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更新日:2020年10月30日

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種子島農業の動き(R2.4~R3.3)

R2.10

黒糖づくりを通じた新規就農者のサポート事業を展開

種子島沖ケ浜田黒糖生産協同組合は,原料のさとうきび生産から伝統製法による黒糖の製造,販売まで一貫して取り組んでいます。近年は,移住者等を新たな担い手として地域に定住できるように,黒糖づくりを通じて新規就農者の支援をしています。今回,全国農業会議所の「地域の新規就農サポート支援事業」に応募し,先日採択されました。地域が主体となって取り組む新規就農者の確保・育成の先駆的な取組であることから,農政普及課も西之表市と連携して支援を行っていきます。

種子島のブロッコリー定植スタート

本年産種子島ブロッコリーの定植が9月下旬から始まりました。島内の面積は約95ha(昨年比123%増)を見込んでおり,ここ数年大幅に拡大しています。西之表市では,10月21日に熊毛支場で,農家44名を対象に植付講習会等を開催し,栽培管理指導と昨年実証した冬まき春どり作型を推進しました。農政普及課は関係機関・団体と連携し,ブロッコリーのモデル経営体育成に向け,効率的な肥料体系の検討や冬まき春どり作型の品種選定を実施していきます。

熊毛地区サツマイモ基腐病現地調査を開催

10月21日,地元選出の県議会議員をはじめ,国,県,地元(生産者,実需者,JA,市町)の担当者,約70名参集の検討会を開催しました。現地調査は,西之表市の3ほ場を巡回し,農政普及課や生産者が発生状況や栽培履歴を説明しました。その後の室内検討会では生産者から本病対策技術や耐性品種等の質疑がなされました。農政普及課では今後の対策に向けて,対策プロジェクトチームを設立し関係機関・団体と連携して経営・技術支援活動を行っていきます。

種子島レザーリーフファン,種子島安納いもGI現地調査に向け準備中

種子島では,昨年6月にレザーリーフファン,8月に安納いもでGI(地理的表示保護制度)申請を行い,登録を目指しています。申請後,農林水産省からの補正指示を受けて対応手続きを行ってきましたが,審査がコロナ禍の影響で中断され,登録の大幅な遅延が危惧されています。現在,11月12~13日に予定されている審査官の現地調査に向けて,地元にねざした農産物であることを十分理解してもらうように準備中です。

 

R2.9

熊毛地区茶業検討会を開催

9月1日,島内3市町の茶生産者及び関係機関・団体を併せた51名で熊毛地区茶業検討会が開催され,栽培技術と農作業安全,収入保険制度の講習と相互検討が行われました。当初は屋久島の生産者も参集する予定でしたが,台風の影響で分離開催となりました。相互検討では,これからの種子島茶業のあり方に活発な意見交換がなされ,更に検討を進めることになりました。今後も熊毛郡の茶業振興に向けて関係機関・団体が連携して取り組んでまいります。

さつまいも基腐病研修会を開催

9月23日,種子島のさつまいも生産農家,実需者,関係機関を対象に,さつまいも基腐病研修会を開催しました。午前の現地検討会は3市町9筆の発生ほ場を巡回し発病状況等を確認しました。午後の室内検討会は36名が参加し,農開センター普及情報課の尾松専指から,感染方法や防除対策の講習があり,生産者からは効果的な防除方法や残さ処理法についての質疑が出され,熱心な相互検討が行われました。今後も農政普及課では関係機関と連携し,基腐病対策に取り組んでいきます。

農業経営発展に係る相談会等を実施

9月3~4日,島内3市町の認定農業者等を対象に,研修会及び個別相談会を実施しました。「決算書を並べてみれば見えてくる,我が家の経営事情」と題して,決算データを経営改善に活かすことの必要性,決算書の読み解き方等を税理士に講話していただきました。併せて農協と連携し,決算書の分析データを参加者に提供し,自らの経営状況等を改めて認識する機会となりました。また,2経営体の法人化等に向けた個別相談も実施した。今後も関係機関と連携し,農家の経営発展に向けた取組を強化してまいります。

