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更新日:2025年5月30日

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現地農業情報(出水地域)令和7年4月

加温大将季ブロック別検討会で,令和7年産着果状況について確認

4月8日及び10日,管内3ブロックに分かれ,加温大将季ブロック別検討会が開催されました。今回は,各ブロックの全園をまわり,着果状況の確認等をもとに,当面の管理作業について検討しました。本年度は,2~3月の低温の影響もあり,開花が遅れ,着果状況は昨年度の収穫終了が遅れたため,やや少ない傾向でした。そのため,農政普及課は,早期摘果や新梢管理などの着果安定技術について指導しました。
今後も,適正着果量を目的とした摘果方法等を関係機関・団体と連携し,支援します。

出水地区茶業振興会が良質茶生産を祈願し手揉み茶を奉納

4月3日,出水地区茶生産者を含む関係者9人が参加し,感応寺に奉納する茶の手摘み及び手揉みを行いました。献茶祭は4月9日に行われ,本年産茶の高品質茶生産及び安全等を祈願しました。併せて茶生産対策研修を行い,農政普及課から一番茶生産のポイント及び二番茶以降の茶園管理について,写真を用い指導しました。本年産茶は前年より3日程度遅い生産で,霜害もなく,生育は良好です。4月下旬以降管内茶生産が最盛期となる見込みであり,品種や市況に応じた製茶を支援します。

「あきの舞」のさらなる周知に向けた実証・展示ほ設置の打合せ

令和6年度における「あきの舞」の実証ほ結果は,「ヒノヒカリ」と比べ収量が1割多く,品質も優れました。このことから,令和7年度は出水地区の3市町のそれぞれで実証・展示ほを設置し,より多くの水稲農家に「あきの舞」を周知します。実証農家からは高温登熟性に優れる「あきの舞」の導入による品質向上が期待されています。
令和7年度は干拓地を中心に作付け予定であり,令和8年度以降の本格的な普及に向けて,関係機関と連携して「あきの舞」を推進します。

鶴翔高等学校に将来の出水地域を担う新1年生が入学

4月8日,鶴翔高等学校で入学式が行われ,保護者,関係者が多数出席する中,総合学科39人,農業科学科19人,食品技術科19人計77人の入学が許可されました。昨年度は,農業科学科1,2年生及び食品技術科1年生による甘夏収穫作業の地域貢献活動実施にあたり,農政普及課として事前授業等支援してきました。今年度も,5月開催の鶴翔高等学校農業後継者育成対策協議会を踏まえ,関係機関・団体と連携し,鶴翔高校生が将来農業経営を選択するきかっけとなるよう,各種活動を支援します。

JA鹿児島いずみ果樹部会9つの各事業所支部総会開催される

4月7日~18日まで,JA鹿児島いずみ果樹部会9つの各事業所支部総会が開催され(会員276名),農政普及課から,気象に応じた栽培管理方法や,毎日くだもの200g推進など,健康管理のための情報提供や,また,支部の要望によりカンキツの生理・生態やリュウキュウサビダニ対策の講習を行いました。高齢化により部会員が9人減少しましたが,若い青年農業者の加入も見られ,若返りが進んでいます。今後も,部会と連携して担い手・青年農業者育成を支援します。

長島地区赤土バレイショの出荷が始まる

4月に入り,令和7年産長島地区春バレイショの出荷が始まりました。昨年と比べて,約2週遅れのスタートとなりました。令和7年産の植付けは11月中旬~2月末で終了し,12月までの生育は昨年並でした。しかし,1月~2月の低温の影響で全般的に遅れ気味となり,さらに2月の降雪,降霜の影響を受け,収穫遅れにつながりました。JA鹿児島いずみでは,栽培面積351ha(昨年度実績比100%),8,800tの出荷を計画しており,GW頃の出荷ピークを見込んでいます。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

北薩地域振興局農林水産部農政普及課出水市駐在

電話番号:0996-63-3115

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