更新日:2023年11月6日
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薩摩川内市の一番茶生産が令和5年4月11日から開始されました。生産量は霜害や害虫等の影響を受けやや減少しました。しかし,早朝互評会で意見交換しながら,色乗りと芽格を重視した茶生産が実践され,茶市場での一番茶本茶単価は前年比114%と高値で取引されました。生産者は高品質の茶が生産できるようになった要因として,約5年前から取り組んでいる品評会を意識した管理への取り組みが,一般の茶生産へも浸透してきていることを実感しています。今後も農政普及課は,生産者の品評会への取り組みを通じて,様々な生産技術の波及に努めることにしています。
唐浜らっきょう部会若手の会が,令和5年4月30日に川内とれたて市場の一角で対面販売を行いました。唐浜らっきょうのPR活動のために「本格的ならっきょう販売が始まる少し前に,自分たちの手でらっきょうを対面販売してみよう」ということで取り組みました。川内とれたて市場との直売を行うための交渉や,机やのぼり・レシピの準備,広告・宣伝,販売価格など,役割分担をして進めました。準備した120kgの掘りたてらっきょうは15時には完売しました。
令和4年度に実施した,水稲の立毛中にイタリアンライグラスをドローンで播種した結果は,生草の収量が10a当たり1.7t,乾物率で24%とやや低収量でした。低収量の要因は,水稲の収穫が播種から12日目であったため,発芽したイタリアンの芽を大型機械で踏圧したことが,その後の生育に影響したと考えられました。一方,播種に要した時間は10a当たり3分40秒で,作業時間の大幅な短縮となりました。令和5年度は,課題への対応策を講じ,栽培体系の確立を図ることにしています。
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