陥し穴
大型・中型の陸上動物を捕るためのワナ。平面的には楕円(だえん)形などが多い。地面に穴を掘り,対象動物の違いによって,杭(くい)を立てたり,底を狭めたりしている。多くの陥し穴を列状に並べて,動物を捕る工夫などもなされている。縄文時代早期以降に多く見られるが,この仁田尾遺跡で発見された陥し穴は,旧石器時代の終わり頃のものである。逆茂木(さかもぎ)がみられる陥し穴では全国で最古のものである。現在までに20基近くが見つかっている。復元した陥し穴は,長さ1.55m,幅0.6m,深さは推定で0.9mである。
展示に関する情報
現在展示してあります(模型)
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