。農林普及課では,計画どおりに供給できるよう支援していきます。

種芋伏せ込み

先輩果樹農家に学ぶ

1月19日に指導農業士2人を講師に招き,現地就農トレーナー果樹部門研修を開催しました。若手果樹農家5名のたんかん園を巡回し,指導農業士から病害虫の発生状況や樹の仕立方法等について助言・指導を受けました。農林普及課では,今後も指導農業士とともに,青年農業者を支援していきます。

果樹トレーナー研修

実えんどう現地検討会開催

1月20日,JA種子屋久屋久団地野菜部会の実えんどう栽培者を対象に現地検討会を開催し,13名が参加しました。今年度は,発芽揃いは良好でしたが,気温が平年より高く推移したことから,害虫発生も多く,全体的に草勢が弱い状況です。検討会では,各生産者に対し,出荷規格の目揃えを行い,適期収穫に努めるよう指導しました。今後,農林普及課では,計画数量が達成できるよう支援していきます。

東京の商談会へ!

1月16日~17日,東京都立産業貿易センターで開催された「観光物産見本市2017」に屋久島自然の恵み販売拡大協議会参加者が,「緑茶」「和紅茶」「ウコン商品」「果樹ゼリー及びジャムセット(森のごちそうシリーズ)」を出展しました。参加にあたっては,全ての商品の商談会シートを作成し,それをもとにバイヤーらに商品のPRを行いました。参加者は,商談の難しさを体感したようでした。農林普及課では,継続して販路拡大につながるよう支援していきます。

東京見本市

地域で生き生きと活動!女性農業者たち

1月10日,屋久島事務所第3会議室にて屋久島つわぶき会総会及び研修会が開催されました。H29年度からは,会員が1名増え,12名の会員で活動する計画です。研修会では,新規の会員であり,ウコンを栽培し6次産業化の総合化計画認定事業者でもある山福農園が,取り組んだ経緯や今後の目標などについて紹介しました。会員の仲間づくりや活動交換をとおして,生き生きと活動する女性農業者を支援していきます。

12月

屋久島初の商談会出展に向けての研修会開催

12月6日に,屋久島で初めての農林水産物商談会(2月9,10日)に向けて,町営農支援センターにおいて,屋久島自然の恵み販売拡大協議会主催による第3回自然の恵みセミナーが開催されました。当日,23名の参加者は,県6次産業化プランナーの吉田要講師より,商談会の出展に向けての心構えや事前準備(商談会シートの作成等)を中心に研修を受けました。今後は,商談会をより実り多いものとするため,出展者へ商談会シートの作成等を支援していきます。

モデル集落原地区でぽんかん品評会開催

12月16日,集落営農のモデル地区の原集落で,ぽんかんの品評会が開催されました。今年度は,着色遅れもあり例年より少ない18点の出品となり,糖度は平均11.2度とやや低かったものの,台風の被害もなく外観のきれいな果実が多い状況でした。審査後,会場は,ぽんかんのさわやかな香りにつつまれながら,生産者のぽんかんの出来談義が続いていました。農林普及課では,今後もモデル地区の活性化が図られるよう支援していきます。

11月

実えんどう現地検討会開催

11月18日,JA種子屋久の屋久団地野菜部会の実えんどう栽培者を対象に現地検討会を開催しました。28年産栽培面積は2.1haで,うち約1haが農業開発総合センターで育種された品種「まめこぞう」です。今年度は,発芽揃いも良好で,順調な生育です。農林普及課では,次年度から本格的に導入される「まめこぞう」の播種期,仕立て方法等の検討を行いながら,生産量向上へ向けて支援していきます。

実えんどう現地検討会

ミカンコミバエ種群誘殺時の対応マニュアル説明会開催

11月21日,門司植物防疫所鹿児島支所が策定した鹿児島県大島諸島以南におけるミカンコミバエ種群誘殺時の対応マニュアルの説明会が屋久島事務所会議室にて開催されました。管内では,平成27年11月21日にミカンコミバエ種群が誘殺され,関係機関一丸となり,発生確認調査及び防除対策を実施した結果,平成28年7月13日に終息しました。今後,同様の事態に対し即時対応できるよう,国の対応マニュアルに基づき,平時から備えておくことを各関係機関で確認しました。

