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更新日:2022年7月11日

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太陽エネルギーのパッシブな利用

対策の概要

太陽の熱を蓄えて利用する

年間を通じて温暖な鹿児島県でも冬期は低温となり、暖房機器が必要になります。そこで島嶼部と比べ、暖房の必要性が高い一方で、冬期の日照時間が比較的多い本土部では、この豊かな冬の太陽の熱エネルギーを上手に利用したパッシブヒーティングを活用しましょう。
計画の原則は、(1)太陽エネルギーを取り入れること(取得)(2)熱を貯えること(蓄熱)(3)熱を閉じ込めること(断熱)です。南面を集熱面として、熱容量の大きな壁・床等に太陽熱を蓄熱し、日没後もその輻射熱を利用することがパッシブヒーティングの基本的な仕組みです。この手法によって、室内環境を快適にしながら、光熱費を抑えることができます。
建築的手法と設備的な手法による温熱環境の快適化

図2-4建築的手法と設備的な手法による温熱環境の快適化



太陽エネルギーをパッシブに利用することで、室内の気温を快適な状態に近づけることが可能です。しかし、真冬や真夏のように屋外の条件が厳しい時期には、パッシブ手法だけでは室内を快適な温度に保つことは困難です。このような時期は、エアコン等の設備機器を補助的に使用します。一時的には設備機器を使用することになりますが、全てを設備機器に頼っている一般住宅と比べ、その使用頻度は少なく、エネルギー消費量を削減することができます。
※パッシブクーリングは通風や夜間の放射冷却、植物の蒸散作用により室内の気温を下げる取り組みです。(01、02、03参照)

主な手法

●ダイレクトゲイン(直接蓄熱)型
●付設温室の設置

よくあるご質問

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土木部建築課

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