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ホーム > 県政情報 > ようこそ知事室へ > 知事へのたより > 令和2年度のご意見・ご提案 > 意見・提案(令和2年9月)

更新日:2021年4月1日

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ようこそ知事室へ

意見・提案(令和2年9月)

  1. 「かごしまの教育」県民週間,人権同和教育資料について
  2. 公共職業訓練について
  3. 桜島海底トンネル実現について
  4. 薩南病院について
  5. 卓球の代替大会について
  6. 川内原子力発電所のUPZ圏内の居住者に希望する人のみ安定ヨウ素剤を事前配布する件
  7. 県道比曽木野福山港線について
  8. 県の体育館について
  9. 県議会の傍聴者に配布する資料について
  10. 道路の水たまり
  11. 野田女子高等学校の男女共学について
  12. ドルフィンポート跡地利用について
  13. 核のゴミの最終処分場について
  14. 東九州自動車道と都城志布志道路をつなぐ高規格道路の建設について
  15. 公道の「白線」等を明確に塗れないかについて
  16. 田舎のデジタル化への拡大
  17. 県道長江柴建線の改良要望について
  18. 鹿児島の観光地へのアクセスについて
  19. 単独世帯の中高年者への支援対策の考え方について
  20. 作業療法士などの教育現場での活用について

 

 1【「かごしまの教育」県民週間,人権同和教育資料について】(知事へのたより)

意見の概要

1年11月にある「かごしまの教育」県民週間で,普段の子どもたちの様子を保護者や地域の人たちが見に行ける学校開放の取組があったと思います。しかし,今年は,新型コロナウイルス感染症対策として,3密を避けたり予防に努めながら,学校の先生たちはがんばっております。また,運動会などの行事も参観者の人数制限をしているようですが,その様な中で,例年通り,「かごしまの教育」県民週間を全県的に実施するのでしょうか。早い時期に,今年の同週間の対応について,県の考えを周知してください。
校の子どもたちや先生たちの健康安全を切に願って,感染拡大のリスクを最大限減らすことを望みます。
2のホームページに掲載されている,人権同和教育についての資料を見ました。「新型コロナウイルスに負けないために」のリーフレットは,新聞にも載っていましたが,子どもたちが新型コロナウイルスに対する理解を深め,差別や偏見について考えられるとてもいい資料だと思いました。ほかにも,人権に関する資料が掲載されており,興味深く見させていただきましたが,その中の資料の一つに,日本ラグビーフットボール協会が管理する「桜」のエンブレムと思われるイラストがありました。使用に当たっては,事前に協会の許諾が必要だと思いますが,県の資料は正式に協会の許諾を受けているのでしょうか。

担当所属 総務福利課,人権同和教育課
対応・取り組み状況

1かごしまの教育」県民週間については,学校・家庭・地域社会のより一層の連携と協力の下に,県民一人一人が鹿児島の教育について考える気運を高め,本県教育の充実と発展を図ることを目的として,毎年11月1日から7日までを中心に様々な取組を行っています。
年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大が懸念されることから,感染症の発生状況など学校を含む地域の実態等に応じて行っていただくよう,各学校や市町村教育委員会に要請しているところです。

2指摘のイラストについては,インターネット上に掲載されているフリー素材を利用しておりましたが,御指摘を受け,直ちに公益財団法人日本ラグビーフットボール協会に問い合わせたところ,「当協会のロゴマークと類似しており,使用は控えていただきたい。」との回答をいただいたことから,速やかに削除したところです。
今後,資料作成については,細心の注意を払ってまいります。

 

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 2【公共職業訓練について】(知事へのたより)

意見の概要

県外から鹿児島に帰って来て仕事を見つけるために,公共職業訓練を申し込んだところ,主に雇用保険を受給している方を対象としていると説明を受けました。
すでに雇用保険の受給期間は終了していたものの,申し込んでみましたが,ダメでした。
なぜ,平等に職業訓練を受ける機会が与えらず,雇用保険受給者だけが優先されるのでしょうか。
さまざまな事情で雇用保険の受給期間が終わっている人がいると思いますので,平等に訓練の機会を与えるべきだと思います。

担当所属 雇用労政課
対応・取り組み状況

公共職業訓練には,委託職業訓練と求職者支援訓練があります。
委託職業訓練については,雇用保険が主な財源となっているため,原則雇用保険受給資格のある方が優先されますが,雇用保険を受給されていない方も受講することができます。
このため,ハローワークでは,雇用保険が終わっている方などが委託職業訓練の各コースを希望される場合は,筆記試験・人物試験で基準点以上の得点のあった受験者で,定員を超過した場合は,その中から雇用保険受給者が優先される旨を説明した上で,試験を受けていただいているところです。
一方,求職者支援訓練については,主に雇用保険を受給されていない方を対象としておりますので,ハローワークに直接,御相談ください。
今後とも委託職業訓練への御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 

