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更新日:2024年6月28日

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種子島農業の動き(R6.4~R7.3)

R6.6

サツマイモ基腐病対策について関係機関と検討

6月26日,サツマイモ基腐病対策PT会を開催しました。今年度の基腐病対策に関する活動状況・計画について検討しました。昨年度に引き続き,薬剤散布による防除体系や「みちしずく」の現地適応性について,実証ほ・展示ほを設置することとしました。生産者からは,コストを踏まえた農薬体系の要望やさとうきびとの輪作による健全農地確保の事例等が紹介されました。今年度も巡回指導や研修会を通じて,基本である3つの対策の実践につなげていきます。

女性農業者交流会で,女性農業者間の親睦深まる

6月12日,JA種子屋久べっぴんハウスで「種子島地区女性農業者交流会」を開催し,女性農業者・関係機関15名が参加しました。当会は,女性農業経営士で組織する「種子島地区農村女性グループ『竹の子』」が企画・運営しています。交流会では,女性農業経営士が講師となり,郷土菓子やたねがしま茶を使ったお菓子の調理実習,たねがしま茶の特徴や魅力紹介を行いました。毎年参加する女性農業者もおり,女性農業者の情報交換・交流の場となっています。

農業の課題解決のための空き家活用セミナーを開催

6月17日,JA種子屋久本所で「空き家活用セミナー&個別相談会」を開催し,農業者・関係機関22名が参加しました。当セミナーは,島外からの人材確保や大学生を対象とした体験受入を進めるための滞在場所確保を目的として開催し,(株)まるのこラボの加藤氏から,コミュニティ大工の役割や活動事例を学びました。翌日は,7件の空き家の現地相談を実施しました。今後は,農業者組織が中心となり,ワークショップ形式で空き家改修・活用を進めていく計画です。

レザーリーフファン新規・若手生産者の研修会を開催

6月5日,園芸振興協議会種子島支部とJA種子屋久花き振興会の共催でレザーリーフファン新規・若手研修会を開催し,生産者・関係機関20名が参加しました。室内研修では,農政普及課が害虫対策やハウスの台風対策等を講義し,現地研修では,出荷実績のある生産者から株を充実させる管理方法や,収穫・芽整理の方法について,株を見ながら説明しました。質問も多く,交流が図られました。今後も関係機関と連携して研修会を開催し,新規・若手生産者の育成に努めます。

種子島地区4Hクラブ総会を開催!市町を越えた農業者の交流図る

5月29日に南種子町で種子島地区青年農業者クラブの通常総会が開催され,クラブ員,指導農業士,関係機関等,計25名が参加しました。島内の異業種をも交えたクラブ員による協議の結果,令和6年度は例年実施している視察研修やバレーボール大会の企画などに加え,新規就農者との交流や積極的な加入促進に努めることが決定されました。総会終了後は情報交換会を実施し,会員は,指導農業士等と交流を図ることができました。農政普及課では,今後もクラブ活動を通じ,青年育成に努めます。

種子島家畜市場でセリ前研修を開催

6月17,18日に種子島家畜市場でセリ前研修を開催し,2日間で計30名の生産者が参加しました。研修会では,農政普及課から「畜産の経営改善」をテーマとして,決算書の読み方やキャッシュフローの考え方,繁殖台帳をはじめとした記帳管理について講演を行いました。参加者からは,「自身の経営を見直すいい機会となった」,「今後も定期的に経営改善にむけた研修を受講したい」などの声がありました。引き続き,研修会等を通じ農家の経営改善につなげていきます。

労働力確保対策を進める協議会を設立

5月30日に熊毛支庁会議室において,生産者組織,市町,農協,公社等の関係者が集まり,「種子島地区農業労働力・人材確保対策協議会」の設立総会を開催しました。総会では,課題化している農業労働力不足の解消に向け,地域振興事業を活用した,外国人材受入体制整備や北海道との産地間連携,学生などの農業体験,空き家活用セミナーなどを,協議会会員が連携して取り組むことが承認されました。

