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更新日:2021年12月9日
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宇検村やけうちっ子環境学習世界自然遺産博士講座を新たに開設する。世界自然遺産登録を前にその意義や課題について9回の講座で学びを深める。こ
れは,次世代の宇検村や奄美,そして日本,世界の持続可能な社会の創り手を育成するための環境プログラムであり,インターネット配信も行う予定であ
る。最後のプログラムでは,学んだことを人前で披露する成果発表の場を設け,身をもって成果を体感することで,学習意欲の高揚を図ることができると
考える。小さな島のコミュニティの中で,島の良さが口コミや様々なメディアを通して広がり,宇検村を情報源として,島全体をPRできる事業である。
また,今年度から図書電算処理システム事業を導入し,蔵書の検索等,利用者の利便性を意図してバーコード読込によるシステム管理へと移行する。
他にも一人当たりの年間利用回数が4回,住民のニーズに応じて,12の公民館講座を開設している。
教育関係施設や官公庁等の公的施設などと隣接している立地条件にあり,年間を通じて多くの利用のある公民館である。税務署や法務局,司法書士会など,
近隣にある関係機関等と連携した公民館講座「くらしに役立つ税教室」,「知って得する法律入門」,「消費者トラブル対策講座」を実施し,受講者に
とって満足度の高い講座となっている。
また,「新春書き初め大会」や「地域総合文化祭」「公民館スポーツ大会」を自主学習グループ会員の協力のもと開催することで,学習の成果を生かす
場の充実が図れ,リーダー育成や主体的な活動の促進へとつながっている。地域総合文化祭は,舞台発表・展示発表等を行い,延べ約2,000人が集い,一
年間の学習成果を発表する場となっている。
地域との連携においても,地域内のコミュニティ協議会や学校と定期的に情報交換を行うとともに,地域の教育的資源を活用した地域のよさを再発見す
る講座を新たに開設するなど、連携した取組を進めている。
さらに,鹿児島市手をつなぐ育成会と連携することで,合理的配慮の視点から講座を見直し,障害のある方やその家族への支援にも取り組んでいる。
以上のように,地域の教育資源や人材を活用し,幅広い方々を対象にバランスよく取組がなされており,住民の教養や生活の向上,地域づくりに寄与す
る施設として貢献している。
平成14年に開館して以来,生涯学習推進のために各種講座(市民講座,短期講座,高齢者大学)の開設や同好会活動を支援するとともに,地域住民の
生きがいづくりや仲間づくりに努めるなど,生涯学習施設の拠点となっている。
また,特色ある活動の1つである鹿屋寺子屋事業の「東サンサン塾」と「寿北ランラン塾」を開設し,放課後の児童の学習活動の支援や交流活動を通し
て,学び合う楽しさや郷土愛を育む活動を推進している。さらに,地域ぐるみで学校を支援する学校応援団では,学校と地域をつなぐ役割を担っている。
本センターのキャッチフレーズに「育もう家庭のぬくもり高めよう地域の絆ひろげよう人の和」を掲げ,市民に親しまれ,利用しやすい施設運営を
目指している。他にも一人当たりの年間利用回数が4回,住民のニーズに応じて,12の公民館講座を開設している。
日時令和4年2月4日(金曜日)午前10時50分~午前11時30分
場所文部科学省東館3階第一講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2)【対面とオンラインを組み合わせて開催予定】
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