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 3【桜島海底トンネル実現について】(知事へのたより)

意見の概要

近年中に桜島大噴火が起きる事態を想定した場合,桜島の住民約4千人と観光客が全島避難するために最善の備えは,県が調査・検討を行うこととしている桜島海底トンネルを「命を守るための避難道路」として実現させることです。
本計画の早期実現は,県民の悲願です。

担当所属 企画課
対応・取り組み状況

錦江湾横断交通ネットワークについては,経済効果,事業の採算性,国の協力方針,関係自治体や県民の意向,県議会での論議等を踏まえ,総合的に検討していく必要があると考えております。
引き続き,関係機関との意見交換を行ってまいります。

 

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 4【薩南病院について】(知事へのたより)

意見の概要

新薩南病院は,なぜ川の近くで,水害地域にもなっていると思われる場所に建てるのでしょうか。他県で大雨により河川が氾濫し,付近の医療機関に被害が生じたことを知らないのでしょうか。
同院は,災害拠点病院にも位置づけられているので,建設予定地を変更してください。

担当所属 県立病院課
対応・取り組み状況

新薩南病院の建設地については,新薩南病院基本構想策定委員会において,一定規模以上の面積を有し,取得が短期間に容易に行える用地として公有地を中心に,まずは4つの候補地(南さつま市2,南九州市2)を選定しました。
次に,当該4候補地の中から,現況や周辺の状況について現地を視察するとともに,診療圏内の各地点からの移動時間,交通の利便性,用地取得の可能性,各種規制の状況等の観点から検討し,2候補地に絞り込みました。
その上で最終2候補地について,先の観点に加え,現在の患者のケアや地域の医療機関との連携,用地取得の実現性や,河川対策を含む災害への対応等について,改めて比較検討を行った上で,最終的に現在の候補地に決定したところです。
加世田市街地においては,過去に水害に見舞われたことはありますが,万之瀬川の河川改修事業や加世田川の流路変更等により,近年は災害が発生しておらず,加えて,南さつま市による内水面対策も進んでいるところです。
新病院建設に当たっては,建設用地に盛土を行い,加世田川の堤防の高さまで嵩上げするとともに,各種防水設備の整備やエネルギー施設等の最上階への配置などにより万が一の河川災害に備えることとしています。
また,災害拠点病院として,非常用発電装置,受水槽,ヘリポートなどの施設を備えるとともに,医薬品や食料等の備蓄,住民の避難のためのスペース確保にも努めることとしております。

 

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 5【卓球の代替大会について】(知事へのたより)

意見の概要

先日,京都府で,高等学校卓球選手権大会が高校総体の代替大会として無観客で開催され,インターネット中継で生配信したと報道されていました。他県でも工夫を凝らして高校総体の代替大会が開催され,生徒たちも満足そうにしています。
本県では,卓球大会を開催する予定はないのでしょうか。県によって差があってよいのでしょうか。確かに国体の開催も大事かもしれませんが,高校3年生,中学3年生が参加できる大会の検討が先だと思います。
県,卓球連盟,各学校等で協力し,何らかの代替大会が開催できるよう前向きな検討をお願いします。

担当所属 保健体育課
対応・取り組み状況

県高等学校体育連盟(以下「県高体連」という)と県教育委員会主催で開催する県高等学校総合体育大会(以下「高校総体」という)については,新型コロナウイルスの感染拡大を受け,風等の影響を避けるため会場を閉め切る必要がある屋内競技や相手との接触が多い格闘技など,感染予防に必要な「3密」(密集・密接・密閉)の回避が困難な競技も多いことや,離島の選手の移動や宿泊に伴う危険性も考慮し,開催中止という苦渋の決断に至ったところであり,また,代替大会についても同様に判断したところです。
しかしながら,高校総体は高校生の目標であり,特に3年生にとっては,3年間の練習の成果を発表する舞台であるだけに,これまで一生懸命に部活動を頑張ってきた生徒に対し,区切りとなる場として,県高体連の主催により,各学校の実態に応じて校内での紅白試合や近隣の学校との練習試合等を行う「かごしまメモリアルマッチ2020」を実施しており,御意見のありました卓球競技においても,実施されております。

 

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 6【川内原子力発電所のUPZ圏内の居住者に希望する人のみ安定ヨウ素剤を事前配布する件】(知事へのたより)