焼酎用さつまいも苗供給システム説明会開催

11月24日に,焼酎用さつまいも苗供給システム説明会を屋久島町営農支援センターで12名の栽培者と町,JA,農林普及課,島内の2酒造会社の担当者の参集で開催しました。屋久島町の焼酎用さつまいも栽培者は他品目と労働力が競合し,早期(3月下旬~4月)の苗確保が困難だったため,屋久島農業管理センターが管理業務受託している果樹試験園の空きハウスを活用し,栽培者へ早期に良質な苗供給を図り,生産量向上を目指すシステムの意見交換を行いました。今後,このシステムがスムーズに運用されるように支援していきます。

苗供給システム検討会

姶良・伊佐支部との交流を活かし,屋久島農業経営者クラブの活性化を!

11月10~11日に,県農業経営者クラブ姶良・伊佐支部との交流会を開催しました。今年はクラブ員4名に認定農業者5名も参加し,霧島市のクラブ員2名の事例研修と支部交流会(姶良・伊佐支部8名を含む22名が参加)を行いました。クラブ員から「互いの経営や取組,工夫を検討する機会となり良かった」との声があり,有意義な交流会となりました。今後も当クラブの魅力ある運営を支援していきます。

生活研究グループ機関誌「こだま」発行。第45号!

屋久島生活研究グループ連絡協議会では,昭和48年から毎年欠かさず,グループ員らの近況や1年間の活動を振り返る記録誌の役割も果たしている機関誌を発行しており,今年度もグループ員や過去に勤務し担当した生活改良普及員,現在の普及指導員から寄稿してもらい,11月10日に役員らで第45号となる機関誌を作成しました。これからも活動の灯火を絶やさぬよう時代に沿った活動を支援していきます。

農業大学校同窓会屋久島支部が初の交流会を開催

10月28日に屋久島町営農支援センターにて,県立農業大学校屋久島支部が交流会を開催し,同窓生10名が参加しました。支部による交流は初めてで,年代は20~40歳代と幅広く,面識の無い同窓生もいましたが,近況を語り合うなど有意義な時間になりました。同窓生は,「これを機会に積極的に農大を紹介し,将来の屋久島農業を支える人材確保に貢献していきたい」と話していました。

農大同窓会

現地就農トレーナー茶部門研修で小売り茶販売を研修

11月25日に屋久島事務所会議室にて,現地就農トレーナー茶部門研修を開催し,新規就農者3名をはじめ茶業振興会会員13名が参加しました。今回の研修では,小売り茶の品質向上を目的に県内茶商社の製品を展示・評価しました。また,普及情報課農業専門普及指導員等から,茶の保管技術や他産地の小売り販売事例の紹介を受けました。翌日は,現地にて「ゆたかみどり」の品質改善技術の指導を受け,実り多い研修となりました。

茶部門研修

10月

特産品「屋久とろ」原料ソロヤム優良種苗供給体制を検討

10月17日,屋久島の特産品「屋久とろ」の原料であるソロヤムの優良種苗供給体制について,原料の加工・販売を行っている(株)タカラバイオの担当者,町,農林普及課で検討しました。現在,種イモの原原種生産を農業開発総合センター熊毛支場へ委託していますが,収量・品質が安定し,販売量も増加してきたことから,現体制を継続していくこととしました。今後は,島内で種イモの供給体制が構築できるよう取り組んでいきます。

茶業振興会会員が秋整枝のポイントと屋久島新技術を学ぶ

10月14日,町内現地ほ場にて秋期茶園管理研修会を開催し,屋久島町茶業振興会員10名が参加しました。二番茶後の深刈り更新園については,強い樹勢を意識し葉層15cmを目標にした整枝法に取り組んでおり,良好な状態が保たれています。研修会では秋芽のバラツキを抑える摘芯処理や潮風害に影響されにくい管理体系等について紹介しました。今後も収量と品質のバランスがとれた屋久島版茶園管理体系確立に向け支援を行います。

