更新日:2025年12月19日
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11月21日,霧島市溝辺町内で,ナシの省力樹形技術を学ぶ県域組織の研究会の現地検討会が開催され,県内の会員9人を含む14人が参加しました。県外の省力樹形(佐賀県のV字ジョイント等)や労働生産性向上の取組,新梢伸長促進効果に係る実証ほ調査結果等について情報共有を行いました。また,現地ほ場では,花粉採取用品種として期待されるネパールナシの生育状況について相互検討しました。今後も先進事例研修などを通じた活動を行いながら技術確立を図るため,引き続き関係機関等と連携し支援します。
10月29日,霧島市で経営継承の合意書が調印されました。継承者夫妻は,6年間,大隅の野菜生産・販売法人に従事後,生姜栽培を営む経営移譲先で1年間の研修を経て,令和7年4月1日就農しました。合意書では,農業経営に係る固定資産の内容や継承時期,農地の利用権設定などを定めています。経営継承内容の明文化により安心して経営を移譲し継承できるため,今後も離農予定者の経営継承の取組を推進します。

11月25日,「ファームネットあいら(姶良地域の女性農業経営士の組織)」が,農業経営に携わる中で,仕事と生活の調和をとり,ともに充実させていけるよう,ワーク・ライフ改善研修と題して,会員9人が参加し健康づくりの実践と意見交換会を実施しました。会員同士の親睦を図った後,組織力を高めた活動を展開するための協力体制等について意見交換を行いました。農政普及課では,今後も組織活動を支援します。


野菜生産者で組織する霧島有機社中は,11月22日,「オーガニックかごしま2025」に参加し,有機農産物の販売を行いました。また,11月30日,霧島市内で,健康志向の高い消費者を対象に畑での収穫体験ツアーを開催し,小松菜,人参,カブの収穫体験を行いました。いずれのイベントでも,ECサイトを活用した「かごベジ(野菜BOX)」の有機野菜詰め合わせ商品のPRを行いながら,参加者との交流を深めました。農政普及課では,今後も有機農産物の消費拡大を支援していきます。


11月28日,湧水町白ねぎ部会の現地視察研修会が行われ,生産者14人を含む20人が出席しました。視察先の姶良市のほ場は,収穫を控える中,生育は良好であり,その要因のひとつである排水対策について,情報交換が行われました。その後の室内研修会では,高温対策技術の実証成績などを検討しました。部会では実証結果等を参考にして,次年度の品種決定や技術改善を進めます。農政普及課では,今後も課題解決に向けて支援していきます。


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