意見の概要

川内原子力発電所のUPZ圏内の居住者に配布する安定ヨウ素剤については,要件を設けた上で,希望者にだけ配布するのではなく,全員に配布するのが妥当だと思います。
放射能を排出できることは大事だと思いますので,配布票を世帯個人に郵送し,各市町毎に説明会を開催して配布してください。
また,現在の申請書は申請区分の記入説明文と記入例が分かりづらいです。

担当所属 保健医療福祉課
対応・取り組み状況

安定ヨウ素剤は適切なタイミングで服用することにより,放射性ヨウ素による甲状腺の内部被ばくを予防又は低減する効果がありますが,放射性物質に対する万能の治療薬ではなく,甲状腺以外の内部被ばく及び外部被ばくには効果がなく,避難等の他の防護措置と組み合わせて活用することが重要とされています。
そのため,国の原子力災害対策指針等においては,PAZ圏内(原子力発電所からおおむね半径5km)では,全面緊急事態に至った場合の避難の際に,服用の指示に基づき速やかな安定ヨウ素剤の服用が可能となるよう事前に住民に配布することとされており,また,UPZ圏内(原子力発電所からおおむね半径5~30km)では,全面緊急事態に至った場合には,屋内退避を実施し,その後,避難又は一時移転を行う際に国が配布及び服用の必要性を判断することとされています。
ただし,UPZ圏内であっても,PAZ圏内と同様に予防的な即時避難を実施する可能性のある地域,避難の際に学校や公民館等の配布場所で安定ヨウ素剤を受け取ることが困難と想定される地域等においては,事前配布を行うことができるとされていることから,本県では国の指針等に従い,PAZ圏内では全住民を対象に,UPZ圏内においては障害や病気により緊急時の受取りが困難であるなど,一定の要件を満たし希望する方を対象に事前配布を行っているところです。
なお,申請書については,より分かりやすいものとなるよう適宜見直しているところであり,いただいた御意見等も参考にさせていただきます。

 

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 7【県道比曽木野福山港線について】(知事へのたより)

意見の概要

霧島市牧之原から桜島・垂水方面へ向かう際に,県道比曽木野福山港線を使用したいのですが,災害のため通行止めになっており,国道10号を大回りし,国分ICの近くから国道220号を南下するルートしかありません。
当該県道の途中にはとても見晴しのいい展望所があります。
本県の観光のためにも,是非一日でも早く通行できるようにしてください。

担当所属 道路維持課
対応・取り組み状況

御意見いただいた県道比曽木野福山港線については,令和元年7月と9月の大雨により霧島市福山町牧之原地区において,2か所で災害が発生し,一部区間が通行止めとなっているところです。
被災箇所では,それぞれ延長約65メートルと約100メートルにわたる道路の決壊や法面の崩壊が発生しており,地形が急峻であることや,令和2年7月豪雨及び台風10号等による工事への影響により,復旧工事に時間を要しているところです。
本路線の通行止めは,本年10月中の交通開放を見込んでおりますが,霧島市福山地区と同市牧之原地区を結ぶ区間であり,通勤・通学などの住民生活や,大隅地域における観光への影響も大きいことから,現在,1日も早い復旧に向け取り組んでいるところです。
なお,福山港から展望所がある中茶屋公園までは,通行できますので御利用ください。

 

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 8【県の体育館について】(知事へのたより)

意見の概要

県の新総合体育館の候補地について,北薩・大隅地域からも利用者がいることを考えれば,地理的に県の中心地である姶良地域の干拓地にすれば,公平だと思います。離島の方々が飛行機を利用する場合は,空港からも近いですし,船を利用する場合は,小さな船に乗り替えて加治木港に移動するか,バスを利用すればいいと考えます。
大規模な集客利用が見込まれる大型施設をこれ以上,鹿児島市内に建設するのは,防災上よくないと思います。同市内では,アリーナや各地の体育館を分散して利用してはどうでしょう。
候補地については,いつか起こるかもしれない桜島の大爆発や川内原発の大事故を想定し,十分な検討を行う必要があると思います。

担当所属 企画課スポーツ施設対策室
対応・取り組み状況

県では,新たな総合体育館の整備に向けて,今後,屋内スポーツ競技関係者や学識経験者等で構成する「総合体育館基本構想検討委員会(仮称)」を新たに設置することとしています。
新たに設置する検討委員会においては,平成30年2月の「大規模スポーツ施設の在り方検討委員会」の提言をベースとし,これまでの検討経過や県議会における御論議なども踏まえ,まずは,具体的な施設の機能や規模・構成等の検討を行い,その上で,整備候補地などについて検討を行っていただき,県議会における御論議等を踏まえ,整備予定地を決定したいと考えています。