茶研修会

売れる商品づくりを目指せ!「求評会」開催

10月20日,町営農支援センターで農水産物加工品の「求評会」を町と共催で開催しました。出品点数30点,(1)味(2)みため(3)量(4)価格(5)市場性(6)総合の視点で5名の評価員(6次産業化プランナー3名と町観光協会長,町内の有識者)から評価後講評をしていただきました。評価員から,価値が価格を上回る売れる商品づくりに取り組んでほしいとエールを送られました。出品者らは売れる商品づくりにむけてブラッシュアップをしていきたいと大変意欲的であり,農林普及課では,今後,出品者と共によりよい商品づくりに取り組んでいきます。

求評会

「CHANGE」-変わる屋久島フルーツ第3章開催

10月25日に「第3章:樹園地改造と省力化技術」と題して研修会を町営農支援センターで開催し,生産者30名が出席しました。屋久島事務所から果樹園面積の約3割に改植が必要と説明した後,農業開発総合センター普及情報課の農業専門指導員を講師に「果樹経営体の規模拡大に向けた樹園地改造と省力化技術について」研修を行いました。今後は,改植事業等を活用して,研修で学んだ樹園地改造等が実践できるように,支援を行っていきます。

9月

青年農業者全員がプロジェクト活動を検討

8月31日,屋久島町営農支援センターで屋久島地区青年農業者会議が開催され,4Hクラブ員9名を含む22名が出席しました。当クラブでは,会員全員がプロジェクト活動に取り組んでおり,それぞれが抱える課題について実績検討し,次年度の計画発表をしました。農林普及課では,青年の課題解決能力を向上させ,産地の担い手としてますます活躍されるよう,引き続き支援していきます。

青年農業者会議

新規就農者基礎研修会を開催

9月14日,屋久島事務所にて新規就農者基礎研修会を開催し,新規就農者2名が出席し,土壌肥料・病害虫防除・制度資金・生活設計等について研修をしました。新規就農者からは,「大変勉強になった。今後もわからないことがあったら相談したい」との感想がありました。指導農業士からは,「研修会等には積極的に参加していろいろな情報を入手したり,篤農家と接して刺激を受けたりして欲しい」とアドバイスがありました。

新規就農者基礎研修会

郷土菓子「つのまき」づくりに挑戦!

9月8日,屋久島事務所にて,第9回食の文化祭が「思いをつなぐ」というテーマで開催され,女性農業者23名が参加しました。研修内容は(1)県立農業大学校について(2)くらしの行事と行事食についてでした。(2)では,生活研究グループの代表者4名が四季の行事と食を2品ずつ紹介した後,郷土菓子の「つのまき」づくりに全員で挑戦しました。悪戦苦闘の結果,約80個の「つのまき」ができあがりました。今後も地域に息づく食文化伝承の取組を支援していきます。

オガコ利用で畜舎環境の改善を図ろう!

9月6日,7月にオープンした(株)屋久島地杉加工センターのオガコの供給・利用に関する検討会を開催しました。生産牛,養豚農家の代表者を含めた6名が参加し,センターは「オガコの発生状況」を説明し,畜産農家は「畜舎床面に敷き疾病を改善すること」や「通気性や水分調整で堆肥化促進する利用方法」を話し,配達サービスを要望するなど,屋久島の林畜連携活動が動き出しました。今後,当課では,畜産農家がオガコを利用した飼養改善,環境改善の取組を支援していきます。

県堆肥コンクールに3点出品決まる

9月16日,熊毛支庁にて県堆肥コンクール熊毛地区予選会が開催されました。屋久島町からは3点(混合部門2点,豚ふん部門1点)出品し,5名の審査員のもと,色相・形状・臭気など外観による審査が行われました。審査の結果,3点ともに品質がよく,県の堆肥コンクールへの出品が決まりました。今後も,品質の良い堆肥生産が行われるよう支援していきます。

