更新日:2025年7月29日
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6月6日,霧島市立国分小学校で3年生児童103人を対象とした食育支援活動を行いました。農政普及課からは,大豆の栽培や加工等について,実際に大豆を使って説明を行いました。播種を実演したり,水分を吸収して膨れた大豆を見せたり,大豆を使った加工品の種類についてクイズを行い,児童の興味を引き出すような内容で実施しました。児童からは多くの質問があり,大豆への関心と理解が深まりました。農政普及課では,今後も食育等を通じ,消費者の農産物への興味醸成に取り組みます。
5月28日,JAあいらかぼちゃ班会が現地検討会及び出荷協議会を開催し,生産者15人及び関係機関11人が参加しました。現地検討会では霧島市溝辺の加工用かぼちゃのほ場を巡回し,花粉の状態などを確認しました。JAあいら溝辺支店で行われた出荷協議会では,春かぼちゃの果実の断面を確認し,低温による成熟の遅れを実感する声が聞かれました。農政普及課からは,積算温度等に基づく適期収穫や,梅雨期に多発する病害及び果実腐敗の対策を指導しました。今後も単収向上に向けて支援します。
5月29日,牧園農村活性化センターで姶良伊佐地区荒茶品評会及び地区茶業青年の会荒茶求評会,二番茶生産研修会を開催し,生産者32人及び関係機関17人が参加しました。地区荒茶品評会では,全国茶品評会に出品予定の荒茶など33点,茶業青年の会求評会では21点が出品されました。出品された荒茶は,外観,内質ともに優れたお茶が多数出品されており,今年の一番茶の生産状況がうかがえるものでした。農政普及課では,今後も生産者の高品質な茶生産を支援していきます。
6月9~13日の4日間にかけ,パソコン簿記記帳農家を対象に次年度更新指導及び農業専用会計ソフトを活用した経営分析研修会を開催し,農業者11人,関係機関5人が参加しました。参加者は,令和6年度の決算書を振り返り,経営改善の取組状況を確認したところですが,会計ソフトは青色申告書の作成機能の利用に留まり,分析機能は活用されていませんでした。農政普及課では,今後,分析機能を活用した「経営の見える化」を進めていきます。
6月11日,姶良市姶良公民館で姶良地域生活研究グループが「学ぼう伝えよう講座」を開催し,会員及び消費者30人が参加しました。事前に役員で検討した「春の行事食」レシピに基づき,地元の野菜や肉を使用した「茶葉入りソーセージ」などの調理を実習しました。試食後は,「行事の思い出と伝えたい行事食」についてグループトークを行い,会員が経験してきた行事に関する食について,活発に意見が出されました。農政普及課では,今後も地産地消や食育への取組を支援していきます。
6月19日,鹿屋市で開催された全国牛飼い女子サミットにおいて,県外から空路にて来鹿される出席者を歓迎するため,女性畜産農家で組織する「姶❤LOVE和牛女子」が,空港での出迎えを行いました。また,サミットでは,設置ブースにパネルや関連グッズを展示した活動紹介や霧島市の窪田加奈子氏が「モーモー母ちゃんになるまで」と題し,これまで積み重ねた経験や喜び,今後の抱負などの発表を行いました。農政普及課では,今後も組織活動支援を行っていきます。
5月30日,伊佐地区農業経営者クラブと伊佐YADクラブ(農業青年クラブ)の交流会が地元飲食店で開催されました。水稲育苗や田植えなどの農繁期ではありましたが,関係機関を含めて20人が参加し,それぞれの経営課題や取り組み状況,また今後の農地の集積やスマート機導入による作業の効率化の計画について活発な意見交換を行いました。関係機関からは農作業の安全対策や水稲新品種の特性,経営分析などの情報提供をしました。今後も両組織が充実した活動を続けられるよう支援していきます。
5月28日,伊佐市大口文化会館において,伊佐市農業再生協議会主催による大豆耕作者説明会が開催されました。33人の耕作予定者が参加し,伊佐市やJA,伊佐農業公社からは所得安定対策制度や出荷契約,作業委託についての説明がありました。農政普及課では,栽培ごよみに加え,排水対策の徹底や雑草対策などの基本技術の重要性について説明を行いました。令和7年度の栽培面積は前年度の155haから約100haに減少する見込みですが,今後も増収に向けて技術支援を行っていきます。
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