更新日:2021年9月9日
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7月28日から29日にかけて,長島地区の27か所で令和4年産早春作ばれいしょ栽培講習会が開催された。会では単収向上等に向け,栽培基準表の改訂点や注意すべき管理作業等を説明した。また,土壌診断結果をもとに農政普及課が作成した処方箋を活用し,個別面談で施肥改善等を指導した。土壌診断数が昨年度の95点から124点に増加し,施肥改善への意識向上が図れてきた。今後も,関係機関・団体と連携し,単収向上等を図る計画である。
7月30日に長島町開発総合センターで,出水地区新規就農者励ましの会を開催し,新規就農者,指導農業士,農業青年クラブ員,関係機関・団体等43人が参加した。長島町長が「農業は食糧確保という点で重要な仕事。行政も支援したい。」と激励した。新規就農者11人のうち,参加した7人が現在の経営状況や今後の抱負等について自己紹介を行った。今後も指導農業士や関係機関と連携し,新規就農者の支援を行っていく。
7月30日に長島町開発総合センターで,新規就農者,指導農業士,農業青年クラブ員,関係機関・団体等が参加して,出水地区青年農業者会議が開催された。進行を長島町ファーマーズクラブが努め,阿久根市,出水市,長島町の青年農業者のプロジェクト発表があった。時間を短縮し人数を制限した中での開催となったが,それぞれのプロジェクトに対して指導農業士から助言等があり,充実した会となった。
出水地域のいちごの栽培が6月上旬で終了し,生産販売実績がまとまった。面積3.8ha(昨年比91%),数量158t(96%),金額178百万円(103%),単価1,130円/kg(103%),単収4,147kg/10a(106%)で,部会が発足して始めて単収が4tを超えた。農政普及課ではJAと検討を密に行い,カウンセリングによる課題整理,炭疽病対策,健苗育成対策等を行ってきた。今後も部会・JAと協力・連携し,単収向上と産地育成に取り組んでいく。
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