更新日:2025年9月5日
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7月1日,中種子町立中央公民館で「新規就農者交流会」を開催し,1市2町の新規就農者,指導農業士,農業青年,関係機関等40人が参加しました。指導農業士からの講話や新規就農者支援制度等の説明後,参加者が班(作物・畜産,野菜,花き果樹)に分かれて意見交換を行いました。各新規就農者が抱えている課題に対し,先輩生産者がアドバイスをするなど,活発な意見交換が行われ,市町を越えた交流を図る事ができました。今後も新規就農者の早期経営確立に向けて支援を行っていきます。
7月3~4日,宮崎県における農業労働力確保対策の取組状況について,農政普及課3人で調査しました。宮崎県とJAみやざきでは,協議会を設立し,外国人材の活用,デイワークの活用実証のほか,人材受入用の公営住宅の活用に取り組み,実績をあげていました。また,東臼杵南部地域では,山間部と平野部との産地間連携や県内他産地と連携した外国人材の活用が検討されていました。農政普及課では,今後も宮崎県との情報交換をすすめ,労働力確保対策の取組を推進していきます。
7月2日,JA種子屋久西之表支所で「サツマイモ基腐病対策PT会」を開催し,生産者や関係機関等約40人が参加しました。今年度は,「生育後半の薬剤防除による貯蔵中の腐敗抑制効果」や「情熱処理を軸とした健全種いも確保対策」等の実証ほ・展示ほを設置することにしました。また,会の中では,増産に向けた対策について意見交換を行いました。今年度も巡回指導や研修会を通じて,基腐病対策の実践を推進し,併せて増産に向けた取組も関係機関と連携して進めていきます。
7月8日,種子島高校で,安納いも生産者や関係機関等の代表者が出席し,生物生産科の生徒が育てた「安納芋」,「安納こがね」,「種子島ゴールド」のバイオ苗を育苗施設へ引き渡す「バイオ苗引渡式」が開催されました。生徒からは「安納いも生産への貢献に,誇りと責任を感じる」との声が聞かれました。10月までに約6千本の苗がJAや農業公社の育苗施設へ供給され,更に増殖して生産者へ届けられます。令和8年産の健全苗確保に向け,今後も産地一体となって取り組んでいきます。
7月9日,南種子町立長谷小学校で,1~6年生の児童23人を対象に,種子島の特産品である安納芋を中心に,さつまいも栽培の「出前事業」を行いました。長谷小学校では,6月下旬にPTAが協力して,校内の一角に安納いもを植え付け,秋には関係者全員で収穫を予定している。このような食農教育の地道な積み重ねが,将来の農業従事者の確保や産地の維持・発展につながることを期待したいです。
5月28日,種子島地区農業青年クラブ連絡協議会総会が中種子町で開催され,クラブ員,指導農業士,関係機関の計27名が出席しました。令和6年度活動実績や令和7年度活動計画等の協議を行ったほか,クラブ員から県農業青年クラブ連絡協議会70周年式典について周知されました。総会後は,情報交換会を開催し,新規会員1名を交え,市町を越えた青年農業者どうしの交流が深まりました。今後もクラブ活動やプロジェクト活動を通じ,青年農業者の育成に努めます。 |
6月7日,南種子町で園芸振興協議会種子島支部とJA種子屋久花き振興会の共催で,レザーリーフファン新規・若手生産者の研修会を開催し,生産者・関係機関・団体23名が参加しました。今回は新規・若手生産者のほ場で,夏の管理を学んだ他,ベテラン生産者を交えて栽培管理の改善点について検討を行いました。若手生産者の意欲的な取組は,他の生産者の良い刺激となりました。今後も新規・若手生産者の技術習得支援を行います。 |
6月20日,中種子町防災センターで種子島アグリタス活動検討会が開催され,会員・関係機関24名が出席しました。検討会では,パートナー企業のハレノヒ(株)赤井田氏による労働力確保・人材交流に向けた取組等の紹介,(一社)のっちーよ種子島山田氏による持続可能な組織づくりを目的としたワークショップを実施しました。会員からは,種子島農業の発展に向けた前向きな意見が数多く出され,課題や目標を共有したことで会員相互の交流がさらに深まりました。 |
