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更新日:2025年10月31日

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姶良・伊佐地域の現地情報:令和7年9月の「農業ミニ情報」

全国茶品評会煎茶10kgの部,霧島市「産地賞」受賞

全国茶品評会2025奈良大会の普通煎茶10kg部において,霧島市が「産地賞」を受賞しました。併せて,一等一席農林水産大臣賞をはじめ3工場で特別賞を受賞するともに,出品9点中8点が三等以内に入賞しました。前年秋の再萌芽や春先の天候不順等の影響が懸念された中にあって,生産者,関係機関と一体となり,高品質茶生産対策に努めた結果,これらの好成績につながりました。関係機関においては,既に次年度に向けた支援に取り組んでおり,今後とも,「霧島茶」ブランド確立に向けた一助となるべく継続的に対応していきます。

 

霧島市で3戸の家族経営協定調印式が開催

9月9日,国分公民館で,関係機関立ち会いのもと,3戸の家族経営協定締結調印式が開催されました。協定は,営農の進め方や役割分担などを家族間での話し合いに基づき取り決めるものであり,家族が意欲的に経営に参画できる農業経営を目指します。夫婦で協定を締結した1戸は,第三者継承し就農する予定で,現在,経営継承予定先で研修中です。また,ほか2戸は親子間で協定を締結しました。農政普及課では引き続き,農業経営の確立と家族経営協定内容の実現に向けて支援します。

家族協定

いちご生産者が定植に向け本ぽ管理を確認

9月9日,霧島市の旧春山公民館でいちご栽培講習会が開催され,東部地区いちご生産部会から生産者7人,関係機関4人が出席しました。農政普及課からは,高温に対応した作業適期や,土壌環境の改善による根張りの改善・病害予防について,他産地の事例も交えて説明しました。生産者からは,微生物資材について積極的な質問が出されました。当産地では,8月8日の大雨による浸水被害や,育苗期の高温による病害・根腐れ等により苗が不足傾向です。農政普及課では,今後も巡回等を通じて適期定植や本ぽ管理を支援します。

 

基腐病対策実証ほ収量調査実施

9月3日,基腐対策実証ほの収量調査を実証農家及び関係機関で行いました。実証は,薬剤体系の現地確認及びマルチの種類による定植初期の発病抑制程度の比較を目的に設置しました。定植約110日後の調査で,基腐病の発生は確認されなかったことから,実証の効果はおおむね確認できました。しかし,マルチの種類によって収量差が見られることから,引き続き定植後130日程度での追加調査も実施することにしました。今後,追加調査も含めてデータをまとめ,関係機関との検討を行う予定です。

基腐病

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

姶良・伊佐地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0995-63-8237

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