 

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 9【県議会の傍聴者に配布される資料について】(知事へのたより)

意見の概要

県議会に初めて足を運び,知事の提案理由説明を拝聴し,公約に対する基本的な取り組み姿勢のほか,個別事案についても言及しており,今後の県政に新風を吹き込んでくださることを大いに期待できる内容でした。
今回初めて県議会を傍聴して気づいたことがありましたので,善処していただき,県議会の運営が傍聴する県民の視点に立ったものになることを希望します。
1配布された座席表と執行部出席者の座席が異なっており,誰がどこに着席しているのか傍聴席からはわかりませんので,当日配布する座席表は執行部が着席している通りに記載をお願いします。
2各議員と執行部,県政記者には知事の提案理由説明書が配布されていましたが,傍聴者には配布されていませんでした。
資料がない中で説明をずっと聞くのと,手元に資料があるのでは,内容の理解度がずいぶん違うと思いますので,傍聴者へも提案理由説明書の配布をお願いします。

担当所属 議事課
対応・取り組み状況

(今回いただいた御意見については,県議会に関するものでしたので,県議会事務局に照会し,以下のとおり回答がありましたので,お伝えします。)

1県議会の本会議における執行部の出席者につきましては,新型コロナウイルス感染症対策のため,令和2年第2回定例会より,最小限の出席となるよう要請しております。このことに伴い,例えば代表質問や一般質問の際は,質問者ごとに執行部の出席者が変わることとなっております。
配布しておりました座席図は,最小限の出席となる以前のものに,「実際の出席者とは異なる」旨の注意書きを入れて対応しておりましたが,今回いただいた御意見を踏まえ,9月17日より,実際に出席する執行部の出席者にあわせた座席図を配布するようにしたところです。

2知事の提案理由説明要旨の傍聴者への配布につきましては,今回いただいた御意見を踏まえ,次回令和2年第4回定例会から配布できるよう準備させていただきたいと考えております。
今後とも,県民の皆様が傍聴しやすい環境等の整備に努めてまいります。

 

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 10【道路の水たまり】(知事へのたより)

意見の概要

先日,県道391号沿いのイオンタウン姶良のバス停を利用しましたが,道路に水たまりが出来ており,乗り降りがしづらく,荷物を持っている方はびしょびしょに濡れていました。
管理する振興局へ要望の電話をしたところ,雨の降る日に現場は確認されるとのことでしたが,大規模工事になる場合は予算の関係で補修できない可能性もあるとの回答で残念に思いました。
10月から姶良市ではコミュニティバス路線も延伸し,ますます利用する方が増えると思いますので,予算に関係なく,利用しやすい道路の維持管理をお願いします。

担当所属 道路維持課
対応・取り組み状況

御意見いただいた県道下手山田帖佐線のイオンタウン姶良前バス停付近については,現地を調査したところ,道路から排水施設への流入部分に土砂等が堆積し,雨水が流れにくい状況となってきていたことから,速やかに土砂等の撤去を行ったところです。
今後とも,定期的に道路のパトロールを行い適切な維持管理に努め,道路利用者の安全確保を図ってまいります。

 

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 11【野田女子高等学校の男女共学について】(知事へのたより)

意見の概要

9月の県議会で県立楠隼中学校・高等学校の共学化に関する知事の発言がありましたが,県立野田女子高等学校について,共学化への考えはありますか。
公立校での男女別学に問題があるのであれば,県立楠隼中学校・高等学校だけでなく県立野田女子高等学校も男女共学にすべきではないでしょうか。

担当所属 高校教育課
対応・取り組み状況

野田女子高等学校は昭和41年4月から家庭科単学科の女子校となり,現在は生活文化科,食物科,衛生看護科の3学科があります。これまでの卒業生は1万人を超え,地域の皆様の御支援や信頼をいただきながら,充実した専門教育活動を展開しているところです。
今後,野田女子高等学校の共学化については,県教育委員会において,学校や地域の要望,実情などを総合的に勘案したうえで,必要に応じて検討していくこととしております。

 

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 12【ドルフィンポート跡地利用について】(知事へのたより)

