更新日:2024年3月4日
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1月13日,鹿児島中央家畜市場で子牛セリ市前研修会を開催しました。「分娩間隔の短縮」がテーマの研修で,39人の農家が参加しました。研修では各市村別の分娩間隔の実態や新規就農者の繁殖成績向上のプロジェクト活動を紹介しました。「鹿児島中央家畜市場が県内で一番分娩間隔が長い。」「価格が低迷している今は,分娩間隔が大事だ。」と農家が認識するなど,有意義な研修となりました。今後も,時期や情勢に合わせた研修内容にすることで,有益な情報を提供できるよう努めていきます。
鹿児島地域振興局農林水産部では地域振興事業を活用し,管内農林水産物をPRしています。その一環で,12月26日,桜島の赤生原のほ場で消費者20人を受け入れ,桜島小みかんの収穫体験を実施しました。当日は天候にも恵まれ,参加者は橙色に色づいた小みかんを楽しそうにじっくり選んで収穫していました。小みかんを試食した消費者からは「とてもいい香りがする」「甘い」「来年もまた参加したい」などの声が聞かれました。
1月27日に桜島の火の島めぐみ館で,「第24回世界一桜島大根コンテスト」が開催され,昨年を上回る56点の出品がありました。今年は播種後の高温,乾燥による肥大不足が心配されたが,生産者の努力もあって回復し,出品された作品は大きさ,形状,色沢等に優れ,いずれも甲乙つけがたいものでした。今回,ギネス世界記録の更新はできませんでしたが,今後とも長年培われた栽培管理技術の継承を図り,伝統野菜の桜島大根の魅力がより多くの人に伝わるよう支援していきます。
12月25日,日置市中央公民館で,学校給食関係職員等65人の参加のもと「地域の農産物や農業のことを知り,こどもたちに栄養とともに食材に込めた思いを届けよう」をテーマに研修会を開催しました。鹿児島県の農業の特徴や日置地区のかごしまブランド品目の紹介,安心・安全に配慮したGAPやIPMの考え方と取組について紹介しました。GAPやIPMの取組を含め,農業者が農業生産に込めた思いと努力を知っていただく機会になり,地域農産物を活用したいとの声が聴かれました。
1月18日,日置市本所で日置市農業公社の受入式が,農業公社関係者6人,市・農政普及課4人,第12期研修生1人の計11人で行われました。日置市長の祝辞や,JAさつま日置組合長,振興局農政普及課長から励ましの言葉がかけられました。地域の代表的品目であるソリダゴに取り組み,地域の将来の担い手として期待されています。これから2年間の研修が始まり,農政普及課でも農業公社と連携しながら,新規就農時にスムーズに農業を始められるよう支援していきます。
1月18~19日の午前,午後4回に分けて,JAさつま日置の4支所で根深ねぎ栽培講習会を開催しました。園芸振興協議会日置支部野菜部会根深ねぎ専門部会で,栽培暦や品種一覧表等を刷新したため,今回は修正箇所を中心に説明しました。参加した根深ねぎ農家からは,「これまでの資料よりかなり具体的で分かりやすい」などの声が聞かれました。また,併せて近年課題になっているネギハモグリバエB系統対策についても指導しました。
1月20~21日の2日間,おいどん市場与次郎館で,日置地区農業青年クラブがおいどん生産者マルシェに出店しました。日置地区は「イチゴ」「ポンカン」「マコポン」「デコポンジュース」「ショウガパウダー」「切り干しダイコン」等を販売しました。青年たちの賑やかなかけ声やパンフレットの配布で販売能力を互いに磨きあっていました。両日とも天候に恵まれ,子どもたちも含め消費者が多く訪れ,イベントは盛況でした。
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