 

R2.8

種子島地区新規就農者基礎講座を開催

7月21日,30日,8月5日の3日間,種子島地区の新規就農者や若手女性農業者を対象とした農業基礎講座を開催しました。研修カリキュラムは「病害虫」,「植物生理」,「土壌肥料」「農業簿記」の4部門で,延べ35名が参加し,熱心な質疑もなされました。農政普及課では新規就農者が早期に農業技術を習得するよう,指導農業士や関係機関と連携し,今後も継続した支援を行っていきます。

花きほ場を「見える化」!!地図アプリで情報共有

園芸振興協議会種子島支部花き部門では,島内特産花き(レザーファン,フェニックスロベレニー,ヒサカキ等)ほ場の「見える化」に取り組んでいます。これらの葉物・枝物類は,栽培年数が長くマッピングには最適で,担当者が把握しているほ場や見回り確認したほ場を,グーグルマップ上に落とし,技術員関係者で共有できるようにしました。今後は,写真や栽培状況もリンクする計画で,スマホやタブレット等からの入力,確認で利便性の向上を目指しています。

さとうきびの面積拡大を目指す取組

8月26日,島内3市町のさとうきび生産振興会長や関係機関が参集のもと,新光糖業(株)種子島本部において,令和3-4年産さとうきびの収穫目標面積等に関する検討会が開催され,9月以降に始まる新植夏植えや,年明けの新植春植えの目標面積について検討しました。会議では活発な意見交換がなされ,令和2-3年産を63ha上回る目標面積に取り組むことがおおむね了承されました。今後とも,関係機関と連携し,種子島の基幹作物であるさとうきびの面積拡大に取り組んでまいります。

 

R2.7

種子島のミカンコミバエ侵入防止の取組

7月2日に,ミカンコミバエが中種子町増田に設置したフェロモントラップで46年ぶりに発見されました。その後,南種子町や西之表市内でも同トラップによる誘殺が確認されています。初動対応で,テックス板や追加トラップの設置,寄主果実調査を実施し,定着防止に全力を尽くしているところです。今後も植物防疫所や病害虫防除所,管内の関係機関・団体と連携を図りながら,侵入防止の取組を継続していきます。

経営継続補助金を活用した経営改善支援

新型コロナウイルス感染症の影響を克服するため,「経営継続補助金」を活用した生産・販売方法の転換,感染拡大防止対策などの取組実施に向け,計画作成や申請手続きを支援しました。関係機関・団体と連携し周知を行った結果,農政普及課に約50件の相談があり,うち19件の農業者(茶7件,野菜7件,果樹3件,養豚1件,その他1件)が申請しました。引き続き,2次公募への対応,採択後の事業実施への支援等を通じて,農業者の経営改善を支援することとしています。

ドローンを利用した安納いも鱗翅目害虫の防除

種子島では,スマート農業を推進するため,関係機関・団体と連携してスマート農業機械・機器(ドローンによる農薬散布,収穫作業でのアシストスーツ活用)の実演・実証に取り組んでいます。7月21日,中種子町安納いもほ場で,ナカジロシタバ等の鱗翅目害虫防除のため,ドローンによる農薬散布を実施しました。当日はやや風が強くあったものの,高さ1~1.5m位置から散布して16aを9分で散布できました。現在,害虫被害の発生状況を追跡調査中で,経営試算も踏まえて導入の基礎データとしていきます。

 

R2.6

ドローンを利用した柑橘類害虫ゴマダラカミキリ成虫の防除

種子島では,スマート農業を推進するため,関係機関・団体と連携してスマート農業機械・機器の実演・実証に取り組んでいます。本年度は,ドローン利用の病害虫防除とアシストスーツの実証を計画しています。柑橘類ではゴマダラカミキリ成虫の発生ピークに併せ,6月10日に中種子町田島のタンカン園で防除実証を行い,農薬の付着状況,ゴマダラカミキリ成虫への防除効果,散布時間の調査を行いました。今後は,経費試算を行い導入を進める基礎データに活用していきます。

