更新日:2025年4月24日
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3月18,19日,JR博多駅で開催された「つばめマルシェ」に,有機野菜生産者で組織する「霧島有機社中」が出店しました。「つばめマルシェ」は新幹線を活用し,新鮮な農産物を駅構内で販売するイベントで,「霧島有機社中」は,新たまねぎやレタスなど8品目を販売しました。参加した生産者は,大消費地では,地元に比べ有機農産物に対する評価が高いことを確認するなど,有意義な体験となりました。農政普及課では,今後も有機農産物の消費拡大に向けた取組を支援します。
3月26日,JAあいら北部地域営農センター(湧水町)で,「根深ねぎ夏越し対策研修会」が開催され,姶良・伊佐地域の根深ねぎ生産者54人が参加しました。種苗メーカーで長年育種に携わっている講師を招き,夏秋期の高温対策について,これまでの知見・経験に基づいた技術等が提示されました。参加した生産者からは,高温期のかん水等の肥培管理について,活発な質疑応答が行われました。農政普及課では,引き続き,根深ねぎの高温対策の技術確立に向けて支援します。
3月19日,国分公民館で,関係機関13人参加のもと,夫婦間の家族経営協定締結調印式が開催されました。協定を締結した北川氏は,1年間,経営継承予定先での就農前の研修を経て,今後,第三者継承をする予定です。協定は規模拡大し所得向上を目指すことを目標に,営農の進め方や役割分担などを位置づけています。農政普及課では引き続き,農業経営の確立と家族経営協定内容の実現に向けて支援します。
3月14日,霧島市内で,女性畜産農家で組織する「姶❤LOVE和牛女子」総会が開催され,会員19人を含む計27人が参加しました。令和6年度は,県単事業も活用し,子どもたちへの食育活動や初セリ市での振る舞い汁提供など活発な活動が行われました。令和7年度は,「全国農業担い手サミット」や全国牛飼い女性サミット「第12回モーモー母ちゃんの集い」への参加など,精力的な活動が予定されています。農政普及課では,引き続き女性農業者組織を支援します。
3月19日,姶良市内で麦類農家19人が集う現地検討会が開催されました。検討会ではJAあいら西部地域営農センターを起点に現地を巡回し,出穂状況や栽培管理についての確認が行われました。当日は,出穂はじめの時期で,増収に向けた追肥や赤かび病防除についての周知を行いました。昨年度,赤かび病が多発したことから,今後も必要に応じた検討会の実施が予定されており,農政普及課でも支援を継続します。
3月10,11日,姶良中央家畜市場で開催された子牛セリ市で,県肉振協姶良支部主催による全頭体測を実施し,売却予定の509頭の体高,胸囲,腹囲,栄養度を計測しました。子牛価格が低迷している中で,体高,胸囲は昨年と同水準であり,日齢,体重がわずかに増加しました。栄養度については,過肥と判断される7以上の牛が減少し,適正域にある子牛が多くなりました。今後は,栄養度を現状程度で,日齢短縮と体高等の発育を更に向上していくよう,畜産農家を支援します。
2月28日,園振協伊佐支部は,伊佐市菱刈田中の根深ねぎ栽培予定水田に排水対策実証ほを設置しました。当該水田は,下層が硬いシラス層で排水が悪いため,収穫株率が6割を切っています。スーパーサブソイラを改良した排水対策機を使用し,硬盤破砕と同時に暗渠排水路を設置しました。作業後3日間で52mmの降雨がありましたが,作業した場所には水が溜まらず,排水性の改善を確認できました。今後,梅雨時期以降の排水性とねぎの生育を確認する予定です。
2月27日,「伊佐YADクラブ」の視察研修が開催され,青年農業者5人が参加しました。研修先は,姶良地区の青年農業者で組織する「飛翔クラブ」の小麦・大豆栽培農家と肉用牛一貫経営農家で,参加者は,視察農家の経営改善に向けた創意工夫や取組に活発な質問をしていました。また,飛翔クラブ会長も交えて,将来の目標について語り合い,伊佐地区・姶良地区の農業青年同志で互いに刺激し合う良い機会となりました。農政普及課では,今後も青年農業者組織の活動を支援します。
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