焼酎用さつまいも苗供給システム検討会の開催

9月20,21日に焼酎用さつまいも生産者を対象に苗供給システム検討会を開催しました。屋久島はハウス育苗を導入している生産者が少なく,早期の苗確保が難しい状況です。そこで,町が農業管理センターに業務委託している果樹試験園の空きハウスを有効活用することを検討中です。生産者からは,地元で早期に苗を購入できるのであれば利用したい,バイオ苗を導入してほしいなどの意見が出されました。今後,関係機関と連携し,よりよいシステムが構築できるよう支援していきます。

8月

たんかん・ぽんかんの老木は,積極的に改植を!

8月25日,果樹関係の改植事業等説明会を開催し,67名の生産者が参加しました。同時にトロイヤーシトレンジ台木たんかんの苗木の生産状況を県庁花き果樹係から説明を受けました。屋久島では,改植事業の取組は近年なく,たんかん,ぽんかんは老木のため生産量が減少しています。今後,積極的に事業に取り組み,産地の若返りを支援していきます。

育成技術を競い,将来の優良屋久島繁殖牛をつくろう!

8月5日,屋久島町営旭牧場において,屋久島町主催で平成28年度屋久島町畜産共進会を開催しました。子牛価格高騰の中,母牛更新の手段は自家保留中心となってきますが,出品牛17頭のうち,8割近くが自家保留牛で,すべてが発育標準値以上と発育は良好で資質の高い牛も多く,参加者一同で,育成状況や改良度合いなどを確認し合いました。各部1席の3頭が,熊毛地区畜産共進会に出場します。

6次産業化,県内の先進事例を学ぶ!

8月25日~26日,屋久島自然の恵み販売拡大事業(地域振興推進事業)を活用して,県内(福山,桜島,吹上,伊集院)で6次産業化に取り組む企業や個人農家の事例について受講生ら11名の参加のもと実施しました。各研修先が取り組んだきっかけは様々でしたが,いずれも「地域農産物あるいは自家農産物を活用した加工品を消費者に届けたい」と,年月をかけ継続的に活動している事例でした。参加者の情報交換も活発になされ,今後も引き続き6次産業化の取組について支援していきます。

7月

気象災害に負けないばれいしょ・実えんどうづくりを目指そう

7月6日,第38回屋久団地野菜部会通常総会が屋久島町営農支援センターで開催され,会員を含め19名が参加しました。27年度は,ばれいしょ・実えんどうともに例年にない気象変動により,病害発生も多く,さらに寒波による茎葉の枯れ,霜莢等の発生により収量は低かったものの,安定した価格で販売することができました。次年度は,ばれいしょ生産量470t,実えんどう生産量31.5tを目標に気象災害に負けない野菜生産に取り組んでいきます。

農作業事故防止研修会の開催

7月26日,屋久島町営農支援センターにて農作業事故防止研修会が開催され,屋久島町認定農業者45名の参加がありました。講師は農業開発総合センターの農業専門普及指導員で,研修内容は,農作業事故の発生状況,事故事例から学ぶ安全対策,草刈り機・トラクタの安全な取り扱い方及びメンテナンスについてでした。農林普及課では,これまでと同様,農作業事故ゼロを目指し,あらゆる機会を通じて農作業事故防止啓発活動を行っていきます。

農作業事故防止研修会

6次産業化にむけ個別相談会とセミナー開催

7月21日~22日,町営農支援センターにて地域振興事業の屋久島自然の恵み販売拡大事業を活用した個別相談会と第1回セミナーを開催しました。今回の講師は,県6次産業化サポートセンターを介して中央の6次産業化プランナーである島本一仁氏を招き,個別相談会には6名が1時間ずつ相談し,セミナーでは「売れる商品づくり」と題して講義し,農家をはじめとする様々な業種の方が20名参加しました。今後は,参加者間のネットワークを構築しながら6次産業化を支援を行っていきます。

改植で産地の若返りを!

7月14日JA種子屋久屋久島果樹部会通常総代会が開催されました。部会員は232名で年々減少しています。平成27年度の販売実績は,ぽんかん46,704千円,たんかん103,998千円でこちらも年々減少しています。部会員の高齢化や老木よる生産量の減少が主因です。農林普及課では,改植事業への取組支援や屋久島たんかんのブランド再認定に向けた支援を行っていきます。

WelcomeNewFarmers!平成28年度新規就農者励ましの会を開催

7月26日,屋久島町営農支援センターで新規就農励ましの会を開催し,指導農業士,青年農業者,女性農業経営士,認定農業者,関係機関等計45名が出席し,新規就農者の門出を祝いました。本年度の対象者は2名で「いろいろアドバイスを受けながら,地域に役立ちたい」等の抱負が語られました。今後,関係者一体となって,生産技術,経営面等の早期確立に向けた支援を行います。

励ましの会

健康な屋久島子牛づくりに励もう!

7月20日,町営農支援センターにおいて,第39回屋久島町和牛振興会総会が開催され,生産者15名が参加しました。総会では,平均分娩間隔355日の生産者が表彰されるなど,高生産技術の維持啓発がなされました。農林普及課から,子牛価格好況の中で子牛疾病の予防,減少のため,のこくずの活用や子牛育成管理の取組について講話をしました。今後も個々の経営状況を検討したうえで,健康な屋久島子牛づくりを支援する計画です。

屋久島認定農業者の活動と意欲を再確認

7月26日,屋久島町認定農業者連絡協議会総会を開催し,認定農業者31名が参加しました。会長から「自然の恵みを活かすとともに自然の脅威を乗り越え,共存する屋久島農業を目指す」とあいさつされた後,27年実績と28年計画が協議されました。今後も関係機関と連携を図り,研修会の企画立案,意識度の把握や,今後の認定農業者組織の育成と個別指導に活かす計画です。

6月

屋久島町に畑かんがやってくる!

6月3日に,県営中山間地域総合整備事業説明会が開催され,受益予定者,関係機関等計22名が参加しました。旧屋久町内89.6haが受益地域となります。平成31年から一部通水へ向け,主に茶園における水利用計画が紹介されました。参加者からは,水を利用した害虫防除など多くの質問があり,関心の高さが伺えました。世界自然遺産の島ならではの,化学農薬を削減した環境に優しい栽培管理向上へ向けて,支援していきます。

6次産業化への取組支援,始動

町では,農林水産物の付加価値を高め商品性向上や販路拡大を目指して,昨年度から県の地域振興推進事業を活用し「屋久島自然の恵み販売拡大促進事業」に取り組んでいます。6月3日,関係者15名が集い町安房支所にて昨年度の活動反省や今年度の計画について検討しました。今年度は,より多くの仲間とともに商品性向上に向けた研修や島内での商談会の開催などが計画されており,今後も農業・農村の活性化が図られるよう支援していきます。

複式簿記記帳を学び,経営管理の基礎固めをしよう!

平成28年6月27日~7月1日の5日間,平成28年度パソコン簿記初級研修が開催され,6戸7名が参加しました。参加者は就農給付金受給予定者や簿記記帳未経験者で,今後パソコンによる複式簿記で,記帳・申告を行うため熱心に取り組んでいました。年々,受講者は増えてきており,農業普及係では,決算をもとにした簡単な経営診断まで誘導する計画です。

口永良部島の営農活動状況

島内における営農活動状況は,肉用牛飼養農家は4戸であり,飼養頭数は1年前と比較すると,ダニによるピロプラズマ病等で繁殖牛が16頭減少し28頭となりました。また,口永良部島活性化事業組合(地域おこし団体)が焼酎用さつまいも約45a,ガジュツ約90aを栽培しています。6月25日,口永良部島住民に対する避難指示が寝待地区を除き解除され,農業普及係では,放牧形態での飼養管理指導,焼酎用さつまいもの苗確保支援,栽培管理指導を行っています。

