林業労働安全衛生

事故及び災害はいつ，どこで起こるか分かりません。普及啓発や予防及び対処法によって，防ぐことや被害を最小限にくい止めることが可能になります。油断焦りは禁物です。日頃から注意し労働安全対策に取り組んでください。

＜資料＞作業安全テキスト

県では，作業安全のためのテキストを作成しました。
このテキストは，どなたでもご自由にダウンロードできますので，労働安全対策にご活用ください。

(1)熱中症

(2)刈払機

(3)チェーンソー

(4)伐木造材

(5)かかり木を安全に処理せよ

(6)林業機械（運転者用）

(7)林業機械（運転作業者用）

資料はこちらから，ダウンロードできます。

伐倒作業等について

チェーンソーによる伐木作業などの業務に労働者を就かせるときは、事業者は、その業務に関する安全または衛生に関する特別の教育を行わなければなりません（労働安全衛生法第59条第3項（特別教育））。詳しくは，下記の「参考ホームページ」をご覧ください。

事業者に雇用されている労働者（作業者）については，作業基準の遵守，作業環境の十分な把握，基本動作の遵守等を確実に実践するようにしてください。

また，これ以外の者については，チェーンソー等の特別教育を受ける義務はありませんが，自主的に特別教育を受けることや，これと同等の知識を得るようにしてください。

参考ホームページへのリンク

蜂や蜂刺され症状について理解し，適した服装，防蜂網の着用や殺虫スプレー，毒吸引器，痛み止め錠剤，塗布剤等を携帯するとともに，蜂毒アレルギー体質の方，おそれのある方等はあらかじめ周りの人に知らせることや，応急措置用の自己注射器（資格を持った医師の処方が必要）を携帯するようにしてくだい。

参考ホームページへのリンク

熱中症の予防に努め，症状が現れた際の救急措置について理解するようにしてください。

参考ホームページへのリンク

雷雨等天候が急激に変化する場合がありますので，気象情報に十分留意し，異常天候時には，作業を中止する等対処を的確に行うようにしてください。

チェーンソー等の振動器具の長時間使用をやめて，正しい使用法を守り，早期発見・治療に努めることが大切です。

チェーンソー等を使用する作業者については，雇入れの際，当該業務への配置替えの際及び6月ごとに1回，定期に特殊健康診断を行うこととされています。（昭和45年2月28日付け旧労働省労働基準局長通達「チェーンソー使用に伴う振動障害の予防について」（昭和48年10月18日改正）による。）

特殊健康診断は，林業関係者を対象に林業木材製造業労働災害防止協会鹿児島県支部（TEL099-260-5356）で検診を実施しています。

（単位：人）