同和問題(部落差別)
同和問題(部落差別)について
「同和問題(部落差別)」とは,日本社会の歴史的発展の過程で形づくられた身分差別により,日本国民の一部の人々が長い間,経済的・社会的・文化的に低い状態を強いられ,今なお日常生活の上で様々な差別を受けるなど,我が国固有の人権問題で,早急に解決しなければならない重大な社会問題です。
国や自治体などの様々な取り組みにより、生活環境などの実態は大幅に改善されてきましたが、差別意識の解消については十分とはいえない状況です。
この問題の解決を図るためには,私たち一人ひとりが同和問題(部落差別)を正しく理解し,人権尊重の意識を高めることにより,差別のない社会を実現するよう努力することが必要です。
偏見や差別によって起こったこと
- 相手方の部落差別意識が原因で,結婚を反対された。
- インターネット上に,特定の地域への差別を助長する悪質な書き込みがあった。
- 友人から,「お母さんから『あそこの人たちと遊んではいけない』と言われたので遊べない」と言われた。
- 飛び出し注意の看板やロードミラーなどに,同和問題に関する極めて悪質で差別的な落書きがされていた。
- 電話のやり取りの中で,在住の地区と名前を聞かれたので答えたところ,出自についての誹謗中傷を受けた。
同和問題の理解を深めるために
職員向けに作成した,同和問題の理解を深めるための研修資料です。企業や団体等において実施する人権同和問題研修等にも是非ご活用ください。
同和問題の理解を深めるために
部落差別解消推進法(部落差別の解消の推進に関する法律)について
平成28年12月に「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行されました。
部落差別解消推進法(部落差別の解消の推進に関する法律)について
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください