更新日:2017年3月25日

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足利直冬軍勢催促状

「足利直冬軍勢催促状(複製)」画像


この史料は,足利尊氏の子で足利直義(尊氏の弟)の養子となった直冬が,貞和6(1350)年11月30日付で渋谷九郎(重興)に差し出した軍勢催促状で,尊氏方(北朝方)への参陣を促したものである。
催促状の冒頭に「両殿御意をやすめ奉らんがため,打ち立つ所也」と,この催促状が尊氏・直義の意向によるものであることが強調されているのが興味をひく。これ以前,一時期,尊氏・直義兄弟が仲違いしていたことで,諸国の武将が武家方(北朝方)から南朝方へ走ることを警戒したものと理解できる。
この文書は極端に小型な切紙であるが,これは主命を帯びた密使が敵方に奪われないために頭髪のたぶさなどに隠して携行するための工夫であった。

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