税金

日本の　税金

日本には　国税<国に　払う　税金>と　地方税<県や　市・町に　払う　税金>が　あります。
国税には　所得税<お金を　かせいだ　人が　払う　税金>や　消費税<ものを　買ったり　サービスを　受けたときに　払う　税金>が　あります。地方税には　住民税<住んでいる　市や　県に　払う　税金>や　自動車税<自動車を　持っている　人が　払う　税金>など　があります。

所得税

仕事で　給料などを　もらった　人が　払う　税金です。日本で　働いて　給料を　もらった　外国人も　払います。いくら　払うかは　その年の　1月1日から　12月31日に　もらった　給料などで　決まります。
自分で　つくった　お店などで　働いている　人は　自分で　所得<給料などの　お金から　必要な　お金を　引いた　金額>や　税金を　計算して　税務署に　知らせます。これを　「確定申告」と　いいます。
会社から　給料を　もらっている　人は　会社が　あなたの　税金を　計算して　給料から　引いて　払います。

居住者と　非居住者

外国人は　居住者<日本に　1年より　長く　住んでいる人>と　非居住者では　払う　税金の　金額が　ちがいます。　
居住者は　日本で　働いたときに　もらった　給料と　外国で　働いたときに　もらった　給料に　税金が　かかります。
非居住者は　日本で　働いたときに　もらった　給料だけに　税金が　かかります。

消費税

物を　買ったときや　サービスを　受けたときに　そのお金と　一緒に　払う　税金です。
払う　税金の　割合（2022年1月現在）

• 店で　買う　食べ物や　飲み物（お酒以外）…8％
• 店の　中で　食べたり　飲んだりする　物や　お酒 …10％
• それ以外の　物や　サービス …10％

住民税

1月1日に　住んでいる　（住んでいた）　県や　市などに　払う　税金です。
払う　金額は　前の　年の　1月1日から　12月31日までに　もらった　給料などで　決まります。

• 1月2日から　あとに　日本を　出る　場合も　住民税を　払う　必要が　あります。
• 日本を　出て　自分の　国へ　帰る　人は　日本を　出る　前に　あなたの　代わりに　住民税を　払う　人（納税管理人）を　決めて　住んでいる　市や　町の　役所に　教えて　ください。

車や　オートバイを　持っている　人が　払う　税金

1. 4月1日に　普通自動車（排気量が　660ccより　大きい　車）を　持っている　人は　「自動車税（種別割）」を　払います。鹿児島県から　納税通知書<払う　金額や　いつまでに　払うかを　書いた　書類>が　届いたら　期限までに　払って　ください。
2. 4月1日に　軽自動車（排気量が　660ccより　小さい　車）や　オートバイなどを　持っている　人は　「軽自動車税（種別割）」を　払います。市や　町の　役所から　納税通知書が　届いたら　期限までに　払って　ください。

固定資産税<土地や　家などに　かかる　税金>

1月1日に　次の　ものを　持っている　人が　払う　税金です。

1. 土地
2. 家や　マンション、アパート、ビル、店などの　建物
3. 仕事に　使うもの（機械、船、ヘリコプター、大型の　車など）