6月3日~4日に西之表市果樹振興会島外研修が開催され,生産者・関係機関・団体13名が参加しました。研修では,現地で指宿市のパッションフルーツ農家の吊り上げ・吊り下げ栽培法や苗生産農家の栽培管理を,農業開発総合センターで,つり上げ方式栽培管理法等の研究課題を学びました。他地域や試験場での取組が生産者の生産意欲の向上につながりました。農政普及課では,引き続き,パッションフルーツの栽培技術向上に向け,支援を行っていきます。 |
5月19日に種子島家畜市場で,セリ前研修を開催し,計40名の生産者が参加しました。研修会では,農政普及課から「母牛の飼養管理」をテーマに分娩前後の母牛のエネルギーバランスやホルモンバランス,ヒートストレス対策等の説明を行いました。商品性の高い子牛を優先した飼養管理が目立つ中,母牛管理の重要性を普及することができました。
5月20日に中種子町防災センターで,令和7年度種子島地区農業労働力・人材確保対策協議会総会を開催し,会員(市町・農協・生産者組織)9名が出席しました。令和7年度は,パートナー企業とも連携して,6年度の取組に加え,中小複数農家での外国人材活用,近隣産地や島内の他品目生産者間での労力補完の検討,機械オペレーターの育成,農作業動画の作成・活用などの取組を進めていきます。
4月30日に中種子町で,中種子町さつまいも生産対策協議会が,さつまいも移植機の実演・体験会を開催しました。約40名の生産者や関係機関・団体が参加し,生産者からは「腰を曲げずに植え付けられるから楽だ」などの評価がありました。一方,苗質によって,植付られないケースが見られ,移植機に適応した苗づくりも必要であると考えられました。熊毛支庁では,さつまいも栽培面積の維持・拡大に向け,引き続き機械化に向けた取組を支援していきます。
5月14日に中種子町中央公民館で,第1回種子島スマート農業推進協議会担当者会を開催しました。市町やJA,農業公社等の担当者10名が出席し,令和7年度事業計画の検討や種子島におけるスマート農機導入状況を共有しました。今年度はスマート農業推進研修会やさとうきびにおける自動操舵システムを活用した実証活動等を計画しています。昨年度に引き続き様々な研修会や実証活動を通じ,生産者や関係機関・団体等へのスマート農業の理解促進を図っていきます。
5月9日にJA種子屋久西之表支所で,熊毛地区製茶共進会が開催され,地区茶業推進会員及び関係機関35名が参加しました。26点の一番茶荒茶が出品され,農業専門普及指導員など6名で審査しました。今年は,前年に比べ良質な製品が多い状況でした。今回から紅茶の評価も行われ,多様な製品の生産に向けて,情報・意見交換ができました。また,参加者は二番茶に向け,流通対策や生産の留意点も学びました。
4月8日,熊毛地区茶業推進協議会主催による一番茶荒茶加工研修会が開催されました。茶生産協会の技術アドバイザー等を招いて種子島の茶工場を巡回し,会員が市場ニーズに対応した良品生産に向けて荒茶加工技術を学びました。今年産は,冬春期の低温等による天候不順の影響で新芽の生育が前年より7日程度遅く,収量もやや少ない傾向にある中,市場価格は近年中ではやや高単価で進んでいる。農政普及課では引き続き,茶農家の経営安定に向けて取り組んでいきます。
4月18日,中種子町中央公民館で令和7年度種子島アグリタス総会が開催され,生産者7名,関係機関・団体12名が出席しました。当組織は労働力確保対策の実践等を目的に令和6年2月に設立しており,令和6年度は外国人材の受入や北海道との産地間連携,農業体験会での受入等を実施しました。会では持続可能な活動体制となるべく,今後の活動計画,組織運営等について前向きな意見が出ました。農政普及課は今後も引き続きアグリタスの活動を支援するとともに,労働力確保対策を進めていきます。
4月8日,西之表市果樹振興会総会が会員8名,関係機関・団体5名が参集のもと,西之表市役所で開催されました。会では島内外の研修等によるパッションフルーツの技術,経営の向上を図る計画が承認されました。西之表市では,夏場の振興品目としてパッションフルーツを推進しており,また,会員・面積とも増加傾向にあります。農政普及課では,パッションフルーツの収穫前落果防止やかん水管理技術の向上による生産安定を支援していきます。
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