更新日:2024年10月11日
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7月31日に,さつま町甫立原の神囿園で,令和6年産なし収穫祭があり,生産者や関係機関,報道機関等多数の関係者が参加されました。また当日は,薩摩中央高校の生徒が収穫体験をしました。さつま町では「幸水」,「豊水」をはじめ,期待の新品種「凜夏」や「甘太」などが栽培されており,国道沿いでの直売や宅配などで販売されています。農政普及課では,今後も関係機関と連携し,なし産地育成に向けて支援します。
さつまファームレディ倶楽部が,若手女性農業者との交流と現地活動事例を学ぶ目的で,8月5日,さつま町で交流会を開催しました。茶の経営主である当会長の茶工場では,今年度,経営移譲する後継者が経営概況を紹介し,工場の機械を示しながら茶の製造を説明されました。次にインフラツーリズムとして,九州最大級の鶴田ダムを見学しました。2名の若手女性農業者は「他の経営事例を学べ,新鮮だった。交流を楽しめた。」と感想を述べられました。次回交流は11月にわくわく集会を予定しています。
8月20日,さつま庁舎でもち麦生産者と味噌製造者がもち麦味噌の消費拡大を図るため,PR用レシピ案を作成しました。若い世代や米食以外への関心を高めようと,味噌汁以外の使い道として,スムージーやディップ,焼き菓子などを試作しました。試作品は町担当者や外部のアドバイザーと試食・評価し,もち麦味噌の分量や合わせる材料比較など意見を交わし,新たなレシピ案ができました。今後,評価の高かったものを整理し,PR用のレシピを作成していきます。
8月23日に,さつま町及び薩摩川内市の現地ほ場において,さつま町及び薩摩川内市の青年農業者や中核農業者を対象とした川薩地域稲作研究会現地研修会を開催しました。当日は,関係機関・団体を含め40人が参加し,ザルビオ(AIを活用した農業デジタルツール)による衛星データを用いた水稲全量可変施肥の実証や,新奨励品種「あきの舞」のほ場を見学し,生育状況を確認しながら意見を交換しました。「あきの舞」は令和7年度から一般栽培が開始され今後の普及が期待されます。
7月23日に,さつま町駐在会議室及びいちご育苗ほ場において,令和6年度産から栽培を開始するいちごの新規栽培者2名を対象に,研修会を開催しました。室内でいちごの生理生態や育苗技術について研修を行った後,生産者の育苗ほ場で,育苗現場を実際に見ながら,病気や害虫の観察等について説明しました。管内のいちごの就農者は約8年ぶりで,担い手としての成長が期待され,当課では,引き続き,関係機関や指導農業士と連携してきめ細やかな指導を実施し,早期経営安定を支援します。
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