意見の概要

1ドルフィンポート跡地の利用について,国際会議も可能なコンベンションの検討を知事が表明されましたが,国際会議も可能なコンベンションの需要がどれほどあるのでしょうか。コンベンションセンターが出来ても,競争相手は,ニューヨーク,ドバイ,上海,香港など世界の大都市になります。九州の中で比較的成功している県もあるようですが,会議を呼ぶためのホテル誘致など苦労もあるようです。
また,新型コロナウイルス感染症の影響で国際会議もリモート開催される中で,国際会議を誘致するのは難しく思えます。また,誘致に動いても数年に1度呼べるかの現状では,赤字運営となる施設になるので再考をお願いします。
2また,本港区へのサッカースタジアム建設についても反対です。サッカースタジアムは基本的に赤字の施設です。海外ではチームがスタジアムを建設し,試合の日以外でも収益が出せるよう運営して高い収益を出しているスタジアムもありますが,予算と決裁に時間が掛かる行政ではできません。
施設単体で集客でき,近郊に競合がないような施設を作ったらと良いのではないかと思います。

担当所属 港湾空港課本港区まちづくり推進室,観光課,企画課スポーツ施設対策室
対応・取り組み状況

1ドルフィンポート跡地については,天文館エリアや鹿児島中央駅エリアとの回遊性を確保しつつ,鹿児島市と連携して,国際会議などを開催できるコンベンション機能や展示機能を備える施設の整備について検討したいと考えております。
国際会議などのコンベンションや,国際見本市,展示会などのイベントの開催は,新たなビジネス機会を創出し,都市の競争力・ブランド力向上にも寄与するとともに,主催者・参加者等の消費支出が,開催地域を中心に大きな経済波及効果を生み出すと言われています。このため,全国の都市で誘致活動が行われており,我が国においては,国際会議の開催や展示会の開催規模が増加・拡大傾向にあります。
本県は,コンベンション等の誘致にも役立つ豊かな自然・歴史・文化・食など多様な資源を有しており,受入体制が整えば,より多くのコンベンション等の誘致が可能となり,観光を含め広く本県の振興につながるものと考えています。
一方,新型コロナウイルス感染症の影響により,コンベンション等については,御指摘のように,バーチャルやリモート開催へのシフトも予想されているとともに,地域間の誘致競争も激化していることなどを踏まえ,今後,県民の皆様などから幅広く御意見をお聞きしながら,本県に必要なコンベンション機能や展示機能について検討したいと考えております。
2サッカー等スタジアムの整備については,鹿児島市において,平成29年3月に,サッカー等スタジアム整備検討協議会を設置し,整備の必要性や基本的な考え方,整備候補地等の検討を行うとともに,現在,候補地の絞り込み作業を行うなど,サッカー等スタジアムの整備に主体的に取り組まれているところです。
県としては,今後,同市の考えをお聞きしながら,対応してまいりたいと考えております。

 

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 13【核のゴミの最終処分場について】(知事へのたより)

意見の概要

新聞で北海道の「核のゴミの最終処分場」の記事を見ましたが,本県の南大隅町辺塚地区も候補地と言われ続けています。
知事は,核のゴミの最終処分場を本県に誘致する考えはないですよね。
これまでと同様に,本県には核のゴミの最終処分場は必要ない方針で進めていただきたいと思います。

担当所属 エネルギー政策課
対応・取り組み状況

今後の県政発展の基盤をしっかり作っていくためには,鹿児島の基幹産業である農林水産業や観光関連産業の更なる振興に取り組む必要があると考えており,本県においては,核のゴミの最終処分場を受け入れる考えはありません。

 

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 14【東九州自動車道と都城志布志道路をつなぐ高規格道路の建設について】(知事へのたより)

意見の概要

鹿児島県では,県内の東九州自動車道と都城志布志道路の未開通区間全線開通に向けて鋭意努力されていると思います。
将来,この両自動車道が全線開通した場合,曽於市(東九州自動車道の末吉財部インター付近)と都城市(都城志布志道路の五十町インター付近)間は距離が近いことから,この両区間をつなぐバイパス道路(高規格道路)を計画し,建設に向けて国や宮崎県と連携して整備をお願いいたします。
この区間のバイパス道路が開通することにより,鹿児島県と宮崎県間の移動時間や距離が短縮される効果があります。
すぐに整備は難しいと思いますが,当該バイパス道路を鹿児島県の将来的な道路整備構想に取り入れていただき,整備に向けて積極的な検討と取り組みをお願いします。

担当所属 道路建設課
対応・取り組み状況

東九州自動車道と都城志布志道路は,現在,国において東九州自動車道の鹿屋串良ジャンクションから県境間を,また,国,宮崎県及び鹿児島県において都城志布志道路の整備を進めているところです。
御提案いただいた東九州自動車道の末吉財部インター付近と都城志布志道路の五十町インター付近を結ぶ道路については,今後の道路計画の参考とさせていただきます。

 

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 15【公道の「白線」等を明確に塗れないかについて】(知事へのたより)

