衣料切符
太平洋戦争下の衣料消費を統制するため配給制が採用されたが,その時の切符である。日中戦争開始とほとんど同時に物資統制の一環として始められた繊維製品に対する統制は,戦争の拡大と共に強化され,昭和17(1942)年に点数制による衣料切符によって配給を受けるという切符制が実施された。しかし,戦争の激化により統制品目は拡大されたが,逆に点数は減らされたうえ,現物はほとんど配給されないという状態となった。
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