ホーム > 教育・文化・交流 > 家庭・地域・社会教育 > 生涯学習・社会教育 > 生涯学習 > 令和2年度「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰
更新日:2021年2月19日
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幅広い地域住民等の参画により,地域全体で未来を担う子どもたちの成長を支え,地域を創生する活動のうち,その内容が他の模範と認められるものを表彰することによって,地域と学校が連携・協働し,社会総掛かりで地域の教育力の向上を図ることを目的としています。
平成23年度から実施している「いぶすき学校応援団」を基盤とし,校区の目標を「地域ぐるみによる子どもの育成」と掲げ,ボランティア登録者だけでなく地域住民の参画のもと継続的,発展的に活動が展開されています。
特徴的な取組として,総合的な学習の時間に行われる地域の高齢者「茶いっぺサロン」との双方向のふれあい活動や地域指導者による年間をとおした書写指導,隣接高等学校生徒による学習支援等の放課後子ども教室支援など,幅広い年齢層の団体やボランティアと連携した活動があります。
地域コーディネーターである公民館主事が学校運営協議会委員であるため,活動の情報共有が地域と学校の両方に行われるとともに,地域においても学校の課題解決に向けた協議も行われています。
活動詳細(今和泉小学校区地域学校協働活動)(PDF:218KB)
校区公民館副館長が地域学校協働活動推進員となり,学校と地域とのコーディネーター役を担い,校区公民館を中心に,学校,PTA,地域,関係団体等が連携し,地域全体で活動を行っている。また学校運営協議会が地域学校協働活動本部の機能も兼ねており,地域住民や関係団体との情報共有がスムーズになり,地域の要望だけでなく学校の要望にも素早い対応が可能になっています。
郷土芸能である校区内神社の神舞や集落の棒踊り等,地域の指導者等を中心に,指導・伝承活動に関係団体と連携しながら取り組んでいます。教員も積極的に参加し,伝統文化を伝承する担い手となっています。
また,青少年育成の日と定められている第3土曜日には,校区公民館が中心となり,『キラリ輝く「しぶしっ子」育成事業(土曜体験広場)』を開催し,長寿会や地元の農家,教員等,地域の人たちを指導者に,体験を通して地域のよさを学ぶ活動を実施しています。
地域住民全体で子どもたちを守り育てるといった当事者意識が高く,学校運営協議会とコミュニティ協議会の一体的な推進が継続的に進められています。
活動を通した地域住民や関係機関や団体等のネットワークづくりができており,特に郷土芸能の保存に関しては,高齢化により指導者不足になりつつも,地域が学校や保存会と協力したり,高齢者が「ふるさと先生」となって子どもたちに郷土芸能の歴史を伝えたりするなど役割を分担しながら保存活動に取り組んでいます。
学校応援団のサポーターが全児童への手作りマスクを送るなど,活動が社会貢献にも繋がっています。また,活動は新聞でも報道され,広く知られているとともに,SNS等を活用して積極的に情報発信をしており,活動内容の周知も図られています。
活動詳細(牛尾校区コミュニティ協議会)(PDF:198KB)
日時:令和3年2月25日(木曜日)午後2時から午後2時30分まで
場所:文部科学省旧文部省庁舎6階講堂
本年度は全国で111活動が受賞しました。
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