R6.5

農業労働力確保対策について,農業者組織会員が活発に検討

5月14日,中種子町防災センターで「種子島アグリタス活動検討会」を開催し,会員・関係機関27名が出席しました。当組織は,今年2月に結成された農業者組織(3市町18名)で,労働力確保対策の実践等を目的に活動しています。
検討会では,北海道の農業法人とwebで収穫作業等の産地間交流について意見交換を行いました。また,会員3名が活用した外国人材派遣事例の共有や学生ボランティアの受入,空き家改修など,今年度の活動計画について共有することができました。

担い手育成支援に向け,関係機関・団体と検討を実施

5月28日,熊毛支庁で「担い手育成支援担当者会議」を開催し,市町の担い手担当者16名が出席しました。会では,担い手育成に係る関連施策等の説明や関係機関・団体における活動計画について意見交換を行いました。また,農政普及課から,労働力確保対策や新規就農者支援について,今年度の活動計画を提案し,市町との相互理解を行うことができました。
今後は,担い手育成につなげるため,必要に応じて,各市町毎に個別の打合せを実施し,計画的な活動を展開していきます。

5年ぶり!女性飼養者研修会の開催

5月27日,種子島家畜市場で「令和6年度女性飼養者研修会」を開催し,女性飼養者45名,関係機関26名が出席しました。全国和牛登録協会鹿児島県支部から「第13回全共について」,熊毛支庁屋久島事務所から「購買者が求める子牛づくり」,姶良地域の女性飼養者組織の方から「女性飼養者組織の活動」について,それぞれ講演をいただきました。畜産情勢が大きく変動する中,5年ぶりの研修会開催となったが,活発な質疑が飛び交い,終始盛会でした。

種子島における今後のスマート農業を語る

5月9日、中種子町役場で第一回種子島スマート農業推進協議会担当者会を開催しました。市町やJA、農業公社等の担当者13名が出席し,種子島におけるスマート農業の取組状況や,推進上の課題について検討しました。出席者からは,ドローンによる一斉防除の取組や農業公社等が行う受託の積極的な活用等について意見が出され,有意義な会となりました。今後は、研修会や実演会を通じて,生産者や関係機関・団体等へのスマート農業の周知を図っていきます。

R6.4

種子島レザーリーフファンのGI登録報告及び出荷選別の強化

4月16日,南種子町長谷集荷場で種子屋久農協花き振興会は,去る3月27日にGI登録された種子島レザーリーフファンの目揃え会を開催しました。目揃え会では,GI登録の報告,厳しい選別基準の遵守と良質なレザーリーフファンの出荷の継続に向けて出荷方法等の確認を行いました。併せて,今後ダンボールにGIマークが追加される事を周知しました。今後も,生産者と関係者と一体となり,日本一の産地「種子島レザーリーフファン」のブランド力を生かした産地づくりを引き続き行っていきます。

種子島茶生産者が一番茶荒茶加工技術を学ぶ

4月2~3日,熊毛地区茶業推進協議会主催による一番茶荒茶加工研修会が開催された。茶生産協のアドバイザー等を招き,種子島の茶工場を巡回して荒茶製造技術の指導を受けました。今年産は,冬春期の気象変化の影響を受け,新芽が生育不順となり,減収傾向であることから,ニーズに対応した良品質生産に向け,会員は積極的に学んでいました。農政普及課では,引き続き,茶農家の経営安定に向け関係者と一体となり取り組んでいきます。

さつまいも育苗床・ほ場の巡回開始

4月18日から,3市町でさつまいもの育苗床・ほ場の巡回が始まり,各市町とも育苗は順調で,基腐病の発生は見られませんでした。生産者の3つの対策の実践が進み,基腐病の発生は年々減少傾向にあるが,種子島では弱い品種も栽培されており,引き続き「持ち込まない」「増やさない」「残さない」対策を徹底する必要があります。今年度も関係機関と一致団結し,基腐病の発生を抑え,安定した収量確保に向けて取り組んでいきます。

「種子島スマート農業推進協議会」設立

3月28日に,熊毛支庁,市町,JA等で構成する「種子島スマート農業推進協議会」を設立しました。今年度は,「直進アシスト機能付きトラクタの実演」,「スナップエンドウにおける無人防除機の実証」等を計画しています。労働力不足への対応は種子島においても重点課題であり,まずは,生産者にスマート農業に触れる機会をつくりながら,様々な情報について関係機関と共有し,種子島の実情に合ったスマート農業の導入を目指していきます。

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熊毛支庁農林水産部農政普及課

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