口永良部島状況

5月

27年度産ばれいしょ・実えんどう,寒波により減収

27年度産ばれいしょ・実えんどうの生育は,植付直後から気温が高く,軟弱徒長であり,例年より病害の発生が多くみられました。また,1月24日の寒波による茎葉の枯れ,霜莢等により,収量が低く,ばれいしょは出荷量370.7t(昨年比69.9%),実えんどうは出荷量13.2t(昨年比45.7%)でした。今後は,病害対策等に取り組み,収量向上対策支援を行っていきます。

屋久島産一番茶品質を相互検討

5月11日に,屋久島で一番茶互評会が開催され,町茶業振興会会員,関係機関等計21名が参加しました。審査員4名から,生葉原料の品質を最大限引き出す蒸熱・乾燥方法等についてアドバイスがあり,参加者は熱心に質問していました。また,当課から,二番茶の最重要課題として芽揃え対策を挙げ,園揃えの時期及び位置について説明しました。

茶互評会

たんかん2年連続減収

27年度産たんかんのJA種子屋久屋久島支所の販売実績は,平成26年度の台風の影響で着花が少なかったこともあり,出荷量279.9t(前年比77%),販売金額103,998千円(前年比82%)となりました。出荷量は,老木が多くなったこともありピーク時の半分以下となりました。今後,ブランド産地維持のために,改植を進めながら,産地の若返りを関係機関一体となり取り組んでいきます。

湯泊集落いけんかすっ会~今後の活動はいかに~

4月26日,湯泊地区いけんかすっ会の総会が湯泊生活館で開催され,会員7名(10名中)が出席しました。H27年度は,焼酎用や青果用さつまいもの栽培,たんかんジュースの試作に取り組み,H28年度も活動を継続させ,たんかんジュースについては販売用として取り組むこととなりました。当会は,5年前から毎月1回,耕作放棄地の解消や廃園対策等の話し合いを行い,関係機関もその活動を支援してきました。自主活動を促し,今年度からは,要請があれば対応する支援体制としました。

4月

屋久とろ原料「ソロヤム」出荷実績好調!

屋久島の特産品である屋久とろの原料「ソロヤム」の27年産出荷が3月終了しました。27年度は,6月の長雨,10~11月の高温,1月の降雪等異常気象の続いた1年でしたが,台風による被害がなかったことが幸いし,出荷実績は昨年度を大幅に上回る65t(計画比129%,昨年比213%)でした。農林普及課では,収量・品質の向上対策として,優良種苗供給体系が継続できるよう支援していきます。

たんかん・ぽんかんは開花やや遅いが,花多し

本年度は3月下旬の平均気温が1.2℃低かったこともあり,たんかんは平年より3日遅い4月13日が満開となり,着花量は全体的に多い状況です。ぽんかんは平年より1日遅い4月18日が満開となり,着花量はたんかんほどではありませんが多い状況です。平成26年度の台風被害から回復しつつある状態と考えられます。

走り新茶スタート!天候に恵まれ品質上々

走り新茶産地である屋久島の一番茶が4月4日からスタートしました。本年は,積雪や2月の低温により萌芽時期が遅れ,さらに3月下旬の気温が低く推移したことで新芽の生育が緩慢となり,摘採開始は前年と比較して6日遅くなりましたが,荒茶品質は,強風による葉痛みなど無く,味・香りに優れています。走り新茶は,全県的な本年産茶の品質を占う上でも重要な役割を担っており,今後も期待に応えられる産地を維持できるよう支援していきます。

屋久島子牛が44頭上場,子牛育成技術改善が課題!

4月21~22日,種子島家畜市場において,子牛せり市が開催され,屋久島から口永良部島子牛5頭を含む44頭を売却しました。屋久島本島の子牛は,昨年の7~8月生まれを中心に出荷され,平均743千円(前回比13千円高)で取引されました。屋久島和牛振興会の繁殖技術は高く,今回の市場で表彰されましたが,子牛育成技術はさらなる改善が必要です。今後,3戸を重点対象として,農林普及課を中心とした関係者で4月から毎月1回,技術向上対策を検討していきます。

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

熊毛支庁屋久島事務所農林普及課

電話番号:0997-46-2236

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