11月5日、6日に鹿児島市のカクイックス交流センターにおいて、県茶業振興大会「かごしまお茶まつり鹿児島大会」が開催されました。鹿児島市開催ということで、鹿児島市松元地域の生産者は「まつもと茶」のふるまいと手もみ茶の実演を行い、大盛況でした。式典では、茶品評会普通煎茶の部で有限会社中園八郎製茶が1等2席の九州農政局長賞を受賞し、大会に花を添えました。今後も生産者の所得向上及び「まつもと茶」の品質向上に向けて、引き続き関係者で支援していきます。
子牛セリ市前研修会で子牛の適正発育について研修を実施
11月15日、鹿児島中央家畜市場の子牛セリ市前研修(31名参加)で「子牛育成飼料給与マニュアルの徹底と適正発育」について説明しました。セリ市の成績によると、販売価格は令和5年に比べ上昇していますが、出荷体高が日齢や体重に対して低いことが課題となっています。これらの改善策として、分娩2か月前の母牛への増し飼いによる胎子の胸腺発達への効果と、給与マニュアルの割合で配合した飼料を3か月齢までの子牛に給与することでの絨毛発達を説明しました。今後も新規就農者の子牛の適正発育について指導していきます。

担い手育成の担当者会を開催
10月30日、鹿児島市担い手等担当者会を鹿児島市役所会議室で開催し、12名が参加しました。会では新規就農者の確保・育成をテーマに新規就農者支援対策の事業活用有無によるスケジュールの確認、農政普及課からは資金の借り入れ時の留意事項について説明しました。その後、鹿児島市の各農林事務所の担当者が抱えている課題や問題点を出し合い、情報共有を行いました。収支計画については、家計費を考慮した日本政策金融公庫の様式をベースに作成していくことが重要であると確認されました。今後も関係者と連携を図り、新規就農者を育成していきます。

ドローンによる遮光塗布材散布の成果と課題整理
農政普及課では、軟弱野菜の昇温抑制対策として、令和6年度からドローンによる遮光塗布材散布の技術確立と普及に取り組んでいます。散布を行った生産者へのアンケートでは、「慣行の動噴散布と比べて遮光効果は遜色ない」「労力がかからず来年も委託したい」など高評価が得られました。一方で、塗布材の残存期間が長すぎるとの指摘もあり、次年度の散布設計について生産者と協議しました。来年度も引き続き技術改善を進めていきます。
日置地区
日置市スマート農林業研修会~最新技術の実演に高い関心~
11月5日、日置市田代地区で「RTK基地局を活用したスマート農林業研修会」が開催され、IoT・AI・ドローンなどの先端技術が紹介されました。研修会では、最新技術を活用した農林業の未来について講演と実演が行われ、ドローンによる模擬散布や約30kgの荷物運搬、自動操舵システムを搭載した中古トラクタのデモが実施されました。参加者は高精度な操作性に関心を示し、中山間地での作業効率化や省力化への期待が高まりました。地域農林業の維持発展に向け、さらなる技術導入が期待されています。



坂之上製茶に集う!女性農業者の学びと交流の一日
11月10日、坂之上製茶SABOにて日置地区若手女性農業者研修会を開催し、女性農業者7人が参加しました。研修会では、坂之上氏より女性農業経営士としての活動内容について講話をいただきました。講話後の情報交換では、和やかな雰囲気の中、坂之上氏への活動に関する質問や、子育て・経営上の悩みなどについて活発な意見交換が行われ、有意義な時間となりました。農政普及課では、今後も研修会や交流会を通じて、地域の担い手となる若手女性の育成に取組んでいきます。

米国+台湾輸出対応の管理暦2年目に向け、暦検討会を開催!
11月10日、鹿児島地域振興局日置庁舎で鹿児島・日置地区茶園管理暦検討会が開催され、生産者及び関係機関等計18人が出席しました。管内では今年策定された「米国+台湾」輸出対応の暦を使用している生産者が多い中、検討会では、農政普及課主導で実施した防除効果検証としての実証ほ活動の結果や、現場での病害虫発生状況等について意見交換し、来年度の暦に向けた農薬選定を行いました。農政普及課は、今後も薬剤効果や病害虫発生状況を継続調査していきます。

青年4人が日置地区青年農業者会議の開催!
11月18日、鹿児島地域振興局日置庁舎にて、日置地区農業青年クラブ主催の日置地区青年農業者会議が開催され、クラブ員をはじめとする若手農業者4人に指導農業士や関係機関の職員等を加えた20人が参加しました。会議では、若手農業者によるプロジェクト発表(3人)と意見発表(1人)があり、発表後には活発な意見交換が行われました。農政普及課は、同クラブが活発に活動できるよう今後も支援していきます。


さつまいもの高温対策は、白黒マルチが最適!
11月4日、高温対策として実証していた白黒マルチと黒マルチの坪堀りを実施しました。品種は「べにはるか」、5月18日植えで、在ほ期間は170日、初期生育は黒マルチの方が地温上昇効果により生育が旺盛であったが、イモづるが繁茂するとその差はわからなくなりました。収量調査では、黒マルチが2.2tに対し、白黒マルチは2.8tとなり、資材代を差し引いても、白黒マルチの方が優位な結果となりました。今後、品種間差や植付時期の違いも整理して高温対策を進めていきます。