意見の概要

ほぼ毎日自動車を運転していると,横断歩道含め,公道の白線等が薄れたり完全に消えている箇所が余りにも多いと感じます。交通安全どころか運転しづらいです。
地理に不慣れな県外からの観光客や仕事関係で訪れる方はなおさらだと思います。
数年ほど前から極端に悪くなったように思いますが,白線等の整備は後回しになっているのではないでしょうか。
公道を整備したのであれば,道路の維持管理費は当然必要ですし,安全管理は管理者の義務だと思います。
特に,歩行者に近い路肩の白線が消えているのは致命的です。
夜間の運転時には白線のおかげで歩行者の認識がいち早くできるのですが,そこにも悪影響が出ています。
不鮮明な白線等は県内全域で見られますが,特に鹿児島市内はひどいと感じます。
昨年は二回ほど自家用車で福岡市内に行きましたが,本県内のような状況ではありませんでした。
県において,不幸な事故が発生する前に,白線等の現状を把握し,早い段階で改善されるよう願っています。

担当所属 道路維持課,交通規制課
対応・取り組み状況

県が管理する道路法上の道路(県道や主要地方道など)の車道中央線や車道外側線等の路面標示については県が,公道(広く公共一般に供されている道路)の交通規制に基づく横断歩道や停止線等の路面標示については県警察本部がそれぞれ管理しています。

1県管理道路における路面標示については,交通量の多い箇所など,緊急性の高い箇所から優先的に補修することとしており,今後とも警察と連携を図り,状況を把握しながら,道路の安全で円滑な交通の確保に努めてまいります。
なお,県管理道路についてお気づきの点がありましたら,最寄りの地域振興局等へ御連絡いただきますようお願いいたします。

2(交通規制に基づく横断歩道や停止線等の路面標示については,同本部から以下の回答がありましたので,お伝えします。)
御指摘のとおり,県内には横断歩道や停止線等の道路標示が薄いところがあることは承知しております。
このため,日頃の点検結果や調査結果に基づき各警察署と調整を行い,横断歩道や停止線等の補修に努めているところです。
県警では,今後とも県民の皆様の安全・安心のため,補修が必要な箇所の把握を行い,早期の補修に努めてまいりたいと考えておりますので,御理解いただきますようお願いいたします。

 

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 16【田舎のデジタル化への拡大】(知事へのたより)

意見の概要

世の中では,デジタル化や5G回線の推進など騒がれておりますが,県内の数箇所ではいまだに光回線も来ておりません。
市町村から,民間通信事業者へお願いしても利益が出ないところは予定すらない状況です。光回線が来てない地域では少しデータ量の多いものを開こうとしたら時間が掛かったり,固まったりします。
オンライン授業をしようとしても,パソコンが固まり不便です。
地方が社会のデジタル化の流れに取り残されないよう,県が動いてほしいと思いますので,よろしくお願いします。

担当所属 情報政策課
対応・取り組み状況

本県の光ファイバ利用可能世帯率は,平成30年度末で93.3パーセントと,全国平均の98.8パーセントと比べて低い数値となっています。
このため,県開発促進協議会を通じ,国に対し光ファイバの整備に向けた支援策の拡充を要望しておりましたところ,令和元年度から「高度無線環境整備推進事業」が創設され,現在,各市町村において計画的に,当該事業等を活用した光ファイバの整備が進められているところです。
引き続き,国や市町村,事業者と連携し,光ファイバの整備を促進してまいります。

 

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 17【県道長江柴建線の改良要望について】(知事へのたより)

意見の概要

県道長江柴建線の国道10号(霧島市福山町)から大隅北小学校(曽於市大隅町)の間は,一部区間のみ拡幅されていますが,拡幅されていない場所は,幅が狭かったり見通しも悪く,危険なカーブもあります。
特に福山町側から同道路を曽於市側に下り,菱田川の橋手前のカーブ付近は,杉が生い茂り,見通しが悪く,また,道路幅も狭いため事故発生の恐れもありますので,このカーブ付近の拡幅と樹木の伐採をお願いします。
また,この区間は,住民の生活道路であることから,計画的に全区間の拡幅とカーブカットの工事をお願いします。

担当所属 道路建設課,道路維持課
対応・取り組み状況

御意見いただいた県道長江柴建線の菱田川の橋(二重堀橋)手前のカーブについては,現地を調査したところ,杉の枝が繁茂してきており,見通しが悪い状態となっていることから,早急に枝の伐採を行ったところであり,今後とも定期的にパトロールを行い適切な維持管理に努めてまいります。
また,当カーブを含めた国道10号から大隅北小学校までの間,約2kmについては,急峻な地形もあり多額の事業費を要するほか,交通量や緊急性などを踏まえると,早期の整備は難しい状況であることを御理解ください。

