現地農業情報（出水地域）10月

生活研究グループによる食育・地産地消活動

9月6日に学ぼう・伝えよう講座を澤田農園加工所で開催し，コロナウイルス感染症防止のため人数を制限して7人が参加しました。地域の農畜産物を使ったご飯の友として，梅かつお・のりの佃煮・大豆とこんぶの佃煮の3品のレシピを完成させました。また，10月4日に米ノ津環境改善センターで牛乳・乳製品等利用技術講習会を開催し，出水市と阿久根市の生活研究グループ員と消費者の26人が参加しました。牛乳や乳製品を使った4品の実習を行い，久しぶりに交流の機会となりました。

 

果樹青年農業者研修を開催

10月21日，阿久根市脇本で果樹部門の青年農業者研修を開催しました。本研修は，新規参入者を対象としたもので，今回が初めての開催となりました。内容は，結果習性や貯蔵，病害虫などの基礎知識について学ぶ座学を中心に，若手農業者のほ場で夏秋梢の剪定方法や，日焼け果実証ほの現地研修も行いました。アンケートでは次回に向けた意見もあったので，今後も関係機関や指導農業士と連携し，継続的な支援を行っていきます。

長島地区青年農業者プロジェクト検討会及び現地就農トレーナー研修を開催

10月26日，長島町開発総合センターで，指導農業士，青年農業者，関係機関の計11人が出席する中，長島町ファーマーズクラブ員がプロジェクト「ばれいしょのそうか病対策に向けた取組み」について発表しました。試験した土壌改良資材や今後の取組み等への質問や助言が多く出され，活発な意見交換ができました。その後，令和3年度新規就農者のばれいしょほ場に移動し，現地検討を行いました。今後も，関係機関・団体と連携し，青年農業者育成に取り組んでいきます。