西之表市パッションフルーツ部会が設立され,K-GAP認証に取り組む

西之表市では,近年パッションフルーツの栽培面積が増えてきており,くみあい組合食品への出荷も始まっています。このためJA系統出荷の生産者の組織化を関係機関・団体で進めるとともに,生産者には生産工程管理を行うためにもK-GAP認証の取得を推進しています。本年産の出荷に併せ,組織設立とK-GAP認証申請を進めてきた結果,6月15日に「西之表市パッションフルーツ部会」が設立され,かごしまの農林水産物認証団体に新規に認証されました。

茶栽培農家におけるコロナ対策事業の推進

6月11~12日にかけて,JA及び各市町と連携し,種子島の茶生産者を対象とした高収益作物次期作支援交付金説明会を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止を図るため,西之表市は6月11日,中種子町および南種子町は6月12日に分けての説明会を実施しています。また,農政普及課ではその他のコロナ対策事業についての活用についての情報提供等も行うなど,経営が厳しい茶生産者の経営支援を進めているところです。今後も関係機関・団体で連携しながら,茶生産者への経営支援を推進します。

 

R2.5

担い手育成支援に向け,関係機関・団体と検討を実施

5月18日~21日にかけて,JA及び各市町の担い手担当者と,担い手育成支援に向けた検討を行iいました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため,JA・各市町ごとに検討の場を設けて実施することとなりましたが,支援対象者の情報共有や課題等を掘り下げて検討する機会となりました。今後は,各市町に設置された担い手育成プロジェクトチームを核に,関係機関・団体で連携し,担い手農家への技術・経営支援を強化することにしています。

令和元年産の種子島産ブロッコリー出荷終了

令和元年産種子島産ブロッコリーの出荷販売が5月に終了しました。今期は,栽培面積78ha(前年比152%)生産量532t(同比142%),販売額199百万円(同比129%)と前年を大きく上回っています。ブロッコリーは,さつまいもの後作利用が可能で栽培が容易なことから,近年生産拡大しており,農政普及課は,冬期の温暖な気象条件を生かした新作型(春どり)導入で生産者の規模拡大,出荷の分散化及び継続出荷で産地拡大等を支援していく予定です。

スマートフォンで農業をもっと便利に!!

園振協熊毛支部花き技術部会では,生産者が簡単にスマートフォンから「栽培技術資料」等を閲覧できるシステムを構築中です。各種「栽培基準」や「病害虫防除資料」等,必要な資料がいつでも利用でき利便性が飛躍的に向上することが期待されます。また,スマートフォンを持っていない生産者のために,これまでの紙ベース資料配布と併せて活用予定です。このシステムは,JA・行政が一体となって取り組んでおり,6月からの本格稼働を目指しています。

 

R2.4

種子島マンゴー生産安定のための大島地域無加温栽培の視察・研修を実施

種子島のマンゴー(加温ハウス)は,秋季の高温等で発蕾不良や遅延が発生してきています。近年の気候変動の影響に対応していくために,大島地域が取り組んでいる無加温栽培の管理技術の視察・研修を3月12日に行いました。農業開発総合センター大島支場への今回の視察・研修は,生産者自らが危機感をもって提案したことが発端で,経費削減の新たな取り組みを進めていくきっかけとなりました。今後も生産者とともに,マンゴーの生産安定対策に取り組んでいきます。

種子島のさとうきび収穫が終了

12月10日から始まった令和1-2年期のさとうきび原料搬入が4月20日に終了しました。今期の生育は台風被害がなく順調であったことから,原料処理量が129,393t(前期比113%),単収が6,107kg/10a(前期比116%)と過去最低の生産量となった前期を上回りましが,直近10年間では4番目の単収にとどまりました。本年度は新品種「はるのおうぎ」の大規模圧搾試験も予定されおり,農政普及課では生産者と関係機関・団体が一体となり面積拡大及び生産量増大に取り組んでいきます。

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