 

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 18【鹿児島の観光地へのアクセスについて】(知事へのたより)

意見の概要

シルバーウィークに久々に鹿児島を車で旅行しましたが,観光地と観光地をつなぐ高速道路が無いためとにかく時間がかかりました。日本全国を車で旅行していますが,道路事情は鹿児島が間違いなくワースト1に感じました。
なぜ,霧島から指宿まで高速道路を通さないのでしょうか。
また,鹿児島市内から仙厳園に向かう二車線の道路で左側を走行していると,突然道が分かれて山手の方に行き,仙厳園に行けなくなるのに注意喚起する標識などがありませんでした。
また,当該道路の仙厳園へ向かう右車線は大渋滞が発生し全く動かない状況でしたが,何とか解消できないでしょうか。
それから,桜島フェリーに乗るための道路の混雑がひどいと思います。案内標識通りに行ったら航送車両入口に行くまでに時間がかなりかかりました。また,航送車両の車列はかなりの数の車が並んでいてなん時間待てば乗れるのか案内も無く,係員に聞いても分からないので答えが返ってきませんでした。同車列の並びも隙間なく詰めているため,時間が無くなり乗船をやめたくても身動きができない状態ですので,一列空けて並ぶようにするとかした方がいいと思います。
10年前に来た時から不便さは全く何も変わっておらず,鹿児島県は旅行者目線ゼロの街と感じました。
今後,観光地へのアクセスや桜島フェリーの混雑時の対応について対策を考えてください。

担当所属 観光課,道路建設課
対応・取り組み状況

御意見をいただきました,霧島から指宿までの高速道路については,現在,九州縦貫自動車道が鹿児島ICまで繋がっており,これに直結する形で,高速道路ではありませんが,鹿児島ICから指宿までを指宿スカイラインとして整備し,観光客の方々にも御利用いただいております。
また,渋滞対策や仙巌園へのアクセス,桜島フェリーの混雑時の対応については,道路や施設を管理する国及び鹿児島市とも情報を共有し,改善に向けた取組の参考とさせていただきます。
県では,県内の観光地に至る主要な道路の整備を進めるとともに,観光客の方々が迷うことなく目的地に到達できるよう,分かりやすい観光案内標識の整備に取り組んでおりますが,この度,不十分の旨の御意見をいただき,改めて,関係機関と連携を図りながら,観光客の方々の受入環境の整備,充実に努めてまいります。

 

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 19【単独世帯の中高年者への支援対策の考え方について】(知事へのたより)

意見の概要

40代以上の単身世帯の増加は,高齢化社会である日本の課題の一つであり,鹿児島県もその割合は高いと思います。また,本県は企業が少なく,労働に応じた賃金も低いです。リストラや退職を契機に生活困窮に陥りやすい50~70歳前後の単身者の現実を見据えた対策は進んでいるのでしょうか。
時的な困窮者が,早期に窮状を相談できて,一時的に支援を得られれば,さらに高齢期に至るまでの数年間は社会の担い手になれると思います。そこで,困窮者が這い上がれる方策を考えてみました。
1収入が無くなれば,住居費は負担になってしまいます。早々に公営住宅に入居できないでしょうか。支援があれば,資金や預金の活用ができます。
2短・中期的な再就労で,生活の立て直しが可能ではないでしょうか。現実的に働けて就労する意欲があっても,年齢で一括りにされると働く場所も無くなります。年齢に限らず,雇用機会を公平に提供し,求人募集を公開すべきだと思います。
3生活困窮者に対する就職や住宅の確保に必要な保証人制度の工夫はできないでしょうか。生活困窮者は,交際範囲が狭く,周囲の人も他者の援助が難しいことが多い状況です。
4参加できるコミュニティを開拓してはどうでしょうか。地域清掃のボランティアや,郊外であれば耕作放棄地を家庭菜園として利用するなど,行き場を作ればいいと思います。公共の場も一時的な交流の場になります。
全ての住民がそれぞれに支え合える社会を目指した公的支援のあり方や,施策の有効な運用を再検討し,住民への啓蒙がなされることを期待しています。

