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更新日:2025年6月17日

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令和7年5月南薩地域の現地農業情報

枕崎市,南さつま市,南九州市

猛暑対策とサシバエ対策について学ぶ!

5月13日に鹿児島中央家畜市場で開催された子牛セリ前研修会において,肉用牛生産者約30名を対象に,農政普及課が牛の暑熱対策及び人の熱中症対策,サシバエ対策について研修を行いました。生産者からは,昨年末から発生しているランピースキン病感染防止で重要となる,サシバエ対策に関する質問が多くありました。これから夏本番になり,猛暑が続くと思われるため,農政普及課は,引き続き猛暑,サシバエ対策についての注意喚起及び指導を行っていきます。

セリ前研修1改 セリ前研修1改

テッポウユリ現地研修会で県育成新品種の特性等を学ぶ

4月30日,農政普及課が県フラワーセンターでテッポウユリ生産者等約10名(坊津,川辺,頴娃)を対象にテッポウユリ現地研修会を開催しました。生産者と関係機関との意見交換で,県育成新品種「スカイホルン」は,球根が自家増殖しやすい,伸びが良い,葉枯れ病の被害が少ない,花が上向きに咲くため収穫調整しやすい等のメリットが多いことが分かりました。今後も球根・切花生産可能な「スカイホルン」の栽培技術検討や「エンゼルホルン」の生産拡大等,テッポウユリ生産者の支援を行っていきます。

セリ前研修1改 セリ前研修1改

若手キク生産者組織が花育活動や会員毎の生産・経営課題を検討

5月13日,大塚公民館で周年菊研究会(枕崎市大塚地区の若手キク生産者組織)定例会が開催され,今年度,周年菊研究会が主導で行う立神小での花育活動(定植・摘蕾・収穫・フラワーアレンジ体験等)について検討しました。また,新たに,会員ごとに設定して取り組む生産・経営課題について意見交換を行いました。研究会員は,生産技術,雇用管理,販売管理等,複数の目標設定をしており,大変意欲が高く感じられました。今後も県,市,JA等が連携して活動支援を行っていきます。

セリ前研修会写真2

加世田のかぼちゃ出発!出荷は遅れたが出来は上々!

5月13日,JA南さつま加世田野菜選果場で生産者及び関係者約40名が参加し,春かぼちゃ出荷協議会及び出発式が行われました。令和7年産は栽培面積7.1ha,共販量119t,共販額41百万円が計画されました。今年産は低温や降雪,突風等の気象災害を受けましたが,生産者の懸命な管理作業によって,大玉で品質の良いかぼちゃに仕上がりました。販売環境も良いことから,高価格での取引が期待されます。出荷は7月上旬まで続く見込みで,最後まで出荷できるよう関係機関と協力して生産者を支援してきます。

セリ前研修1改 セリ前研修1改

南九州市流通部会が仕上茶の品質を確認

5月22日,南九州市茶業振興会流通部会は,知覧茶の品質規格統一のため,知覧文化会館で仕上茶(新茶)審査会を開催しました。県茶生産協会技術アドバイザー,農業開発総合センター茶業部,農政普及課が出品された仕上茶53点の品質を審査・評価しました。本年は天候にも恵まれ,出品された茶のほとんどが,水色も優れ,新茶らしい香りと味を兼ね備えていました。会員は引き続き,消費者に好まれる良質茶の生産・販売に努めることを確認しました。

セリ前研修1改 セリ前研修1改

令和7年産青果用さつまいも出荷始まる!

5月12日,JAいぶすきさつまいも部会員ほ場で超早掘りさつまいもの試し掘りを行いました。生産者,JAいぶすき,南九州市および農政普及課の各担当者が参加し,さつまいもの収量・品質を確認しました。試し掘りの結果,今年度は5月29日から出荷を開始し,8月までに約450tの出荷を見込んでいます。農政普及課はサツマイモ基腐病をはじめとする病害虫対策を指導し,かごしまブランドの維持・拡大につながるよう支援していきます。

セリ前研修1改 セリ前研修1改

水稲再生二期作に取り組む生産者を支援

5月22日,南さつま市大浦の水稲生産者と農業開発総合センター,農業機械メーカーを交えて,水稲「なつほのか」の再生二期作実証の打合せを行いました。二期作目で安定した収量を確保するために,二期作目の施肥量や収穫方法を検討しました。今後,8月に一期作目を,10月に二期作目を収穫予定です。干拓地は土壌水分が高く,裏作のソバで湿害が発生し,収量が不安定なほ場が多いですが,今回その特性を活かした再生二期作に取り組み,生産者の所得向上に繋がるように支援していきます。

 

指宿市

春のグリーンフェアで指宿産の観葉植物大盛況

5月10日,11日にイオンモール鹿児島で春のグリーンフェアが開催され,いぶすき農協観葉植物部会と観葉のまち指宿協議会が販売活動を行いました。参加した部会員はかん水のタイミングや置き場所,剪定方法等について積極的にアドバイスを行い,来場者からは「指宿産の観葉植物を知ることができてよかった」と喜びの声が聞かれました。客足は途切れることなく大盛況で,2日間で約500鉢を売り上げました。農政普及課では今後も,指宿産の観葉植物のPR・販売活動を支援していきます。

R6年産JAいぶすきのまめ類共販額,前年をやや上回る

5月13日、20日にJAいぶすき令和6年産そらまめ及びえんどう類の反省及び対策会議が開催されました。初冬の高温、寒波の襲来等で前年比約7割の共販量でしたが、高単価で、まめ類全体の共販額は約20億円と前年をやや上回りました。的確な対策等により例年並みの収量をあげた農家の事例を整理し、普及していく事が重要などの意見が出されました。農政普及課では、今後も関係機関と連携し、気象災害に強い産地づくりを支援していきます。

AGRI倶楽部指宿が総会・研修会でIPM,経営管理技術を学ぶ

5月15日,指宿地区の農業青年クラブ「AGRI倶楽部指宿」は総会及び研修会を開催し,クラブ員11人,指導農業士,市役所等の関係者16人が出席する中,すべての議案が承認されました。今年度は総会と併せて研修会を設け,IPM技術や決算書の見方について農政普及課の職員が説明しました。クラブ員からは積極的に質問がなされ,新たな知識を得る良い機会になったとの好評を得ました。今後はクラブ員のほ場で栽培技術向上に向けた現地検討会の開催などにより,クラブ活動の充実を図っていきます。

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南薩地域振興局農林水産部農政普及課

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