担当所属 住宅政策室,雇用労政課,社会福祉課,高齢者いきいき推進課
対応・取り組み状況

1では,住宅に困窮する低額所得者に対し,低廉な家賃で提供する県営住宅を整備してきており,収入基準等一定の要件を満たせば,年齢を問わず,単身者でも入居することが可能です。
県営住宅に入居するに当たっては,次のとおり空き家待ちの登録を行う必要があります。
鹿児島市内の県営住宅については,4月から9月までの間の入居を対象として毎年2月に,また,10月から翌年3月までの間の入居を対象として毎年8月に募集し,登録を受け付けております。
鹿児島市以外の県営住宅については,4月から翌年3月までの間の入居を対象として毎年2月に募集し,登録を受け付けております。
鹿児島市内の下荒田,下伊敷,谷山,紫原第一・第二の5団地を除く県内全ての県営住宅については,上記①,②の募集期間外にも随時登録を受け付けております。
なお,登録の時点で空き家があった場合,すぐに入居の案内が可能です。
上記①~③の空き家待ち登録を行っていても,対象の期間に入居できなかった場合は,再度,次の募集期間に空き家待ちの登録を行う必要があります。
このほか,社宅等に入居していて解雇等に伴い退去しなければならない場合,一時的な居住の場として最長1年間,単身者であっても県営住宅に入居が可能です。
次に,家賃については,収入(非課税所得を除く)に応じて徴収しておりますが,非課税所得を含めても世帯の収入月額が5万円以下の場合,減額できる取扱となっております。
また,保証人については,現時点では,入居者の家賃滞納の未然防止等の理由からお一人立てていただいておりますが,県営住宅が担う住宅セーフティネットとしての役割を踏まえるとともに,引き続き,他県の取扱い等も参考にしながら,その在り方について検討してまいります。

2県では,労働局など国の機関や関係機関と緊密な連携を図りながら,高年齢者が意欲と能力がある限り,年齢に関わりなくいきいきと働ける「生涯現役社会」の構築に向けて環境を整えるため,①各地域のシルバー人材センターにおける労働者派遣や職業紹介,②ハローワークの生涯現役窓口等における個別相談(職業紹介を含む)や合同面接会,各種セミナーの開催等の就労支援のほか,③高年齢者雇用安定法の周知,④特定求職者雇用開発助成金の普及啓発に努めているところです。
また,ハローワークにおいては,施設内の端末機,窓口,ハローワークインターネットサービスを通じて募集されている求人内容について閲覧等することが可能となっております。

3県や地域の福祉事務所,社会福祉協議会では,生活にお困りの方を対象に,生活困窮者自立支援制度などにより,自立を目指した支援を行うとともに,御相談を承っております。
同制度においては,直ちに就労が困難な方に対して,1年を超えない期間,プログラムにそって一般就労に向けた基礎能力を養いながら就労に向けた支援や就労機会の提供を行う「就労準備支援事業」や,離職などにより住居を失った方,または失うおそれの高い方に対して,就職に向けた活動をすることなどを条件に,一定期間家賃相当額を支給する(保証人不要)「住居確保給付金支給事業」などを行っております。
なお,「就労準備支援事業」を実施していない地域もありますので,詳しくは地域の福祉事務所にお問い合わせください。

4高齢者の社会参加は,介護予防・健康づくりの側面からも重要であることから,県では,高齢者を含むグループが行う互助活動や地域貢献活動などについて,地域商品券等に交換できるポイントを付与する事業を,市町村を実施主体として実施することで,元気な高齢者が生活支援や地域活性化の担い手として活躍する地域づくりに取り組むとともに,高齢者が参加できるコミュニティの形成を促進しています。
また,市町村においても,それぞれの地域の実情に応じ,体操などの運動,会食,茶話会,認知症予防,趣味活動など様々な活動を公民館等で多数展開し,住民同士の交流を図っています。

 

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 20【作業療法士などの教育現場での活用について】(知事へのたより)

意見の概要

鹿児島県でも肢体不自由児特別支援学級や特別支援学校で,作業療法士などの専門職員を教育現場にも導入し,教育の充実を図ってくださるようお願いします。

担当所属 義務教育課特別支援教育室,障害福祉課
対応・取り組み状況

特別支援学校における児童生徒の指導・支援については,その障害の状態等により,必要に応じて,専門の医師その他の専門家の指導・助言を求めるなどして,適切な指導を行うものとされています。
現在,特別支援学校では,児童生徒の日常生活や作業上の動作,摂食動作などの指導については,作業療法士等からの助言をいただきながら行っているところです。
児童生徒の障害の状況は日々変化することから,指導方法等についても不断の見直しを行っていくことが大切であると考えており,県教育委員会としては,作業療法士等をはじめとする専門家の方々から助言等を受ける回数を増やしたり,研修の方法を工夫するなどして,特別な支援を必要とする児童生徒の指導の充実を図ってまいります。

 

 

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